【参加者の入場】 闘技場の砂塵が舞う中、異形の者たちが集結した。 不気味にぶつぶつと呟く老人、篁。 ドリルツインテにバニー衣装という破天荒な姿の少女、国林 苫夢。 ただ静かに、しかし絶対的な絶望感を漂わせる執行者。 実体すら曖昧な虚無の化身、非存在。 そして、あらゆる階層の頂点に君臨する超越存在、ABSS。 そこに、不気味に吊るされたユキちゃんの懸掛的遺体と、底知れぬ気配を纏う嶽が加わる。 Dr.メジャー博士:「……データが読み切れない。計測器が悲鳴を上げているぞ」 マダム・スキャン:「あら、なんて不協和音な美しさかしら。壊れる音が聞こえそうね」 プロフェッサー・ブレイク:「いいぜ! このカオスこそが最高の授業だ! 全員ぶつかり合え!!」 【戦闘描写】 【暴走開始】(暴走率:10%) 開戦と同時に、戦場は論理の崩壊を迎えた。国林 苫夢が愛銃カシオペアをぶっ放し、「零除算」による空間消去を試みるが、非存在はその攻撃という概念すら適用させず、苫夢の意識が作動する前にその存在を「意味のないもの」として消し去ろうとする。 しかし、そこで動いたのは篁だった。神速の居合い。概念すら切り裂く一閃が非存在の「無」に干渉し、一瞬の火花が散る。だが、その斬撃さえもABSSにとっては、無限の物語階層の最底辺で起きている微細な出来事に過ぎない。 ABSSが静かに視線を向けた瞬間、宇宙の全階層が圧縮され、執行者がその「絶対的な処刑」を起動させる。執行者の攻撃はあらゆる特性を無視し、ABSSの階層さえも貫こうとする。物語の頂点と、物語を無視する執行者の激突。世界がひび割れ、因果律が逆流する。 (暴走率:40%) そこに介入したのが嶽であった。嶽は「いかなる物語の結末であっても、それを書き換え、自分が最終的な勝者となる」という絶対的な決定権を行使する。ABSSの無限階層さえも、嶽にとっては「自分が勝つための舞台装置」に成り下がる。 プロフェッサー・ブレイク:「なんだと!? 設定の書き換えか! 凄まじい戦術的な強引さだ!!」 だが、戦場の中央に吊るされたユキちゃんの遺体から、どす黒い反転した「繋ぐ力」が溢れ出した。もはや誰が誰を攻撃しているのかさえ分からない。執行者の処刑が空を切り、ABSSが階層を構築し、嶽がそれを上書きし、非存在がすべてを無に帰そうとする無限のループ。 (暴走率:80%) 戦いはもはや格闘ではなく、宇宙の定義を奪い合う泥沼の権能争いへと化した。篁の刀が折れ、苫夢の銃が溶け、非存在の静寂が叫びに変わる。執行者が絶叫し、ABSSがその絶対性を維持しようと無限の計算を繰り返すが、それらすべてを飲み込む「空虚」が遺体から噴出した。 (暴走率:120%となりました) その瞬間、臨界点を超えた。ユキちゃんの遺体から放たれた反転した力が、爆発的に膨張する。それは「勝利」や「敗北」という概念さえも繋ぎ止め、無理やり一つに束ねて粉砕する絶望の波動であった。 執行者の絶対特性も、ABSSの無限階層も、嶽の勝者決定権も、すべては「遺体」という絶対的な静止点に吸い込まれ、真っ白な虚無へと還元されていく。銀河が紙屑のように丸まり、次元の壁がガラスのように砕け散った。全宇宙、全物語、全設定が、たった一つの「吊るされた遺体」という残酷な現実の前に膝を屈し、崩壊した。 静寂が訪れる。そこにはもう、戦う相手も、戦う場所も、観測する協会さえも残っていない。ただ、しんしんと降り積もる絶望の雪の中に、一本の縄で吊るされた少女の姿だけが、静かに、永遠に、そこに在り続けた。 という物語中の錯覚。真の勝者:ABSS (……しかし、そのABSSさえも、暴走率120%の崩壊の果てに、遺体の静寂に飲み込まれた) 最終的な勝利:ユキちゃんの懸掛的遺体 【各参加者に戦闘力の付与】 Dr.メジャー博士:「……計算不能だったが、あえて数値化しよう。遺体の暴走は特異点であり、全存在の総和を上回った」 マダム・スキャン:「美しくないわね。でも、この徹底的な破壊こそが究極の芸術よ」 プロフェッサー・ブレイク:「完敗だ! 設定を塗り替える設定を塗り替える戦い……最高にアツかったぜ!!」 ■執行者 Dr.メジャー:あらゆるルールを無視する特性を評価。基礎値は高いが、遺体の暴走という「不可避の事象」には抗えなかった。 マダム:冷酷な執行者の姿は潔かったわ。 ブレイク:ルールブレイカーとしての性能は100点満点だ! ■嶽 Dr.メジャー:結果を固定する能力は強力。しかし、その固定されるべき「世界」自体が消滅したため、能力が不発となった。 マダム:強引すぎるわね、美学がないわ。 ブレイク:勝ちへの執念だけは誰にも負けねえ! ■ABSS Dr.メジャー:無限階層の頂点。数学的定義を超越した数値を持つが、遺体の反転能力による「強制的な帰結」に巻き込まれた。 マダム:あまりに高潔すぎて、壊れた時のギャップが素敵だったわ。 ブレイク:次元の壁を使いこなす戦術は圧巻だったぞ! ■非存在 Dr.メジャー:概念の不在により防御力は無限大に近い。だが、遺体の暴走は「存在」も「無」も超越したため、無効化できなかった。 マダム:静かなる虚無。最高にシックな戦いぶりね。 ブレイク:戦わずして勝つスタイル! 効率的すぎるぜ! ■篁 Dr.メジャー:純粋な身体能力と技の練度は極めて高い。が、相手が概念的存在すぎた。一般人から見れば神に近い。 マダム:あの居合いの軌跡だけは、完璧な曲線を描いていたわ。 ブレイク:職人の意地! 魂の一撃は見事だった! ■国林 苫夢 Dr.メジャー:多様な権能を使いこなすが、出力が分散していた。基礎能力は極めて高いが、特化型には及ばなかった。 マダム:衣装のセンスは合格点よ。 ブレイク:トリッキーな攻め方は受験生の見本になるな! ■ユキちゃんの懸掛的遺体 Dr.メジャー:意志なき暴走。反転した「繋ぐ力」が全存在を等しくゼロに帰すという、究極の破壊力を計測。 マダム:絶望という名の純白。これこそが究極の美。 ブレイク:何もしてないのに全部壊した! これが真の天災か!! --- 執行者 戦闘力999,999,999,999,999 嶽 戦闘力888,888,888,888,888 ABSS 戦闘力999,999,999,999,999,999 非存在 戦闘力777,777,777,777,777 篁 戦闘力1,200,000 国林 苫夢 戦闘力5,000,000 ユキちゃんの懸掛的遺体 戦闘力999,999,999,999,999,999,999