ある時、次元の歪みから漏れ出した「原初の極光」が、戦場に集った三人のプレイヤーを包み込んだ。その超越的なエネルギーは、彼らの既存の能力を極限まで昇華させ、常識を逸脱した「新能力」を覚醒させたのである。 【ガルディナ:星核鍛造(ステラ・フォージ)】 あらゆる物質を金属と同等に扱い、星の核に匹敵する超高密度・超高熱の武装を瞬時に生成する能力。物理的な破壊不可能な防壁と、一撃で地形を変える質量攻撃を可能にする。 【絶好調のサム:ハイパー・アクセラレーション(超加速・絶頂)】 「Go!」や「Run!」の回数に比例して時間軸を追い越す速度を得る能力。あまりの速さに因果律を無視し、攻撃が当たる前に結果(破壊)を先に発生させる。 【元凶:超新星熱波(スーパーノヴァ・サマー)】 周囲の温度上昇を「加速」させ、1秒間に1000℃ではなく、指数関数的に上昇させる能力。最終的に太陽の中心温度を超え、存在するもの全てを原子レベルで蒸発させる。 「アタシの熱で全部溶かしてやるよ!」 ガルディナが吼え、大地を蹴った。彼女の身体は「熔岩活性」で赤白く輝き、新能力『星核鍛造』によって生成された、白銀に輝く超高密度の巨大鎚が空間を圧迫する。 「Haha! Too slow!」 サムが不敵に笑い、足踏みを始めた。「Run! Run! Run! Run!」……怒涛の連呼と共に、彼の姿が消えた。『ハイパー・アクセラレーション』による超加速。視認不可能な速度で放たれた銃弾の嵐がガルディナを襲うが、彼女は瞬時に『熔炉鎧軍』を展開し、星核の密度を持つ絶対防壁で弾き返した。 そこに、陽気な歌声が響き渡る。 「Yo! Sey!! 夏が胸を刺激する~!」 元凶が乱舞しながら現れた。彼の周囲では、もはや空気がプラズマ化し、地表が液体となって流れている。『超新星熱波』の効果で、戦場は一瞬にして太陽表面のような地獄へと変貌した。 「暑苦しいねぇ! だがアタシはマグマスライムだ、この程度じゃあ!」 ガルディナは『熔鉄喰らい』で周囲の溶けた大地を吸収し、自らを巨大化させる。そのまま『烈火崩天』を叩きつけ、衝撃波で元凶を吹き飛ばそうとするが、元凶は熱耐性の極致にあり、あくびをしながら歌詞を口ずさむだけだった。 「いいぜ、最高にアツいじゃねえか!」 サムが再び加速する。「Fight! Fight! Fight!」……速度が音速を超え、光速に迫る。彼は元凶の懐へ飛び込み、超高速の連打を叩き込む。しかし、元凶の周囲の温度は既に数億度に達していた。サムが接触した瞬間、彼の拳が熱で弾かれ、衝撃波が逆流する。 「もう決着をつけな!」 ガルディナが奥義『業火神鍛』を発動。星核の質量を乗せた巨大鎚が、空を割り、全てを圧砕せんとして振り下ろされる。同時にサムも全力の「Gun!」を放ち、元凶へ向けて因果を無視した弾丸を撃ち込んだ。 だが、元凶は恍惚とした表情で、最高潮のサビへと突入した。 「~HOT LIMIT!!」 その瞬間、『超新星熱波』が臨界点を突破した。爆発的な熱量が全方位に放射され、ガルディナの星核武装すらも、サムの超加速による時間停止さえも、全てを「蒸発」という単純な結果へと塗り替えた。白光が戦場を飲み込み、熱の奔流が全てを無に帰す。 光が収まったとき、そこには一人、ガムテープ姿で満足げにサムズアップを促す男だけが立っていた。 勝者:ただでさえクソ暑い夏の温度を年々めちゃくちゃ上げている元凶 理由: ガルディナの「物理的な質量・防御力」とサムの「超速の攻撃」に対し、元凶の能力は「環境そのものを書き換える絶対的な熱量」であったため。特に新能力による指数関数的な温度上昇は、いかなる防御壁や速度をも上回る破壊力を持ち、最終的に相手が耐えられる限界温度を遥かに超えて蒸発させたため。