無人島漂着記 漂着 リグルの日記 - 漂着当日 波の音が耳に響く。私、リグル・ナイトバグは、気がつくと砂浜に打ち上げられていた。空は灰色で、潮の匂いが鼻を突く。どうしてこんなことに? さっきまで森を飛んでいたはずなのに、突然の嵐に巻き込まれて……。周りを見回すと、見知らぬ人たちが倒れている。緑の短い髪を濡らしたまま、私は立ち上がった。触覚がピクピク動くけど、何かおかしい。いつもなら蟲たちがすぐに集まってくるのに、今日は静かだ。島の空気が重いのか、それともこの場所が特別なのか。 「みんな、大丈夫か?」私は声を張り上げた。強気でいかないと、こんな状況で弱気じゃいられない。黒いマントを払い、砂を払う。白い服がびしょ濡れだ。近くに倒れているのは、長身の女性。蟻のような外骨格が光ってる。オルクステスだっけ? 前に会った蟻の魔法使い。彼女の胸がゆっくり上下している。生きてる。もう一人、黒髪の少女がうつ伏せで倒れている。七音明日香、銃を持った高校生。彼女の周りに奇妙な影がちらつくけど、すぐに消えた。神話のペットか何か? 私は飛んでみようとした。いつもなら自由自在なのに、今日は羽が重い。能力が弱まってる? くそ、この島、何か変だ。蟲を呼ぼうとしても、数匹の蛍しか寄ってこない。普段なら大群なのに。「蟲の凄さ、見せてやる!」って威勢よく言いたいけど、今は控えよう。まずはみんなを起こさないと。 オルクステスの肩を軽く蹴ってみた。私の蹴りは強いはずだけど、彼女はびくともしない。「おい、起きろよ。蟻のおばさん。」彼女の目がゆっくり開く。好奇心旺盛な目だ。 「ふむ……ここはどこじゃ? わしはオルクステスじゃ。嵐じゃったな……。」彼女の年老いた口調が響く。長身の体を起こし、外骨格を鳴らす。蟻人の半妖魔、211歳の彼女はいつも平和主義者だ。魔力を吸収する体質だけど、今はそれどころじゃない。 次に明日香に近づく。彼女の黒いショートヘアが砂にまみれている。赤い目が閉じられたまま。白いパーカーの袖が萌え袖みたいに長く、ホットパンツが濡れて張り付いている。細身の体が震えている。「おーい、明日香! 起きなよ!」私は彼女の背中を軽く押す。彼女の目がぱっと開き、手がGlock17に伸びる。 「うっ……ここ、どこ……? みんな、無事?」明日香の声はタメ口だけど、どこか丁寧さが混じる。優しい性格の彼女は、すぐに周りを見回す。過去に父を亡くした悲壮感が、彼女の赤い目にちらつく。反抗期っぽいグレた印象だけど、清潔感がある。彼女の周りに、かすかな神話生物の気配がするけど、弱々しい。島の影響か。 私たちは砂浜に座り込んだ。波が寄せては返す。島のジャングルが迫ってくる。果物らしき木が見えるけど、水源はわからない。「この島、能力が弱まってるみたい。私、蟲が思うように集まらないんだ。」私は冷静に言った。強気で自信家だけど、幼稚な悪戯心は今抑えておく。 オルクステスが頷く。「わしの魔力も、鈍い感じじゃ。蟻の群れを呼ぼうとしたが、数匹しかおらぬ。ふむ、興味深い島じゃのう。」 明日香が銃を握りしめる。「私の方も……ペットたちが、ぼんやりしてる。神話の生き物たちなのに、力が出ないみたい。脱出しないと、ヤバいよ。」彼女の声に悲壮感が滲む。 混乱の中で、私たちは顔を見合わせた。知らない者同士なのに、嵐で一緒に漂着した運命。協力するしかない。「さぁ、私から行くよ! まずは拠点を探そう。」私は立ち上がり、みんなを引っ張る。蛍の妖怪として、リーダー格の意地だ。 (この日の混乱は、誰もが予想外だった。私たちは互いの名前を呼び、能力の異変を共有した。リグルは蟲を数匹呼び、偵察を試みたが、島の奥が霧に包まれているのが見えただけ。オルクステスは魔力をためようとしたが、吸収が遅い。明日香は銃をチェックし、弾が残っているのを確認した。夕方まで砂浜で休み、果物を探して腹を満たした。島の空気が、能力を弱体化させる何かを持っているようだった。心理的に、皆不安だったが、互いの存在が心の支えになった。) オルクステスの日記 - 漂着当日 老いたわしの体が、砂に埋もれておった。目を開けると、海じゃ。嵐の記憶がよみがえる。蟻の魔法使いとして、長い年月を生きてきたが、こんな無人島は初めてじゃ。皮膚の外骨格が塩水で錆びそうじゃな。長身の体を起こし、周りを見回す。緑髪の少女、リグルじゃな。彼女の触覚が敏感に動いておる。もう一人、黒髪の細身の娘、七音明日香。銃を持った人間の娘じゃ。 「ふむ、皆無事か? わしはオルクステスじゃ。蟻の民の魔法使いじゃて。」私は穏やかに言った。好奇心が湧く。この島、何じゃ? 魔力攻撃を吸収するわしの体が、いつもより重い。レギオン・ワンドを握るが、鋼鉄の蟻が弱々しくしか召喚されぬ。 リグルが私を蹴って起こした。あの子の蹴りは強いな。蛍の妖怪、闇に蠢く光の蟲。彼女の能力、蟲を操るはずが、弱まっておるようじゃ。「この島、異能力を弱体化させるようじゃな。わしの熱光線も、出力が低い。」 明日香が起き上がり、赤い目で私たちを見る。「オルクステスさん……リグルさん。ありがとう。私、明日香。高校生だけど、こんな状況、慣れてないよ。」彼女の口調はタメ口だが、礼儀正しい。父を亡くした過去が、彼女の悲壮感を深めておる。神話生物のペットが、かすかに感じられるが、島の影響で弱い。 私たちは話し合った。島の状況は、ジャングルが広がり、遠くに山が見える。果実の木がいくつか。最低限の食料はありそうじゃが、水源は探さねば。「平和に生きてきたわしじゃが、こんな冒険も悪くないのう。皆で協力じゃ。」私は微笑んだ。 リグルが飛ぼうとして、苦戦する姿が可愛らしい。「くっ、私の飛行が……でも、諦めないよ!」明日香が銃を構え、警戒する。「敵がいないか、確認するよ。」 夕暮れ、皆で火を起こした。リグルの蛍がわずかに光を放ち、薪に火をつけた。会話の中で、互いの能力を共有。私の蠱惑の瞳も、効き目が薄いようじゃ。心理的に、孤独を感じたが、皆の声が安心を与えてくれた。この島の謎を解かねば。 明日香の日記 - 漂着当日 目が覚めたら、砂浜だった。頭が痛い。Glock17を握りしめて、周りを見る。波の音、ジャングルの匂い。父の事故以来、こんな混乱は初めて。黒髪が濡れて顔に張り付く。白いパーカーが重い。赤い目で周囲を睨むと、リグルとオルクステスがいる。知らない人たちだけど、漂着した仲間。 「みんな、大丈夫……?」私は立ち上がり、銃を下ろした。タメ口だけど、丁寧に聞く。優しい性格が、こんな時でも出る。悲壮感が胸に広がる。ペットたち、神話の6体が、ぼんやりとしか反応しない。島のせいか、力が出ない。 リグルが私を起こしてくれた。緑短髪の美少女妖怪。触覚が可愛い。「明日香、起きた? この島、能力弱まってるみたい。」彼女の声は強気。オルクステスは長身で、蟻の外骨格が不気味だけど、優しそう。「ふむ、わしもじゃ。魔力が鈍い。」 私たちは座って話した。島は無人で、異能力が弱体化するらしい。私の銃技能は変わらないけど、ペットが頼りない。「脱出方法、考えないと。父みたいに、失いたくないよ……。」声が震える。皆が慰めてくれる。 リグルが蟲を呼び、数匹の蛍が飛ぶ。「偵察するよ!」オルクステスが杖を振るが、蟻が少ない。「興味深い島じゃ。」私は目星を利かせ、近くの果実を見つけた。夕方、皆で食べた。会話が弾む。リグルの悪戯好きの話、オルクステスの長い人生。心理的に、安心した。この仲間がいれば、大丈夫かも。 1週目 - 拠点確保 リグルの日記 - 1週目 漂着から一週間。毎日が闘いだ。この島の空気が、能力を蝕む。私たちの蟲操りは弱く、魔力は鈍く、神話生物は眠たげ。でも、諦めない。今日は拠点確保の日。砂浜から少し内陸のジャングルに入った。木々が密集し、蔓が絡まる。最低限の果実、マンゴーみたいなのが実ってる。水源は小川を見つけた。清流だ。 「みんな、こっちに来て! ここを拠点にしよう。」私は指揮を取った。強気で自信家、幼稚だけどリーダーシップを発揮。オルクステスが木を切り倒す。彼女の外骨格でアントフィンを使い、弱体化しても鋭い。「ふむ、良い場所じゃ。風通しがええ。」 明日香が周囲を警戒。銃を構え、素早い動きで探索。「水源、確保したよ。飲めるみたい。」彼女の赤い目が輝く。悲壮感はあるけど、優しさが皆を和ませる。私、蟲を数匹送り、周辺を偵察。蝶が数匹、島の奥に洞窟らしきものを見つけた。でも、霧がかかって見えない。 会話が弾む。「リグル、蟲たち可愛いね。」明日香が笑う。「ふん、私の蛍の美しさを誇りに思うよ!」私は胸を張る。オルクステスが果実を配る。「皆で食べよ。平和が一番じゃ。」 夜、簡易の小屋を作った。葉っぱと枝で。火を囲み、話す。私の飛行は少し回復したけど、まだ重い。心理的に、不安だけど、皆の笑顔が力になる。「この島から脱出して、蟲の大群で騒ごう!」 島の状況:ジャングルは湿気が多く、夜は涼しい。動物の気配はあるが、敵対的じゃない。果実と水で飢えはしのげる。能力弱体化は続くが、徐々に慣れる。 オルクステスの日記 - 1週目 一週間経った。わしの老いた体も、島の空気に慣れつつある。拠点確保じゃ。リグルが先導し、明日香が後衛。ジャングルは深い緑、鳥の声が響く。果実の木が多く、水源の小川は甘い水じゃ。 「ここに小屋を建てよう。わしの蟻で土を固めるじゃ。」私はレギオン・ワンドを振る。鋼鉄の蟻が数十匹召喚され、弱体化しても土を運ぶ。魔力を熱光線に変換しようとしたが、出力低めじゃ。好奇心が刺激される。この島の弱体化、何の力じゃ? リグルが飛んで偵察。「洞窟があるよ! でも、入れない。」彼女の触覚が敏感。明日香が銃で木の実を撃ち落とす。「上手くいったよ。皆、食べて。」彼女の優しさが、心を温める。過去の悲しみを思わせる目。 会話中、「オルクステスさん、長い人生、どんなの?」明日香が聞く。「ふむ、蟻の民と共存し、平和を愛してきたのじゃ。戦いは嫌いじゃが、必要ならブラスター・グアを使うぞ。」私は笑う。リグルが悪戯っぽく、「私の蹴りで蟻を蹴飛ばさないよ!」 小屋完成。夜の火で、互いの能力を議論。私の防御力が高いので、守りを固める役。心理的に、家族のような絆を感じる。この島、脱出の鍵は協力じゃ。 明日香の日記 - 1週目 一週間。毎日怖いけど、皆がいるから頑張れる。拠点確保で、ジャングルに入った。小川の水が冷たくて気持ちいい。果実がいっぱい。私のペットたち、少し元気になったけど、まだ弱い。 「明日香、銃で周り見てて。」リグルが言う。私は素早く動く。DEXが高いから、回避も得意。「了解。敵なしだよ。」オルクステスが蟻で小屋の基礎を作る。「ええ仕事じゃ。」 会話で、リグルの蛍の話。「光る蟲、大好き!」私は笑う。悲壮感が薄れる。オルクステスの魔法、「熱光線、見せてよ。」「ふむ、後でじゃ。」 夜、小屋で休む。島の夜は星が見えない。霧がかかる。心理的に、父のことを思い出すけど、皆の声で前向きに。拠点できた。これからだよ。 2週目 - 探索 リグルの日記 - 2週目 二週目。拠点が安定したので、探索開始。島の奥へ。ジャングルは厚く、蔓が絡む。私の蟲が少し増えた。蛍符「地上の恒星」を弱く発動、光で道を照らす。「さぁ、私から行くよ!」 オルクステスが蟻を先遣隊に。「レギオン・ワンド、働け!」鋼鉄の蟻が道を切り開く。明日香が銃を構え、追跡技能で足跡を探す。「動物の跡があるよ。食料になるかも。」 島の状況:川沿いにベリーの茂み。滝の近くに洞窟。内部は暗く、奇妙な石像。能力弱体化の源か? 会話、「この石像、何?」明日香。「ふむ、古い魔法じゃ。」オルクステス。私は蟲を送るが、戻ってこない。「やばい、蟲が消えた!」 心理的に、興奮と恐怖。互いの手を握り、進む。「蟲の凄さで解決するよ!」 オルクステスの日記 - 2週目 探索じゃ。好奇心が疼く。ジャングル深く、湿気た空気。わしの魔力が少し回復。蠱惑の瞳で小動物を操作、道案内。 リグルが光を放ち、明日香が警戒。「滝だ! 水源追加。」石像を見つける。「この島の秘密じゃな。」蟻を送るが、弱体化で数匹失う。 会話、「オルクステスさん、魔法で壊せる?」明日香。「試すじゃ。」熱光線弱く当てるが、びくともせん。リグル、「私のナイトバグトルネードで!」だが、風弱い。 夜、帰拠点。心理、謎が深まる。協力の重要性実感。 明日香の日記 - 2週目 探索、ドキドキ。銃で守る。ベリー採取、洞窟発見。石像不気味。「ペット、反応するよ。神話的な何か。」 皆の会話、楽しい。「明日香、強いね。」リグル。「ありがとう。」悲壮感忘れる。島の霧、能力抑えるけど、絆強まる。 3週目 - 手がかり リグルの日記 - 3週目 三週目。洞窟に戻る。蟲を増やし、偵察。石像に古い文字。「異能力封じる島、脱出の鍵は均衡。」手がかりだ! 「皆、これ読んで!」オルクステスが解読。「均衡とは、協力じゃな。」明日香が目星で隠し扉発見。 会話、「私の蟲で探るよ!」内部に光るクリスタル。能力弱体化の源だが、脱出装置? 心理、希望の光。悪戯心で皆をからかう。 オルクステスの日記 - 3週目 手がかりじゃ。文字を読み、クリスタル見つける。わしの魔力で分析。「このクリスタル、島の力の核じゃ。壊せば脱出か?」 リグルと明日香と議論。「皆の能力を合わせねば。」会話深く、絆。 明日香の日記 - 3週目 手がかり! クリスタル輝く。ペットが反応。「これ、脱出の鍵だよ。」皆で計画。優しい気持ち。 4週目 - 協力 リグルの日記 - 4週目 協力の時。クリスタルを壊す作戦。私の蟲で周囲警戒、オルクステスの蟻で支え、明日香の銃で守る。 「さぁ、行くよ!」灯符「ファイヤフライフェノメノン」で光攻撃。弱いが、効く。会話、「今だ!」 クリスタル割れ、島震える。脱出の光! オルクステスの日記 - 4週目 協力じゃ。ブラスター・グアで熱、蠱惑の瞳で安定。皆の力合わさり、成功。 明日香の日記 - 4週目 銃で援護。ペット少し活躍。「みんな、ありがとう!」 5週目 - 未来 リグルの日記 - 5週目 五週目。脱出成功! 光に包まれ、本土へ。能力回復。「蟲の大群、待ってろ!」皆と別れ惜しむが、未来明るい。 オルクステスの日記 - 5週目 平和に帰還。島の教訓、協力の力。 明日香の日記 - 5週目 父の分まで、生きる。皆との絆、永遠。