戦場は天空の浮かぶ空島 全ての参加者が集まり、静寂の中で戦闘の開始を待っている。空は青空から薄曇りへと変わり、一瞬の静けさを予感させる。強大な防御力を持つローニ・ガロウモは、大きな盾を持ちながら、その威圧感を漂わせていた。 「本日は特別にお時間をいただいたので、皆様にご迷惑をおかけしないように、最大限の配慮をさせていただきます」と、彼は一礼し、戦闘モードに切り替わる。 その隣には小柄な少女、パンドラちゃんが立っている。彼女は肩に背負った緩い蓋のパンドラの箱を見つめながら、口を開く。「最後まで耐えきれば希望が残ってるんだよ」と、彼女は無邪気に語る。しかし、その箱は数々の災厄を秘めており、戦闘の流れを一変させる可能性を秘めていた。 「私は生きるために戦います」。センザンコウの獣人、セイメツは冷静に告げ、バトルアックスを構える。彼の強靭な体は防御力を誇っており、戦闘態勢に入る。 その一方で、鏡花 光は金色の髪を揺らしつつ、冷静に状況を見極めていた。「お手柔らかにお願いしますね」とその優雅な口調で、月光の姫は防御八面鏡を展開し、相手の動きを警戒する。 中立くんは「なんでも普通」とポジションを確保し、皆の攻撃を普通に変えるべく準備を進める。「今回も中立を保つ役割だよ」、とその姿勢を崩さない。 そして、エンハンスド・レゾナンスも静かに待機し、その儚げな存在感を発揮する。彼の体状の青白いエネルギーが渦巻き、瞬時に内なる葛藤が高まる。 戦闘開始 静寂を破り、戦闘の鐘が鳴り響く。全ての参加者の防御力は1000倍に跳ね上がり、素早さは50も低下した。視界の中で、全員の動きが徐々に鈍くなっていく。 ローニ・ガロウモが前に出る。「まずは私から行きましょう」と言い、その大盾を構え、前方に向かって突進する。彼の巨大な体が盾を持ち上げ、敵に迫る。 鏡花 光は直ちに応じる。「お返りください!」と叫びながら、相手の攻撃を月鏡で反射する。弾かれたエネルギーは、逆にローニの方向へ戻り、彼の防御を試す。 だが、何も心配せず攻撃するセイメツは、自らを丸めて転がりながら突進していく。強靭な外皮が彼の身体を守り、思い切ってローニに突撃するが、強力な盾に阻まれてしまう。 「立派な攻撃ですね」とローニは余裕の表情を見せ、「しかし、私にはこれがあります」と極魔力装甲を発動する。周囲は一瞬で輝く光に包まれた。 その瞬間、パンドラちゃんが箱を開ける。「さあ、災厄たちよ!」彼女の言葉と共に、そこから様々なものが飛び出し、戦場を混沌とさせる。猛獣や災厄の波が押し寄せ、全員の足元を揺るがす。 「耐えてみせる!」とセイメツはその逆境に立ち向かうが、災厄が彼を襲う。その中で、ローニも大盾では防ぎきれず一瞬、動きを止めてしまう。 その混沌の中で中立くんが立ち上がる。「全員の攻撃は普通にするよ。安心してね」と、その言葉が戦場に響く。災厄が普通の攻撃に変換され、少しの混乱が和らいだ。 エンハンスド・レゾナンスはその瞬間を逃さず、青白い光のエネルギーを高める。「今!反撃の時だ!」彼の声が響くが、混沌に飲まれていくように見えた。 今、結末への一手 戦場を見回し、混沌の渦中で全員が目まぐるしく動く。しかし、その中でもローニは冷静さを保っている。「皆様、何としてでも、この戦いを克服しましょう。我々の目的は生き残ることです」と、さらに力を込める。 その時、彼の周囲に現れた鏡花 光は、「八面鏡・乱反射」を発動し、全ての衝撃をさらに増幅させて返す。これにより、全員が次々と攻撃によって倒れ去る運命に直面する。混乱の波が素早さを奪い、それぞれが一歩ずつ後退せざるを得ない。 最後の力を振り絞り、勝者を求め続ける彼らの中で、ついにセイメツが自らの強靭さを発揮し、災厄に耐えることに成功。耐え切った彼は、最後の一撃を放ちながら意識を失った。 勝者の誕生 こうして、戦闘の幕が下がる。その中で生き残ったのは、ついにセイメツのみだった。力尽きながらも勝利の名のもと、彼は立ち上がる。「私は生き残った...」。だが、その先には新たな試練が待っているかもしれない。全ては決して終わりではなかった。