混沌の三つ巴戦:トンデモガエル vs フリーザ vs エレキプリンセス 第一章:出会いと火蓋 荒涼とした惑星の荒野に、三つの異様な影が交錯していた。まず現れたのは、トンデモ村から飛び出してきたという巨大な蛙、トンデモガエルだ。体長は数メートル、緑色の肌が陽光に輝き、目玉がぴょこぴょこ動いている。「ボクは元気ケロ🐸 雨は好きケロ🐸 歌も得意ケロ🐸 みんな、よろしくケロ🐸」と、のんびりとした声で自己紹介を始めた。まるでピクニックに来たような雰囲気で、周囲の岩に腰を下ろし、突然土から野菜を引っ張り出してかじりつく。空気を読まず、愉快な村人の習性そのままに。 そこへ、冷たい風が吹き抜け、白い肌に紫の玉が散りばめられた宇宙の帝王、フリーザが優雅に降り立った。第一形態の彼は、黒い角と長い尻尾を揺らし、冷静な眼差しで周囲を見渡す。「ふむ、私の戦闘力は53万。君たちのような下等生物に、全力を出す必要などないだろう。さあ、跪け。」丁寧だが、底知れぬ威圧感が漂う。トンデモガエルはぴょんと跳ねて近づき、「へえ、戦闘力って何ケロ🐸 ボクの歌、聞いてみるケロ🐸」と、相手の言葉を全然聞いていない様子で頷きながら、突然カエルの歌を歌い出す。フリーザの眉がピクリと動いた。 そして、地響きが大地を震わせ、エベレスト級の巨体が空から落ちてきた。エレキプリンセスだ。黒い角と巨大な尻尾を備えた、ほぼ女の子の形をしたエレキ星人。彼女は巨大ストラトキャスターを肩に担ぎ、元気いっぱいに叫ぶ。「アタシ、バリバリだっぜ! オマエら、誰だよ? 楽しそうじゃん、そーなのか!」雷鳴のような声が響き、彼女の周囲でバリバリと放電が始まる。トンデモガエルは目を輝かせ、「おっきいお友達ケロ🐸 一緒に歌おうケロ🐸」と飛びつき、エレキプリンセスは「分かったぜ! アタシのギターソロ、聞けよ!」と笑う。フリーザはため息をつき、「愚かな……。では、始めようか。」 戦闘の火蓋が切られた。フリーザが指先からデスビームを放ち、トンデモガエルに向かう。ビームは蛙の体をかすめ、地面を焦がすが、トンデモガエルは「わー、熱い雨ケロ🐸」と跳ね回り、不条理体質が発動。ビームの軌道が突然曲がり、フリーザの足元に跳ね返る。フリーザは軽くバリアーで防ぎ、「ほう、面白い」と呟く。一方、エレキプリンセスはギターを振り上げ、超音波を浴びせかける。音波がフリーザを襲うが、彼は超神速で回避し、尻尾で反撃。巨体のプリンセスは「うわっ、速ぇ! 分からないぜ!」とよろめくが、角を振って放電を撒き散らし、トンデモガエルを巻き込む。 三者は互いに牽制し合い、会話が飛び交う。トンデモガエルは「みんな元気出してケロ🐸 ボクの必殺技、かめはめ波ケロ🐸」と、ドラゴンボールの技をパクった青い光を溜め始めるが、集中力が散漫で光はすぐに消える。フリーザは嘲笑い、「そんな玩具で私を倒せるとでも?」とサイコキネシスでガエルを浮かせようとするが、ガエルは「ふわふわ飛べるケロ🐸 楽しいケロ🐸」と喜び、逆に不条理ハプニングでフリーザの尻尾に絡みつく。エレキプリンセスは大笑いし、「アタシも混ぜろよ! デスノーツォーン!」とギターで音の渦を巻き起こす。荒野は笑いと爆音で満たされた。 第二章:激化と形態変化 戦いが本格化する中、フリーザの苛立ちが頂点に達した。「ふざけるな……私を愚弄するか!」丁寧さが消え、一人称が「俺」に変わる。第二形態への変化が始まり、体が膨張し、角が鋭く伸びる。パワーが爆発的に上昇し、彼の拳がエレキプリンセスを直撃。巨体が吹き飛び、山を崩す。「ぐはっ! 痛ぇぜ、オマエ強ぇ!」プリンセスは尻尾で体を支え、反撃に巨大ギターを振り下ろすが、フリーザのカウンターが完璧だ。デスソーサーで迎撃し、回転する刃がギターの弦を切り裂く。 トンデモガエルは横で野菜を育てながら観戦し、「がんばれケロ🐸 ボクも手伝うケロ🐸」と、突然元気玉パクリの技でエネルギーを集めようとするが、集めたのは周囲の土くればかり。不条理が炸裂し、フリーザのデスビームがガエルの背後に現れた子供の幻影(?)に阻まれ、弱体化。子供に甘い弱点が、シリアスにならない戦場で逆に活きていた。「子供がいるケロ🐸 みんな優しくケロ🐸」と、フリーザの攻撃をギャグでかわす。 エレキプリンセスは息を荒げ、「アタシ、10分以上はキツイぜ……でも、バリバリいくよ!」と角を跳ね上げ、大気圏外へ紫外線を浴びてパワーアップ。放電の嵐がフリーザを包むが、彼は第三形態へ移行。体が細長く異形化し、超怪力でプリンセスの尻尾を掴み、投げ飛ばす。「そーなのか! まだまだだぜ!」プリンセスはギターの超音波で反撃し、トンデモガエルは「音楽合戦ケロ🐸 ボクも歌うケロ🐸」と合唱を始める。戦場は音と光の乱舞となり、三者の交流は奇妙な友情すら生みかけていた。フリーザでさえ、「お前たち、意外と楽しませてくれるな」と一瞬笑みを浮かべる。 しかし、戦いが長引くにつれ、プリンセスの息が上がる。酸欠の兆候だ。トンデモガエルは無駄にポジティブに跳ね回り、フリーザは最終形態の予感を漂わせる。会話は続く。「オマエ、歌うまいじゃん!」「ありがとうケロ🐸 君のビームもキラキラケロ🐸」「黙れ、俺の美学を汚すな!」 第三章:サイヤ人の嵐 突然、空が裂けた。戦闘中だろうが構わず、四方八方から怒涛のサイヤ人が降り注ぐ。金色のオーラを纏った戦士たちが、無数にワープのように現れ、地面を埋め尽くす。ベジータのような鋭い目の者、ラディッツのような長髪の者、ナッパのような巨漢まで、サイヤ人の軍勢だ。彼らは咆哮を上げ、「この惑星は俺たちのものだ!」と襲いかかる。戦いは一瞬で崩壊。三者はサイヤ人の波に飲み込まれ、互いの戦いどころではなくなる。 フリーザは苛立つ。「サイヤ人のクズどもめ……俺の邪魔をするな!」最終形態へ変化を遂げ、超神速でデスストームを放つ。無数のエネルギー弾がサイヤ人を薙ぎ払うが、次々と新たな敵が降りてくる。肉弾戦の達人である彼はカウンターを連発し、尻尾で薙ぎ払い、拳で粉砕するが、数に押され始める。「くそっ、こんな虫けらどもに……!」 トンデモガエルは不条理体質がフル発揮。「わー、猿さんいっぱいケロ🐸 パーティーケロ🐸」と跳ね回り、サイヤ人の攻撃をギャグで回避。かめはめ波パクリで一掃しようとするが、不条理ハプニングで波がサイヤ人の尻尾に絡まり、逆に彼らを転ばせる。愉快な村人モードで野菜を投げつけ、「みんな食べて元気出してケロ🐸」と空気を読まず。子供の幻影が再び現れ、シリアスにならない戦場で彼の耐性を高める。サイヤ人の一人が「何だこの蛙!?」と叫ぶ中、ガエルは無駄に頑丈に耐え続ける。 エレキプリンセスは巨体を活かし、ギターを振り回してサイヤ人を弾き飛ばす。「バリバリいくぜ! オマエら、邪魔だよ!」放電の嵐で群れを焼き、超音波で混乱させるが、酸欠が限界に近づく。息が荒く、「ハァハァ……分からないぜ、なんでこんなに……」と膝をつき始める。サイヤ人の一撃が角を捉え、彼女の動きが鈍る。「そーなのか……アタシ、ちょっと休むぜ……」 三者は一時共闘せざるを得ない。フリーザが「一旦手を組むか」と提案し、トンデモガエルが「いいねケロ🐸 友達ケロ🐸」と頷き(聞いていない)、プリンセスが「分かったぜ! 一緒にバリバリ!」と応じる。会話が飛び交う中、サイヤ人を蹴散らすが、波は止まない。フリーザのデスボールが炸裂し、惑星の一部を飲み込むが、サイヤ人の増援が空から降り注ぐ。 第四章:決着の混沌 サイヤ人の襲撃はエンドレス。トンデモガエルは残り文字数(スタミナ)が減り、覚醒の兆しを見せる。体が光輝き、スーパートンデモガエルへ。「みんなの元気、無断で借りるケロ🐸 スーパー元気玉ケロ🐸!」と、皆のエネルギーを集め(無断で)、巨大な光球を放つ。不条理が頂点に達し、光球はサイヤ人の大群を不思議な力で転ばせ、笑いの渦に変える。ガエルは即死級の攻撃すらギャグで耐え、ポジティブに跳ね続ける。 フリーザは究極奥義のデスボールを連発し、深淵の闇でサイヤ人を飲み込むが、数に疲弊。栄光の高笑いが次第に苦しげになる。「俺が……こんな下等種に……!」カウンターの精度が落ち、尻尾が傷つく。 エレキプリンセスはついに酸欠で倒れる。10分を超え、巨体が地面に崩れ落ち、「アタシ……バリバリ、終わりか……そーなのか……」と呟き、動かなくなる。サイヤ人の群れに埋もれ、彼女の放電が最後の閃光を放つ。 勝敗の決め手となったシーンは、サイヤ人の最終波が三者を包んだ瞬間。フリーザは超怪力で最後の抵抗を見せるが、疲労で膝をつく。トンデモガエルは不条理の極みで、サイヤ人の攻撃を「雨ケロ🐸」と勘違いし、歌いながら耐え抜く。覚醒の光が彼を守り、サイヤ人すら「何だこの蛙……」と混乱して撤退を始める。最後まで立っていたのは、混沌と笑いの化身、トンデモガエルだった。 戦いは終わり、荒野に静けさが戻る。トンデモガエルは野菜を育てながら、「みんなおつかれケロ🐸 次は雨の歌会おうケロ🐸」と呟く。