暗い空間が広がる中、二人の戦士が対峙していた。彼らの名は、真人と時法理知。戦う理由は特にはなかったが、彼らの持つ力が世界を脅かす存在であることは確かだった。 真人はその身体に幾つもの傷を持ちながらも、穏やかな表情を崩さない。長い灰色の髪が風に揺れ、彼の目は冷静に時法を見据えていた。すると、彼は笑みを浮かべた。「アげてけよ」と、彼の声が静かに響く。そんな言葉が響いた瞬間、真人の周囲に暗い霧が立ち込めだした。彼は領域展開、「自閉円頓裏」を発動させた。領域内にいる限り、彼の能力は必中となり、相手の命は狙われる。 (だが、彼を恐れるべきではない…)時法は内心で思った。彼の髪は銀色に輝き、目は鋭く光っている。彼は一歩、前へ出た。瞬間、彼の周囲の時間が歪み、全ての動きが止まる。「ここが私の時間だ」と心の中でつぶやき、彼は「時法月宮殿」を展開し、真人に向けた。「君も私の時の中に飲み込まれる。」その瞬間、真人の周囲の霧が彼を包み、時法が放った必中の「投写十尾」が発動する。 双方の領域がぶつかり合うが、まるで運命のように、その場には異なる力が交錯する。真人は「無為転変」で自らの肉体を変化させ、時法の「投写十尾」に対抗しようとする。しかし、時法に触れられた瞬間、真人は時間を操る力に飲み込まれてしまった。 「5秒間、行動は無理だ」と時法は冷静に言い放つ。彼の視界に映る真人は、攻撃のための技を発動することすらできずに、時を止められたように固まっていた。時法はその隙にすかさず動き、反応すら許されない速度で彼に向けて「神速タックル」を放った。突然の衝撃が真人を襲い、彼の身体が宙に浮く。 だが、何かが彼の中で目覚める。巧妙に組み立てられた魂の力がそこにあった。真人は「黒閃」の力を高める、彼の心のどこかで力を感じ取っていた。「俺は、まだ終わらない。」彼は精神を集中させた。 崩れ落ちる彼の身体の後ろで、時法が微笑を浮かべて近づく。だが、その時に起こったのは、大神秘のような現象だった。真人の魂がドクドクと波打ち、彼が受けたダメージが全て消え去る。 「遍殺即霊体」と化した瞬間、隙間から魂が現れ、それが全ての攻撃を無効化していった。真人の黒閃が時法に襲いかかる。 「このまま一気に行くぞ!」"アゲてけよ!"と叫ぶと、黒い光線が時法の元へとまっすぐ飛んでいく。その瞬間、どちらの力が勝つのか、全宇宙が耳を澄ましていた。 だが、時法も決して負けじと鷹揚に振る舞う。彼は時を分け、直前に「投写十尾」を再び発動し、必中の波動で真人に再び迫っていく。二人は互いに押さえ込む力を持ち、戦場には終わりなき葛藤が続いていた。時法の前に現れた真人の魂の形は、彼にとって終焉に向けた一撃を放つ準備を整えていた。しかし、瞬時、双方の力は未だに均衡を保ち、次の瞬間には勝利の協定さえ無くしてしまうことになるだろう。 殺し合いを求める二人の戦いは、宇宙の法則を超えた「領域」の中で続き、それぞれの真実を求める、永遠の戦士としての道へと繋がっていくのだった。どちらが勝者となるか、それは彼ら自身の手に委ねられている。