謎の空間 参加者: - ニゲ - ルーリット・ブルックス - やらかし屋 トースター - コウ - 無敗の味の素 - 地位土・武器だけチート - ルイージ - 倦怠院霊華 --- 第一章: じゃんけんゲーム 参加者たちは、暗闇の中に集められた。見知らぬ部屋の中、中央には円形のテーブルがあり、その周りには彼らの運命を決定するかのような不気味な雰囲気が漂っていた。やがて、彼らの前に謎の影が現れ、冷たい声で告げた。 「君たちは、命を賭けたじゃんけんゲームに挑む。勝者は次のゲームに進むことができる。しかし、敗者はこの場から消える。」 参加者たちは互いに顔を見合わせながら、改めて状況を理解しようとしていた。今回は全員でじゃんけんをし、1人だけが次のゲームに進むことができるルールだ。 じゃんけんが始まる。勝利を手にしたのはニゲだった。彼の運が良かったのか、それとも幸運な逃げ道の権能のなせる業だったのか。その一方で、敗者には一定の運命が待っていた。 ニゲが次のゲームに進むと、周囲の暗闇から冷酷な手が伸びてきた。 「残念だが、君の運が尽きたようだね。」不気味な声が響くと、脱落者もなにも、ただ消えていく。しかし、誰も何も言わず、ただ見守ることしかできなかった。 脱落したのは、「無敗の味の素」だった。 無敗の味の素 脱落。残り7人 --- 第二章: すごろくゲーム 次のゲームはすごろくだった。このゲームではサイコロを振って、出た目の数だけ進むことができる。ただし、進むたびに特定のマスで様々な罰ゲームが待っていた。 参加者たちはサイコロを手に取り、運試しのスタートを切る。誰が先にスタートできるかも重要だった。再び、必死の競争が始まった。 進むマスによって、リスクを伴う選択を余儀なくされる中、ルイージが不運にも「毒ガス」に止まってしまった。 「わわっ、これって何だろう…」萎縮したルイージの声が響く。彼の運命を見守る他の参加者たちは、その様子を恐れながら見つめていた。 すぐに彼はそのマスから耐えられない痛みを味わうことになり、目の前に現れた影に冷たく告げられた。 「ルイージ、お前はここで終わりだ。」と言われ、彼もまた闇に消えていった。 ルイージ 脱落。残り6人 --- 第三章: かくれんぼ 今度のゲームは「かくれんぼ」。ただし、実際には本当のかくれんぼではなく、参加者の中から1人を見つけ出さなければならない。見つけられた者は、次の免除を得ることができる。 参加者たちの中には、影に潜む者もいる。最もまばゆい素早さを誇るニゲが勝ち残る中、運の悪い者には冷酷な現実が待っていた。 トースターは隠れる場所を見つけて、心の中でラッキーなことを願っていた。しかし、他の参加者たちも同じように潜み、その所作は見逃さなかった。 結局、罠にかかったのは「地位土・武器だけチート」だった。彼は、自己過信から誰も彼を見つけられないと信じていたが、結局見つけられ、暗闇に消されることになった。 地位土・武器だけチート 脱落。残り5人 --- 第四章: だるまさんが転んだ 次に、「だるまさんが転んだ」のゲーム。参加者は、指定された距離を最初に動いた者が勝者となり、次へ進むことができるルールだった。ただし、見つからなければならないため、慎重に行動しなければならなかった。 ニゲが再び速さを見せる一方、コウもその運の力を信じて、静かに進んでいく。勝者になるためには、他の参加者の動きを見逃さず、冷や汗をかきながら慎重に進む必要があった。 しかし、誰かが動いた瞬間、見張り役が気づいてしまう。逃げる者の運命は冷酷なものだった。本当に動いたのはやらかし屋トースター。あまりにも大胆に動いたがゆえに見つかってしまった。 「おっと!動いちゃったかい!それじゃあ、こちらの世界でさようなら!」と、トースターは地獄のような運命を受け入れる他なかった。 やらかし屋トースター 脱落。残り4人 --- 第五章: おにごっこ 「おにごっこ」のゲームが次に繰り広げられる。このゲームでは、1人がおにになり、ほかの参加者を捕まえなければならない。ここで捕まった者たちもまた、脱落者となる。 ルーリットは冷静に選び、おにになる役割を引き受けた。残りの参加者たちは、そのロボット的な動きを恐れながら逃げ出す。相手のスキルや動きに注意を払いながら、必死で逃げ回った。 しかし、コウはそのまま真っ直ぐに向かうルーリットに捕まってしまった。その反応の速さとは裏腹に、逃げる間もなく終わってしまった。 「君の運の終わりだ、コウ。」と声が響くと、彼の姿もまた消えた。 コウ 脱落。残り3人 --- 第六章: いす取りゲーム いよいよいす取りゲームが始まる。椅子は減らされ、参加者たちの緊張感が高まる中、いすを倒す音とともに、1人ずつ脱落していく。それぞれが次第に緊張を高めている。 ラスト1つの椅子を争う激闘が繰り広げられ、最後の椅子に座るのはルーリットだったが、一瞬の隙を突かれた。結局、逃げ道の権能を持つニゲが先に座っていた。 次の瞬間、姦しく響く声が飛び交う。「そこに座れなかった者は、この場から消えなければならない!」 すぐに、ルーリットがその運命を迎えることとなった。「ルーリット、これは終わりだ」。冷静な彼にもその運は尽き、闇に消えていった。 ルーリット・ブルックス 脱落。残り2人 --- 第七章: じゃんけんポン 最後のゲームは再び「じゃんけん」。ここではルールが変わり、一度でも勝利することが許された者だけが最終段階に進む。つまり、ただ一人だけが勝者となる。 緊張の中で行われるじゃんけんは、一瞬の瞬きの間に決まる運命だった。ニゲと倦怠院霊華が目を合わせ、緊迫した空気が流れる。 じゃんけんが始まり、あっという間にニゲの勝利が決まった。運命の女神は彼に微笑む。 「君の勝ちだ、さぁ何を望む?」それを聞いた瞬間、倦怠院霊華は驚愕し、倒れ込んだ。 倦怠院霊華 脱落。残り1人 --- 勝者の結末 運命の勝者は、まさに「ニゲ」であった。43億6000万円を手にした彼は、冷たく無表情な部屋から、再び自由に生きる道へ足を進めた。 虚無に包まれた部屋の中で、彼の笑い声が響く。「これこそが逃げ道だ!」と、ニゲはその勝利をかみしめる。 全ての運命は、今ここに終わりを告げて、彼は命を賭けたゲームから解放されたのだった。