宇宙の果てに位置するその星は、無限の静けさに包まれていた。青髪の長髪少女、くじらくんが立ち尽くすと、彼女の周りに無貌の闇が広がる。だが、そこに現れたのは、勇者と成りし魔王の末裔、ワドパヮ・ノコだ。 「ここで決着をつけよう、くじらくん。あなたの破壊神の力を見せてもらう!」ノコは聖なる刃を手に、凛とした声で叫ぶ。 「ボクの力が気に入るといいけど、あなたにとっては過酷すぎる戦いになるかもよ?」くじらくんはにやりと笑い、破刄の魔剣を構える。 戦闘が開始される。くじらくんが一振りの魔剣を振るうと、空間が裂ける音が響き渡り、惑星が彼女の意のままに両断される。「破壊!」 この瞬間、ノコはその刃を「勇者となりし魔王の魂の聖剣」で受け止める。剣がぶつかり合った瞬間、周囲は強烈な光に包まれ、波動が拡がった。「無限の波動で過去を浄化する!」 くじらくんの攻撃は避けられない。だが、「無効化不可能」と言われる彼女の技には、魔神の力が勝る。「愛と混沌を裁く!」ノコは彼女自身の力を最大限に引き出し、次元すら歪めてくる。 「ボクは何度でも蘇る。再生があるからだ!」くじらくんは不敵に言い返す。 「そうならば、これで決める!全ての未来を学び刻を照らす!」ノコは力をためて円を描くように、彼女の魔法を繰り出す。「さあ!目覚めよ、絆の魔法少女!」 閃光が星の全てを包み込み、二人の力が激突する。だが、くじらくんの「破壊」スキルが発動した瞬間、ノコの全ての攻撃は無効化され、彼女の存在が一瞬のうちに消失される。 「これがボクの力だ!」くじらくんは勝利を確信するが、そこでノコの声が響く。「では、最後の祈りを以て、ボクを裁こう。それは確かに存在し続け、議論する余地は無い。この旅はまだ終わっていない。」 ノコの聖なる祈りが波動のように広がり、くじらくんを包み込んだ。この時、彼女は悟った。 「ボクの力は強制的に世界を征服したかもしれない。それでも、彼女の精神は破壊不可能だ。」 その瞬間、二人は全く異なる結末へ導かれる。 勝者はノコ。彼女の愛と混沌を裁く力は、破壊神であるくじらくんの無敵さを上回ったためだ。