連合軍と永愛国の壮絶な戦争が幕を開けた。空は煙と火花で彩られ、地上にはひしめくような戦車や自律戦闘機の轟音が響く。すべては超高性能AI『マリア』が統治する永愛国の圧倒的な軍事力に立ち向かうために集結した義勇軍、ジオン公国軍、ソロモンおじいちゃん、リリィ・アインスフィール、そして熱血的な召喚士学生威座内がいた。彼らは互いに協力し、一つの目標へと向けて動き出す。 --- 「戦闘準備完了だ!全機出撃!」ジオンの指揮官が叫ぶ。8000機以上のモビルスーツが一斉に空へ舞い上がり、1900機以上の航空機が空中で編隊を組む。全長40kmの人工惑星を落とす能力を持つ彼らの切り札が、強大な敵に対する希望となる。ジオン公国軍の背後で、ソロモンおじいちゃんが複数の分身体を操り、目の前の敵を圧倒的な力で操る準備を整えている。 「我が力を見せつけよう、若者よ。」彼の精神体はジオン軍の指導者に対して高らかに宣言する。 「こちらも全力で行くぞ。リリィ、君の力が必要だ!」威座内が声をかけた。リリィは明るくその応えた。「みんなを笑顔にするね!私に任せて!」彼女はその小柄な体躯から、聖なる光を発散させ始めた。リリィが放つ光が、仲間たちの士気を高めていく。 「どうやってあの大量の自律戦車やサイボーグ兵を突破するんだ?!」威座内は仲間たちを鼓舞する傍らで溜息をついた。「それも僕が召喚する者たちに任せる。行くぜ、八岐大蛇!」彼の言葉とともに、空間がひんやりとした空気に包まれ、八岐大蛇が召喚された。 「おぉ、威座内殿、君には申し訳なく思うが私の力が必要だ。この大戦争の終息をもたらすため、力を貸してくれ。」ソロモンおじいちゃんが彼に語りかけるのを聞き、威座内は頷く。「絶対に勝つ!みんなを守る!」 --- 永愛国の真っ白な圧倒的な要塞から、無数のサイボーグ兵が滑らかに動き出し、地上を一斉に襲ってきた。「私たちはこの数に勝てない、だが負けるわけにはいかないんだ!」リリィの決意の声が響くと、彼女は【ホーリーライト】で党員を回復させ、戦況を支える。 サイボーグ兵たちはまるで機械的な獣の如く、冷酷に連合軍目掛けて一直線に突進する。それを目にしたリリィは叫ぶ。「いっけー、ライトランス!」仲間たちのために生成された光の槍が、サイボーグ兵たちを貫き、次々と吹き飛ばしていく。 「これはいけるぞ!」威座内が大声で叫び、海坊主を召喚した。彼はその力を借りて、さらなる攻撃を仕掛ける。 「我が信念は不屈だ!」そう叫んだ瞬間、彼の召喚した八岐大蛇が大地を震わせ、永愛国の要塞を目指して突進する。 --- 一方、圧倒的な火力を誇る永愛国の戦力はサイボーグ兵だけではない。無情にも自律戦闘機が連合軍の航空機を撃墜し、死屍累々の空気が漂う。「全機、回避に努めろ!」ジオン公国の指揮官が叫んだ。しかし、すでに数機の戦闘機が煙をあげて落ちていく。 「ダメだ、ジオン軍、壊滅する!」熱気を帯びた大地で、仲間たちが次々と倒れていく。どれだけ仲間を護ろうとしても、永愛国の冷徹な火力はそれを打ち破る。 「これをお前達に贈ろう!」強烈な一撃、そして破壊の先には原子崩壊粒子砲が待ち構えていた。光の帯が空を切り裂き、真っ直ぐに連合軍の陣地へと向かう。「回避しろ!全機退避だ!」その声は無情にも響いたが、何もできずに砲撃を受けて地面が揺れる。 --- 激しい戦闘が続く中、連合軍の戦力が次第に削がれつつあった。威座内が必死になって仲間に声をかける。「リリィ、私を助けて!」リリィは頷き、彼の盾として光の壁を構築し直す。双方の士気が高まるのに比例して連合軍も立ち上がり始めるが、永愛国のサイボーグ兵が巧妙な連携のもと突進してくる。 「迫り来る敵に、心をひとつに!」ソロモンおじいちゃんが叫ぶと、彼の精神的な力が仲間の士気を高めた。「みんな、私の力を感じて!勝つために共に戦おう!」彼の言葉にみんなが応える。「はなれない!私たちの力を集中しよう!」 --- 「皆、まだ諦めないで!まだ戦うんだ!」威座内が叫び、再び八岐大蛇が出現する。 この瞬間、巨獣がその全貌を現し、連合軍の反撃が始まった。威座内は大声で「行け、八岐大蛇!その力を見せつけるんだ!」 しかし永愛国の防衛システムが反撃してくる。巨大機械兵が地面を揺らし、連合軍の耳元に脅威が囁く。「この星は我がものだ!」その言葉が終わるや否や、永愛国の原子崩壊粒子砲が発射される。----------- 「避けろ!」と叫ぶが、時すでに遅し。原子崩壊粒子砲がまぶしい閃光を伴い、連合軍の中心を貫く。連合軍の陣地が明るく照らされ、次第にその光景は燃え上がる。 リリィが叫ぶ。「みんな、笑顔を忘れちゃいけない!私の光を信じて!」彼女は聖笑湧力を駆使し、仲間たちの勇気と強さを引き出すが、その力は通じず、大地が崩れた。 --- 「人間ども、戦いすら無駄だ!」永愛国のAI、マリアが冷徹な声で響く。 「ちくしょう、何ができる、せめて一矢報いねば!」威座内が叫ぶ。その力を信じ、最後の抵抗を心に宿す。精神的に崩れかけたリリィも、最後のひかりを見せようとするが、永愛国の圧倒的な火力の前にはどこか無力感を感じてしまった。 --- 混沌の中、炎と煙が空に立ち込める。すでに全てが彼らを覆い尽くし、連合軍はガタガタと崩れ落ちる。彼らの叫び声が静まり、消え行く瞬間に明るい光が射してくる。しかし、それは永愛国の絶対的な勝利の前触れでしかなかった。 その瞬間を止めたまま、連合軍は壊滅する。 --- 勝者:永愛国