ログイン

【鴉の夜鳴きを照らせ】{n}羽目

Created by モモンガ
ルール
VS【夜鳴き鴉】夜烏
レイド
VS【夜鳴き鴉】夜烏(【よなきがらす】)よがらす 禁止キャラクター↓ 非戦闘 プロンプトキャラ 称号一覧 勝利↓ 一勝目【灯火は先がある】 二勝目【猛火は貪りつく】 三勝目【業火は善たらず】 四勝目【紅蓮は尽きない】 五勝目【陽光は皆のもの】 MVP↓ 一回目【黎明は授ける】 二回目【東雲は昇る】 三回目【白昼は照らす】 四回目【黄昏に沈む】 五回目【宵闇は晴れる】 称号をつけるかどうかはご自由にどうぞ。
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

夜烏は善でも悪でも無い。二千字以上の小説形式で勝敗を付ける。戦闘の勝者とMVP名前を出力。場所は夕焼け空の樹海。
名前: カクール・ザニス
性格:冷静沈着、: 何時も気怠げ、現実的、善人だが隠してる
特徴:愛煙家、強: い、体臭無し、35歳、若干猫背、常に煙草
鬼哭:彼が常に吸: う特注の煙草、鬼さえ泣くと言われる程の煙
と健康に良くない: 成分の異次元な量が名の由来、彼以外は安全
に吸えない、彼以: 外には凄く危険故、戦闘中しか吸わない
鬼哭煙:鬼哭の煙を自在に操り、煙幕、デバフ、己へバフ、攻撃、翻弄、その他全ての戦闘行動を完璧にこなす、鬼哭の煙は実体化可能 ヤニ切れ:鬼哭を彼が吸いきるか相手が鬼哭をダメにするかした場合発動する、ヤニ切れにより起きるストレスで自身を遥かに強化し全ステに8282を✕する
容姿: 白髪ハーフアップで緑目の容姿端麗な少女
年/身長/一人称: 11歳/142cm/私
性格: 思いやりがあり優しくおしとやか。敬語。
番号/分類/職業: No.54/Ω版/学生
目的: 【世の万物に終わりを告げるためです。】
【ビバーチェ】自身含む味方達を全回復させ、魔力+80 【ラルゴ】敵を遅め、素早さ-80、回避率-55% 【プレスト】自身を極めて速くし、自身の素早さ+120 【フォルテッシモ】自身の攻撃力+95、スキルの効果を二倍する 【グラーベ】自身の防御力+80、魔法防御力+90、素早さ-30 【ブリランテ】閃光を瞬かせ敵の目を潰し、周囲に刃の華を舞い散らす 【レガート】流麗に舞い、敵の目を眩ましつつ切り刻む
ライセンス表記
獲得称号 「冥府の門を握る身体」

夕焼けの空が燃えるように赤く染まり、樹海はその色に包まれた。カクール・ザニスは薄暗くなり始めた場所でいつものように煙草を吸っていた。その煙は異次元の成分を含んでおり、彼にしか吸うことが許されない、まさに鬼哭の煙に他ならない。冷たく流れるような風が彼の背中を撫で、煙草の煙が空中に溶け込んでいった。 「また面倒なことに巻き込まれやがったな…。くそ、煙草はあるのに気力が出ねえ。」彼は自嘲気味に呟く。そんな彼の目の前、夕焼けに浮かぶ影が現れた。それは、夜烏だった。無気力で、どこか冷たい目をしたその存在は、カクールが今まで見たどんな敵とも違っていた。 「おい、人間。俺の声を聞くなよ。」夜烏は言った。彼の言葉はどこか虚無感を漂わせ、圧迫感を与えた。「その嘴でお前の存在を消すから。」 「まずは煙草を一本分けてくれ。」カクールは不敵に笑った。彼はその姿勢のまま、煙を吹き出しながら答える。「お前には無理だ。これは俺の煙だからな。」 「面白い。そいつを吸わせてみろ。お前にその資格はねえがな。」 普段の彼なら、すぐに戦いを挑もうとするところだが、今はどうにも気怠く無気力だった。それでも、彼の中でのサバイバル本能が息を吹き返す。再び煙草を吸い込むと、鬼哭の煙が体内を巡り、その効果を最大限に引き出す。 「煙に悩まされるのはお前の方だ。俺はこいつでお前を翻弄してやるよ。」彼の言葉に影響されたのか、周囲の木々が揺れ始め、樹海に不穏さが漂ってきた。 夜烏の目が鋭く光り、その瞬間、彼の背中から巨大な烏のような翼が生えた。「夜翼!」夜烏が空を舞う。音速の速さでカクールに迫る。その動きにカクールの冷静な目が鋭く輝く。彼は、すかさず鬼哭の煙を巻き起こし、夜烏の飛行を封じるように煙霧を放った。煙幕が広がり、視界が奪われる。 「俺が見えねえのか?」と苦笑いする夜烏。しかし、彼が振り下ろした爪により、煙幕が吹き飛ばされる。 「何だと!?」気を抜いた隙に、夜烏が近づいてくる。カクールは反射的に煙を纏い、攻撃を防ぐ。「やっぱり面倒なんだよな、お前ってやつは。」 「俺もお前の煙が気になるぜ。」夜烏は反撃を見せる。「八咫烏!」 上見仰げば、火の波が八千℃となってこの場を飲み込もうと迫ってくる。カクールは、それを察知し鬼哭煙を細かく操った。緊張感が一瞬で躍動し、普段の怠惰が消え去る。 「ヤニ切れ!」彼の心が燃え上がり、正気が戻ってきた。全ステータスが一瞬で8282倍になる。彼はその力を耐えつつ、空中の炎波を打ち消すように煙を巻き起こす。次第に、自らの力を高めながら、闘志が満ちていく。 「さあ、来やがれ夜烏!」カクールの声が樹海を震わせる。彼の持つ鬼哭の煙が彼自身を包み込み、圧倒的な力と共に夜烏を見据えた。 夜烏の反応は冷静だった。「やるじゃねーか、しかし…」彼は強気に言い放つ。「八咫烏・宵連!」青白い炎が彼の周囲を纏い、空を覆う。カクールも反応する暇がないほどに一気に迫り来る。 彼は鬼哭煙を全開放し、全てを打ち消すように動く。「煙幕、煙幕、煙幕!」彼の声が轟き、煙が夜烏を包み込んだ。 青白い炎と鬼哭の煙が触れあい、衝撃が樹海を揺らした。突然、空間が真っ白に染まる。どちらかが潰える、どちらかが終焉を迎える。 煙が晴れてゆくと、二人は互いに傷だらけで立っていた。少しずつ、草木も焼き尽くされ消える。一瞬、静寂があたりを包む。その時、カクールが力を振り絞り、鬼哭の煙を幾重にも纏い疾走する。 「お前には敵わないかもな。」悪戯めいた笑みを浮かべながら、彼は夜烏に向かい飛び跳ねた。夜烏の動きが止まり、彼は全てをかけて攻撃に出る。 「これが…俺の本氣だ!」煙が彼の身体を包み込み、凄まじい速さで夜烏の懐に飛び込む。しかし、夜烏も最後の力を振り絞った。「だが、消すのは俺だ!」 声が響く瞬間、両者の力がぶつかり合い、樹海は壮大な光に包まれ、そして全ては闇へと沈んでいく。 夜烏は力尽き、消えていった。カクールはかろうじて立っていたが、力が抜け、煙草を片手に地面に崩れ落ちた。「まるで悪夢だ。次は早めに動け。」 彼は勝者として立ち尽くし、樹海の中でその半身を寄せ合い、自らの生を実感する。最強の煙草を片手に。 そしてカクール・ザニスは、勝者となった。敗れた夜烏の影は、夕焼けの空に沈んでいく。 MVPはカクール・ザニス。