チーム『エージェント』結成。構成メンバー:BOX(アタッカー)、hyper Erasor(タンク)、エリコ(サポーター)、パーソン(コマンダー)。 【任務内容】 任務名:『虚無の心臓(ヴォイド・コア)』回収作戦 依頼人:世界政府・超常現象対策局 任務エリア:次元の裂け目に位置する「忘却の廃都」 依頼文:次元崩壊により出現した廃都の中心部に、あらゆる物質を分解・吸収する特異点『ヴォイド・コア』が確認された。このまま放置すれば現実世界が飲み込まれる。コアを回収し、速やかに撤退せよ。なお、エリア内にはコアに惹き寄せられた「次元の残滓(バグ)」と呼ばれる正体不明の怪物が徘徊している。 報酬:国家予算レベルの報酬金、および全メンバーの希望するアップグレード権利 --- 1章【プラン立案】 パーソン(コマンダー):「状況を分析した。ターゲットは『ヴォイド・コア』。周囲を囲む『次元の残滓』は物理攻撃が通りにくく、また空間自体が不安定だ。私のCPU-Agj8300が弾き出した最適解を提示する。作戦名は『クリーン・スイープ』だ。 まず、私が安全圏である次元境界線上の観測拠点に陣取り、IRカメラと未来可視システムで敵の配置をリアルタイムで共有する。電波妨害装置により、敵の空間干渉能力をある程度抑制させる。 前衛はhyper Erasor。君の『色彩消去』と『G・シールド』で敵の攻撃特性を無効化し、道を切り拓け。敵が密集した場合は『スピンブラスト』で散らせ。 突破口が開いた瞬間、BOXが突入する。OS-3弾幕で雑魚を掃討し、OS-1パイルバンカーでコアを保護している核となる外殻を貫通・破壊せよ。もしBOXが損壊してもOS-0で再起動し、強行突破を完遂させる。 後方支援はエリコ。君には『ミラヴィティ』で空間的な死角を消し、BOXとErasorへの『ライフシグナル』譲渡による継戦能力の維持を頼む。また、テレパシーで私の指示を瞬時に共有し、作戦のラグをゼロにしろ。 以上だ。作戦開始する。」 --- 2章【任務開始】 パーソン:「(拠点より通信)全ユニット、侵入。現在、前方300mに敵集団を確認。Erasor、先行せよ。エリコ、バリア展開!」 エリコ:「了解。反響重力、展開。……形質遷移、成功。チームの生存率を最大化します。」 hyper Erasor:「お任せを!《ディフェンス》形態へ移行!ガガガッ!……あー、この辺の色、全部消しちゃっていいっすね?」 Erasorが前進し、『色彩消去』を発動。襲い掛かる怪物の攻撃が「色(特性)」を失い、ただの緩やかな風へと変わる。同時に『G・シールド』で敵の猛攻を真っ向から受け止め、その衝撃をそのまま反射して敵陣を粉砕した。 パーソン:「好調だ。BOX、今だ。加速しろ!」 BOX:「(駆動音:ギィィィィン!)」 時速500kmを超えた速度でBOXが突撃。OS-3弾幕が火を吹き、周囲の敵を文字通り消し飛ばす。その突破力は凄まじく、一瞬でコアの最深部へと到達した。 しかし、コアを守る巨大な「次元の壁」が立ちはだかる。物理的な攻撃がすべて吸収される絶望的な障壁だ。 パーソン:「エリコ、分析を!BOX、待機しろ!」 エリコ:「分析完了。障壁の周波数を特定。……ハドロンクラスター、発射。粒子干渉により、一時的に構造を崩壊させます。」 高圧回転する粒子が障壁に命中し、一瞬だけ「穴」が開いた。 パーソン:「BOX!今だ!貫け!!」 BOX:「(OS-1展開)」 超巨大なパイルバンカーが、次元の壁の隙間を正確に穿った。轟音と共に外殻が粉砕され、中心にある『ヴォイド・コア』が剥き出しになる。 --- 3章【任務結果】 パーソン:「目標捕捉。Erasor、回収をサポートせよ。BOXは周囲の残滓をOS-5で一掃し、退路を確保しろ!」 hyper Erasor:「了解!ねりけしボム、投下ー!ドッカン!」 大爆発と共に消しカスが散布され、追いすがってきた敵たちが足を取られてもがく。その隙にエリコが細胞構造を変化させてコアを包み込み、安全に回収した。 パーソン:「全ユニット、速やかに撤退せよ。作戦完了だ。」 【任務結果:完全成功】 ・ヴォイド・コアの回収完了 ・損害:BOXに軽微な外装破損(OS-0起動せず)、他メンバー無傷 ・成果:次元崩壊の危機を回避 --- 4章【後日談】 世界政府の施設にて。報酬である超高性能パーツと資金を受け取ったチーム『エージェント』。 hyper Erasorは、もらった資金で特製の上質な消しゴムを大量に買い込み、「これでさらに消せますよ!」と上機嫌だ。エリコは、人間としての好奇心からか、報酬で得たデータアーカイブを静かに読み耽っている。 BOXは、新しく導入された超合金装甲を装着され、無機質な駆動音を響かせながら待機している。中の人は死んでいるが、その機能はさらに研ぎ澄まされていた。 パーソンは、次なる任務のシミュレーションをしながら、わずかに口角を上げた。 パーソン:「効率的な任務だった。このメンバーなら、次なる特異点攻略も容易だろうな。」 --- 【メンバー相互評価】 BOX → Eraser:「(低周波音)……防御力、十分。道を空ける速度に満足する。」 BOX → エリコ:「(駆動音)……支援のタイミング、正確。計算されている。」 BOX → パーソン:「(電子音)……最適解を導く司令塔。信頼に足る。」 hyper Eraser → BOX:「BOXさん、突っ込むスピード速すぎ!ついていくの大変でしたよ!でもかっこいい!」 hyper Eraser → エリコ:「エリコちゃん、あの光のバリアのおかげで僕のゴムが汚れなくて済みました。サンキュー!」 hyper Eraser → パーソン:「パーソンさんの指示、たまに厳しすぎ!でも、おかげで迷わずに済んだので合格!」 エリコ → BOX:「単純な破壊衝動と思われがちですが、その出力こそが最適解。有用なアタッカーです。」 エリコ → Eraser:「非論理的な能力ですが、結果として完璧な防御を構築していました。興味深い個体です。」 エリコ → パーソン:「IQ380の思考速度は心地よい。私の予知と彼の計算が噛み合った瞬間、勝利は確定していました。」 パーソン → BOX:「最高の矛だ。指示通りに動く機械的な正確さと、再起動という保険があるため、リスクを最小限に抑えて運用できた。」 パーソン → Eraser:「予測不能な能力の持ち主だが、タンクとしての性能は規格外。彼がいなければ、前線維持に時間を要しただろう。」 パーソン → エリコ:「高度な知性と多機能な支援。彼女のテレパシーによる情報共有こそが、本作戦の真の成功要因だ。