都市の中央、風景はすべてが速さの中で歪んでいる。戦闘が繰り広げられるこの場所は、光速に近いスピードで動く者たちの舞台となった。真っ赤な薔薇の剣を携えるイドラは、笑顔を絶やさず周囲を見渡す。「さあ、みんな!楽しもう!」と声を上げるが、その瞬間、彼女の目の前で音速ニキが疾風のように吹き過ぎて行く。 「いっけええええ!はやく逃げるプリ~ン!」 逃げまどう超高速プリンは、その美しさと美味しさを誇示しながら絶えず動き続ける。しかし、彼女の動きは逆に足元を凍らせるツネマサトシを呼び寄せた。その瞬間、彼の【ヒヤッ刀】が急速に周囲を凍らせ、滑りやすい状況を生み出す。プリンが滑る! 「こ、これじゃ!」 美味しいプリンを追いかけるイドラも、重力をすっ飛ばしながら斬撃を飛ばすが、スピードについていけない。すると、プリンが次のターゲットを見つけたのか、超高速で逃げると同時に「情熱的に捕まえてほしいんデス!」と叫び、頑張って逃げる。 あまりの速さに、さらなる衝突事故が発生する!音速ニキがスメアハデの反動でツネマサトシにぶつかり合うように、ふたりは一気に宙に舞い上がる。 「うわぁあああ!!」 たまらず吹っ飛んだ強者たちが星になり、戦場から脱落。行動不能となった音速ニキとツネマサトシは、煉獄の中で消えてゆく。 「このままじゃ駄目よ、他の連中を倒さなきゃ!」と決意したイドラ。彼女は磨き抜かれた剣術で次の相手、裏政府総帥の御曹司晋弥に目を向ける。 彼は常に光子化しつつ、冷静に状況を見つめている。 「試練を乗り越えるのは君か…勝たせてもらう!」「おっと、その前に私の力を見せてやるよ」 晋弥は、心を一瞬の隙から【魔閃光】を放つが、イドラはその一瞬を瞬時に見抜いて逃れ、逆に剣で切り裂く。だが、それもかすり傷に過ぎない。 「無駄な動きは要らない。私の未来を見せてあげる。」と呟いた晋弥は丁寧に行動を掌握する理性的なプレイを続ける。 だが光速の戦闘であった。イドラは「神殺し」のスキルを発動させ、晋弥の足元に切りつける。 「これが私の力だ!」 彼女の斬撃は皮膚を貫通するも、晋弥はすぐさま送り返す【償還】で反撃。周囲は光り輝き、双方の衝突によるエネルギーが炸裂する。 轟音を翳れば、その弾圧に赤羽緋狩が現れ、「悪いけど、手加減は一切無しだからね!」と炎剣を振り回し、井斗剣も操り、炎の中を舞うように、空中移動を試みる。撃ち合う風景だ、まるで太陽が現れたが如く炎は周囲を包む! glittering light。 地面が割れ、炎を巻き込む。 だが、緋狩は強気で動くものの、衝突事故、暴風に巻き込まれ宙に舞い上がる。 ひとり、また一人と減っていく中、留まれない運命から逃れようとするかのようにイドラは自らを鼓舞し、果敢に戦い続けた。 最終的に一人に立ち上がったのは彼女だ。 「私は、この力を信じている!私が倒れる訳にはいかない!」と叫び続けた。 そして終盤、残ったのは彼女一人、光速での戦闘が続く。 「さあ、二度と立ち上がれないように、斬りつけるわ…!」 名も無き者達を超えた時、最終的に勝者は、強きを信じる者、全力で立ち向かうヒーローとなった。 + 勝者: 【星に届きし異界の英雄】イドラ おめでとう!