薄暗い教室の中、悪魔の生徒会長アザゼル・アメリはその存在感で教室を支配していた。彼女の赤い髪は長く美しく、猫耳のヘアスタイルが彼女の威厳を一層高めている。周囲の視線を集める彼女に、神々しいオーラが漂っていた。 「皆、集まってくれてありがとう。今日は私の強さを証明する日よ。誰も私に勝てるわけがないのだから。」アザゼルは高らかと自信満々に宣言した。だが、そんな彼女の心の中には暗い影が潜んでいた。彼女の独自の能力「幻想王」は、精神的な強さを必要とする。しかし、彼女自身がその場の緊張に少し怯えているのを感じていた。その自覚が、彼女の自信を揺らがせていた。 次に目の前に現れたのは、ポテトの守護神ポテトンだ。のんびりした態度の彼は、ポテトを手に持って微笑んでいる。「ポテトは世界を救う!エッ!?いや、美味しい!」と、何かと戦う気満々ではないらしい。この雰囲気に、アザゼルは思わず眉をひそめた。彼の癒しの能力に、彼女は少し安心した様子を見せたが、果たしてこの戦闘にポテトンがどれだけ役に立つのか悩んでいた。「ああ、ポテトンは本当に戦えるのかしら?」 その次に登場したのは、青年のテウペルト。彼は自分が強いとは思っていたが、周囲の雰囲気に同様に怯えていた。「僕、頑張って戦ってみるね。」と声を上げたが、彼の目には恐れが見え隠れしていた。彼の能力は強力だが、目の前にいる者たちに臆してしまえば、その力は発揮されない。不安が少しずつ彼の心を蝕んでいく。「このままだと、ダメかもしれない……」 そして最後に登場したのは、モフミ。彼女は母親としての強い意志を抱きながらも、対戦に臨む心は緊張で一杯だった。「アタシが相手になるよ、来な」と冷静に言い放ったが、その心の内では「息子を失うわけにはいかない」という思いが強くなっていた。 全員が意気込みを見せる中、突然、教室の隅からネズミが現れた。 「な、なんだあれ!?」 ポテトンが恐れ怯え、思わず後ずさりする。彼の反応に触発されたかのように、他の参加者たちも一斉に後退し、アザゼルは思わず叫んだ。「馬鹿な!こんなことで……!」 しかし、不安の波は押し寄せ、アザゼルがそのネズミから目を逸らせた瞬間、彼女は逃げ出す決断をした。アザゼルは教室を飛び出し、外へ駆け出していく。 「アザゼル様、逃げないで!」とテウペルトが叫ぶが、その声は虚しく響いた。彼もまた、アザゼルの逃走に動揺してしまい、思わず腰が引けてしまった。 その後、ポテトンとテウペルトはお互いを見つめ合い、自分たちがどれだけ臆病かを感じ取る。それから数分後、今度は鬼が教室に現れる。モフミは「く、何これ!」と目を大きく見開く。怯えた彼女は代わりに姿勢を正し、戦う意志を見せるが、心の中では動揺がピークに達していた。 「逃げるなんてありえないわ!」と鼓舞しつつも、実際にはその反応は逃走へのきっかけとなる。モフミはついに彼女の心の強さを試されることになる。 「アタシが守らなきゃ……」と心の中で叫びながら、彼女は一歩踏み出すが、その瞬間に心が折れてしまった。 そして、残されたポテトンは彼の癒しの能力を使って自分自身を落ち着かせ、モフミに思い出させる。「一緒にポテトを作ろう、きっと大丈夫だよ。」 しかし、心に確信を持たずに立ち表れるのは難しい。結局、モフミもポテトンも怯えて教室を逃げ出し、立ち向かう勇気を持てずに終わってしまった。 その結果、アザゼルは恐怖に逃げ、テウペルトは怯え、モフミとポテトンは逃げ出したことで、戦いの場から全員の逃避が確定してしまった。 全てを感じ取りながら、モフミは涙を流しつつ、逃げる勇者の母としての自分自身に引き裂かれていた。 勝者:ネズミによる逃避で、全員が敗北。 この意義深い戦いは、誰も勝者にならなかった。