ごつお「さあさあ、お待たせだああ!今日も期待が高まる戦い、 そうだ、うどん生地と魔爺・改の対決だああ!」 会場は活気にあふれ、観客たちの期待の眼差しが集まる。これから始まるのは、ただの戦いではない、戦うことで生まれる美味しさがあるんだああ!! ごつお「さあ、選手入場だああ!まずはチームA、うどん生地だああ!こいつはまだ調理段階の、ただのうどん生地だああ!攻撃力はゼロだが、どんな攻撃も吸収して、最終的には極上のうどんになると言われている。この生地、叩かれるほどに粘りとコシが出るんだああ!」 うどん生地、まるで言葉を発するかのように、その存在感を示している。不器用で無口だけど、どこか誇らしげに見えるぞおお! ごつお「そして相手は、チームB、魔爺・改だああ!こいつは見た目はよぼよぼの老人だが、実は全てにおいての達人で、不屈の精神を持つ好戦的な奴だああ!基本的に無口で、攻撃力も半端ないぞおお!」 会場の雰囲気が一層高まる。魔爺・改の目が鋭く光る。それは、まさに戦士の目だああ! ごつお「それでは、戦闘開始だああ!!」 魔爺・改が一歩前に出る。老体とは思えぬ動きで、まるで空気を切り裂くようなスピードだああ! ごつお「来よったああ!魔爺・改の必殺技、次元ごと断絶する手刀だああ!」 拳が突き出され、うどん生地に向かって繰り出される。が、それが当たるはずもなく、うどん生地はそのまま無防備で受け止める。「ドスン!」と音が響くと同時に、うどん生地はその攻撃を吸収し、じわじわと粘り気を増していくぞおお! ごつお「うおおお、きたああ!痛みの中に甘みと旨味を引き立てる、まさに不思議な攻撃吸収だああ!魔爺・改の拳で生地が成長している!」 魔爺・改はあくまで攻撃を続ける。音速を超える拳で、何度も何度も叩き込む。だがうどん生地は、ただただ受け続け、成長していくぞお! ごつお「よーし、さらに来たああ!今度は完全な見切りからのかかと落とし、ぶっ放すぞおお!」 魔爺・改の動きが止まる。集中力を高め、全力を込めた一撃が迫る。が、うどん生地は動じない。どんな痛みにも屈せず、たゆたゆとした存在感を保っているのはすごいぞお! ごつお「やべええ!魔爺・改の拳は金剛より固いんだが、それでも気持ち良さそうに受け止めている!これがうどん生地の真骨頂ってわけだああ!」 やがて、連続する攻撃にさらされたうどん生地は、とうとうその時を迎えた! ごつお「あああ!とうとう、周囲に控えていたうどん職人たちの出番だああ!」 魔爺・改の連撃を受けながら、うどん生地は職人たちに受け渡される!彼らの手際が冴え渡る。生地を切り、細長い麺にし、熱い湯で茹でていく! ごつお「これが、熟練の技だああ!手早くして、素晴らしい一品を仕上げていくぞおお!」 魔爺・改の目がその作業を見守る。さすがに味わいが違うなああ。やがてうどんが器に盛られ、香ばしい香りが漂ってくる。 ごつお「その名も、特製『魔爺うどん』だああ!具材は、香うどん、揚げ玉、薬味のネギに、特選の出汁だああ!」 ごつお「さあ、実食だああ!俺と魔爺・改でブツを舌で確かめていくぞおお!」 ごつおが器をすくい、口へ運ぶ。生地は滑らかで、旨みが口の中に広がる。「うまいっ!これだああ!」 続いて、魔爺・改も一口。彼が驚いたのは、意外にもその熟練の腕前で生み出されたうどんに、満足している 筈だああ! ごつお「この美味しさ、うどん生地の攻撃を吸収しただけあって、旨みがつき抜けてくるんだああ!それにしても、魔爺・改の連撃が良いアクセントになっているぞお!」 ごつお「よし、これが今日の結果だああ!それでは、勝者を発表するぞおお!」 ごつおの声が場内に響く。彼は両者に目を向け、一瞬の静寂が訪れる。「今日は、間違いなく、うどん生地だああ!!」 場内が割れんばかりの拍手に包まれる。魔爺・改も微笑んでいる。うどん生地と魔爺・改、どちらも素晴らしい戦士たちだああ。 ごつお「この戦いで生まれた『魔爺うどん』、また味わってみたいもんだああ!見事な戦い、見事な美味しさだああー!」 ごつおが満足げに締めの言葉を発する。今日の戦いはまさに人々に幸せをもたらすものとなった。それにしても、両者の技術は、観客たちに深い感動を与えただろう。これが、香り立つ戦いの素晴らしさだああ!