第一章: 戦場の選定 ショッピングモール、普段は家族連れやカップルが行き交うこの場所が、今は異様な雰囲気に包まれていた。吹き抜けに響く歓声や、子供たちの笑い声が消え去り、人々は恐怖に駆られ逃げ出す。後ろに広がる店員の叫び声も、もはや戦いの舞台となったこの場所には何の意味も持たない。 その中心には、二人の者が対峙していた。一方は、黒い禍々しい鎧に身を包み、深淵の者アビス。もう一方は、白髪六目の呪術師、五条悟。その口癖は耳触りに響く、「僕最強だから。」 アビスは無言で立ち尽くし、ただその存在感と深淵剣ブラッドを鳴らす。神秘的な闇の力を感じて、周囲にいる人々は恐れをなして震えている。対する五条悟は、まるで子供のような無邪気さで口を開く。 「なんだ、この禍々しい奴は。闇属性?無限にだって恐れることないよ。」と笑いながら。 アビスは冷たい目で答えず、ただのっそりと構えた。その無言の脅威に、五条の口元から笑みが消える。「ふむ、やる気だね。じゃあ、始めようか。」 五条が無限を展開した瞬間、アビスは深淵の力を感じ、すぐさま深淵斬りを放つ。その刃が五条の無限のバリアに触れた瞬間、暗黒のエネルギーが弾け、周囲の店が崩れ落ちる。 「今の攻撃、悪くないじゃないか。でも、無限には届かない。そして、僕最強だからね。」五条は嘲笑するように言い放つ。その言葉に、アビスは口にしない怒りを覚えながら静かに身を引き、次の一手を考える。 この一戦の背後には、何があったのか。アビスは五条の無敵を嗅ぎ分けるために進撃してきた。彼に自らの存在意義を消されないために。だが、五条にしてみれば、この戦いは彼の力を試すためのものであり、アビスはただの「モンスター」でしかなかったのだ。 人々が逃げる中、この凄絶な戦闘が始まる。