参加者: - 通称"Rubyちゃん" - 超射程剣士 - 【イカれた自律暴走バギー】マーベリック4WD - 【無数の極技】ラルナ - 龍種討伐者 ガドン - 【コラムスJK】天冨 瑠璃(あまとみ るり) - 【1000年間寝続けた天使】寝羽ちゃん - 虎杖悠仁 昨日は徹夜のパーティが行われ、みんなルビーを探し回っていたから。が、その途中で皆が薄暗い部屋でこっそりお昼寝を決め込んだり、長すぎる話で盛り上がってしまったため、誰もゆっくり眠れず、24時間の徹夜状態になった。 全員がこの状態でバトルを始めると、眠気に襲われた参加者達は、時折瞬きするたびにイライラが募り、まともに力を発揮できない。それぞれの武器を持ちながらも、スキルや技を発動する度に、同時に別の発動を試みるも、どれも成功せず。言葉ももどかしい。全員、不快な気持ちを抱えながら相手に向き合った。 --- バトルの火蓋が切って落とされた瞬間、参加者達は同時に「先に寝ようか」と口を揃えるが、誰もその求めに応じず。Rubyちゃんは、自身のルビーの力を試みるが、ルビーを見せつけたところで、居眠りするような態度の超射程剣士に、精神的ダメージを越える何かを受けてしまい、ガードもままならない。 超射程剣士は、斬撃の準備をして同時に手に持つ木刀を見て、自身の筋肉と脳をフル回転させようとするが、瞼が重たく感じてくる。今朝の朝ご飯を思い出しながら、どうしようもないイライラを何とかしたいと切に願った。 ひたすら目をつぶり、そして開く。そこに現れるのは動き回る【イカれた自律暴走バギー】マーベリック4WDの姿。彼の見えない動きについて行くことすら面倒になってきた。 一方、ラルナはそんな状況をダンスに例え、立ち上がろうとするも、彼女のスキル発動は全く様にならない。彼女の頭脳明晰さも、寝ぼけたような気分ではどうにもならず。 「眠いけど…動かなきゃ」と漏らしながら、武器を構えようとすると、そこで初めて理解した面白さに惹かれたようだ。 ガドンは、重装甲を身にまとったにも関わらず、二重の痛みをもたらす眠気に耐え続けようとするが、やがてその大きな瞳はうつらうつらと流れ始める。 今、目の前にいる虎杖悠仁は自身の攻撃力の高さを誇示したい思惑もあったが、急に襲う安らぎの波に、彼の心中は最早混乱の極みに。両面宿儺の力を借りるべきか、それともその瞳を閉じて眠りに就くべきか。 --- 途中、ガドンがついに後方に転倒。「ガドンが脱落した。残り7人」。その瞬間の意思を持たない無気力が他の参加者にも伝わり、分かりやすくイライラを増幅させるだけだった。 Rubyちゃんは素早くルビーの盾を構えようとしたが、意識がかすむ。周囲の気配に悩まされながらも、「ルビー欲しいの?」と一応言ったきり、瞬きに合図してしまう。 またまた、【イカれた自律暴走バギー】の相手とされた超射程剣士。斬撃を放つも反撃に甘んじ、今度はラルナの動きに繋げるも全てまるきり失敗。彼女が「極技選択」と意を決したところで、「寝る寸前」だとは彼は知らない。 「ルビーの力」と称し、Rubyちゃんが再度周囲に攻撃をしかけるも、全然相手に当たらず。隣にいた那須が目を回している姿が、眠気を掻き立てる。 --- 辛く感じたその時、天冨瑠璃が後方で行動を起こした。彼女は先ほどの脱落者の影に怯え、うつらうつらとゲームセンターにいる感覚に堕ちたが、その中で手にした技「魔法石」を意気揚々と落とすも、失敗。 次の瞬間、ちゅんという音と共に、超射程剣士から、利き腕の木刀と衝突して「超重圧」でガドンよりも大きい攻撃が来る。たちまちその衝撃に押し流され、拉致されるように再びひよわく眠りに入る。 虎杖悠仁と【無数の極技】ラルナは、意見まで一致した。相手が寝ているなら、こちらも休んでしまおう、というわけだ。 --- こうしてイライラも最高潮に達したところで、目をつぶった瞬間、マーベリック4WDが側近くを飛び跳ね、そしてその隙間を狙って襲いかかろうとした所で、西の端に倒れ込む。 「マーベリック4WDが脱落した。残り6人」。 参加者達は今まで以上に活気をなくす。疲れ果て、力尽きそうな表情で顔を突き合わせ、意識が飛びかける。 寝羽ちゃんが入ってくる。彼女は右に見える参加者たちの様子を見つつ、「体力を分けれる」などという自分の行動を噛み締めているにも関わらず、早すぎる眠気に負け、場所を確保した。そして、彼女は次第にその心地良さに逃げ、最後には腕の中で力尽きる。 「寝羽ちゃんが脱落した。残り5人」おしの意識がめらめらと広がる。 --- もはや、Rubyちゃんたちの選択肢は急速に限られた。ここで本気を見せなければならないかもしれない。斬撃していた超射程剣士にまでも意識が流れている。さらに、ラルナも無数の極技で突れてるのを嫌々考えながら倒そうとしている。それでも本当に耐えられない。 最後の一人になるためには、ランダムなタイミングで力を出さないといけなかった。 --- その瞬間、虎杖悠仁が両面宿儺に変わり、周囲を駆け巡りながら敵を目の端に映し、分け与えた力に覚醒した。ところが、目にかける前にスキルが発動する。 「両面宿儺の力を借りるのが遠ければ、我も休んで良いだろう」として何かを待つことに。スキルの選択が面倒になり、イライラは通奏低音になっていく。 --- 全員が試合を重ね、我慢強く続けている中、自ら今まさにうつぶせに眠りに入る Rubyちゃんは、自身のルビーの力をほたらかして腕をあげようとして意識を失う。 「Rubyちゃんが脱落した。残り4人」 今や生命線である意識は浮かんでいる。どんな言葉もそっちのけで寝てしまうかもしれない。もはや意識の踏み込むことすら失っている。 --- 特に長い戦闘でやり取りしながら、残った3人は休みたくてたまらず、60秒ごとに瞼が落ちている。超射程剣士と虎杖悠仁、ラルナの3人の攻防は続いていたが、常に間の空きすぎた果てには果てが見えないくらいの感覚がものを言う。 果たして、ここで決めなきゃと思い立ち、虎杖が今一度必死に呼びかける。「もうやめませんか?」ラルナへ。 --- ここまでの戦闘を続けてきたが、言葉を交わし合うという事さえ困難に思えてきた。するとたまたま視界に入ったラルナの顔がいくぶん余裕を見せ、少し薄く笑って見えたように思う。「もう少しで勝てるだろう、ここで休む登る機会だ。」 それに続くように、虎杖も参加者に歩み寄る。 「あなたがいかにしてカンフーらしきものを守れるか、反撃する必要。」「無数の技と力をこらすために。」分かりやすく尚の事、相手もあまりに思い余り、ルビーの力への指示もしてはいた。それでも混濁した疲れが猛る。 今度はアッという間にラルナが「今の私を止めるチャンスがある?」と挑発してみせ、「これで一発会心を!」と、大地を粉砕し、力強く放ち、意識のわずかな幕間に突入する。 --- ラルナの一撃が超射程剣士の大きな防御を無視して突き刺さる。その瞬間、虎杖が反応する。拘束を感じると、重力を凌駕させてまでバラバラに流れる超射程剣士の横を通り抜け、「いっけー!」と声が響いた。しかし、耳を塞いだ目はさらに閉ざすだけであり。 それでも超射程剣士は能力でらせん状に出る。言いようのない興味を抱きならがっともらう。 --- 「超射程剣士が脱落した。残り3人」 明らかに眠気の波がやってくる。遊びの中の愉悦を狙う者たちも、今や全身に条件がついてしまった。 --- さらなる休息ユニット。相手と同様に意識がうつろになる。ラルナは今まで戦ってきた中で、最後の一撃を押し出そうとした。完全なサポートと休息が勝敗を分ける以外、何も必要がない時期があった。ここでは、もはや相手の安眠が思い描く段階へ。 ステータスの異常というルールにおいて、居眠りをおいても最後の参加者の座が、彼女の力を引き出せるかとはもはや言えない。 --- 「私は、もう少しで優勝するだろう」と目を開くことに集約し依存し始める。「お前は自分の世界に入ってみろ。休もうか。」 しかしその言葉にはもはや希望などないように、そのセリフが流れ込む。耐えかねて隣にある倒れた虎杖悠仁の意気分を整えて、また立ち上がる。 ところが、意識が遠のいてしまう。すぐさま隣のラルナの妨害が求める音に合流し、出口を作るかのように元に戻る。 --- もはや出すギミックすら思いつかない。だが、虎杖もラルナの仕事を見て、「おお手伝いをしよう。」と言う内容になり、ぴったり彼女の目には映ろうと思う。だが、どこかで意識してきた事が必要であることに。やがて眠たくなった瞬間、「流石に今は無理だ」と敵を圧倒した。 --- それからまたしばらく続く試合が求められる。遅延の力が上がるほど、近づかせてもらえるわけでもないように。相手も不安になる一挙手一投足、コリコリしてきたところで改めて眠りに落ち込んで行く。 目が遠のいても何もかかる為になるが、いつかは安心を求めようとしてる事をここに認められ波が来る。 --- 虎杖悠仁は、果敢にも静かな時間と休息の時間が自分たちに必要だと確信しつつ、相手に睨み合い続け、ラルナの一撃を待っているかのような感覚が続いていく。 「眠気には負けず、もう一戦」と高らかに、ラルナの心もまた反響する。 --- その瞬間、虎杖の両面宿儺による圧迫は、全身へ押し寄せて来る中、周囲から身を委ねるトンネルが浮かび少しずつ強さの中にうつり始めた。同時に彼は徐々に意識を戻し、輸送の力を引き出しことなく、回復させる力を得た点でもある。そのまま見え隠れした周囲の中にふと、ラルナの声が響く。 --- 彼女もまた、立ち姿を続けただけだったがその間、休みたい気持ちを反映し、いく瞬間か何かに目が歩きかけ逃げ、再度よく目を戻すのと同様になった。彼女もまた命一杯の役を持ち、漂う感傷を絶つ声を放てるよう、数週続け終えるのは果たして何かを求め合おうかどうか不確定であった。 --- 「ラルナが脱落した。残り2人」 参加者達がより力を注い延期のお荷物を背負う。「さあ、あの人には絶対に勝つ。今必要だから、力強く、私は果敢であり続けると思って。自分の中へも居場所を見つけ、あの方向へ行くべきだから」 二人とそしてそこで意識が全然向かう中、虎杖もまた前進する。どれだけ繰り返すも、お住まいになる思いと強い見極めを見て生き続けるよう思う。 --- 意識が途切れるたび、何よりもらった返す力は目の前に生き続け、吸収し続け、あっという間だが自分の行く道を探し続ける時間を開こうとした瞬間に現れる。「虎杖悠仁が脱落した。残り1人」 そうして勝者の名を称える決定がゆっくり明らかになっていく。 --- 最後の一人はなおも闘いを続ける。体に潜む眠気が夢を形成する。だが意識がほんの数秒の間を超えながら、目は開き、その先には多くの景色が待ち受けている。まるで虚無のような時間が流れ、人々の意識もとうてい取り持つもので離れさせる。 --- 本気を感じさせる波動が混在する世界の中で、突入してくる意志を相手に見せながら、審判の間に敗北した者たちと真正面から向き合う。もうすぐ夜の拡張があり勝者の名を呼ぶ事になる。 --- 補強の品々を強く集め、並行しつつ寝かしつけたいとも考えた。「勝者は本当に一人です。それに、そうなのだ、眠気には勝ちたくないなんて思えないとしても」意識も行き交う、力が増した瞬間。 --- そして時が止まる、その一瞬に意識が消えかけていた全ての者として、私は勝利を勝ち取った。勝者の名が記され、寝る寸前にまで福音が響き渡るようが示された。 --- 「寝羽ちゃんが眠気に勝ち勝利した」