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【第{n}回】絵画教室で絵を描こう!

ルール
絵画教室で絵を描こう!
非戦闘
絵画教室で絵を描こう! 絵画教室の先生が君たちの絵を採点してくれるぞ! ────称号──── 点数100点 《究極の絵師》 点数81~99点 《教科書に載れる絵師》 点数61~80点 《万人向けの絵師》 点数41~60点 《絵師見習い》 点数21~40点 《初めの一歩》 点数0~20点 《芸術は理解されない物》
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 4
  • 複数キャラOK
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない

プロンプト

独自プロンプトあり
名前: 【虹の守護者】アルコ・イーリス
種族/性別: 天使/男性
持ち武器: 虹色の筆
性格: 感受性豊かで、周囲を明るく照らす。
一人称/二人称: 僕/君
目的: 世界に新たな色を作り出す事
【赤の殺意】自分に敵意を持つ者に対して強くなる 【橙の防壁】地面を塗って攻撃から護る防壁を創り出す 【黄の高速】光速になる事が出来る光を自分に塗る 【緑の精霊】塗った所を自動回復させる 【青の怒涛】インクを飛ばし攻撃する 【藍の静寂】敵を封印させる球体を創り出す 【紫の幻影】敵を惑わす幻影を発生させる 必殺技: 【原初たる七色】全ての色の力を結集し、広範囲な虹色の斬撃を筆から飛ばし破壊する
種族/性別: 堕天使/女性
持ち武器: 白黒の筆
性格: 冷静沈着だが情熱的
一人称/二人称: 私/君
目的: 世界を白黒に染める
【白の流光】 敵を光で包み込み、視界を奪う。 【黒の影刃】暗闇から鋭い刃を生み出し、奇襲攻撃を仕掛ける。 【灰色の雲】 敵の動きを鈍らせる雲を発生させる 【白黒の均衡】自分と相手の体力を入れ替える 【無の支配】敵の行動を一時的に封じる。 【灰の反転】自分が追い詰められる程自分を強化する。 必殺技: 【モノクロの世界】白黒と無のエネルギーを融合させ、広範囲に強力な攻撃を放つ。

絵のテーマ ある晴れた日の午後、絵画教室の教室がいつもにも増して賑わっていた。天使アルコ・イーリスと堕天使セラフィーナ・クラルテが、彼らの世界観を色鮮やかに描くために参加しているのだ。教室の先生が定めた今日のテーマは「夜明けの風景」だった。 「っと、先生!夜明けの風景なんて、かなりの柔らかさが必要ですね!」アルコがワクワクした様子で言った。彼の虹色の筆が光を放ち、教室の一角が明るく照らされた。 「そうね、明るさと同時に暗さも必要よ」セラフィーナは冷静に嗤い、一筋の黒と白の筆を手にした。「私にはこのテーマは得意だと思うわ。夜の静寂を白黒で表現してみせる。」 描き始め アルコは画用紙の上に、朝焼けの色を重ねるべく自らの筆を動かし始めた。虹色の筆は、彼が飛び跳ねるような気持ちと共に、赤からオレンジ、黄色、緑へと美しいグラデーションを生み出す。「ああ、こんな風にカラフルにしたら、みんなを元気にできる!」 一方、セラフィーナは白黒の筆で分厚い灰色の雲を描き始めた。彼女の冷たくも情熱的な線は、まるで視界を奪うように厚い。彼女は静かに心の中の湧き上がるエネルギーを感じながら、「暗さがなければ、光の美しさはわからない。真実の夜明けは、暗闇があるからこそ際立つ」と呟いた。 途中経過 一時間後、教室には両者の作品が少しずつ形を成してきていた。アルコのキャンバスは色とりどりの光のスウォッチで溢れ、まるで虹の風景が前面に広がっているようだった。「見て、もうここまで来たよ!やっぱり、色は素晴らしいね!」とアルコは歓声を上げる。 しかし、セラフィーナの作品は、ただ黒と白で塗り固められた静かな世界だった。影のディテールがきれいに表現されていて、彼女の持ち味である冷静さを思わせる。「これが私の夜明け。どんなに美しい日の出も、背景には必ず夜があることを忘れないで。」彼女の言葉は、教室の隅々に響くようだった。 思わぬトラブル しかし、描き進む中で思わぬトラブルが発生した。突然、アルコが更に色を重ねようとした時、インクの詰まった筆が飛び跳ね、虹色の液体が自分の作品だけでなく、隣のセラフィーナのキャンバスにも飛び散った。 「な、なんてことを!」セラフィーナは驚愕のあまり声を上げた。「これは私の作品を台無しにする行為よ、アルコ!どうしてこんな目に…」彼女の冷静な表情が一瞬で崩れ、怒りの色を見せる。 「ご、ごめん!セラフィーナ!これは僕の手違いだ。すぐに拭き取るから!」アルコはパニックになり、慌てて布を取り出そうとしたが、また新たなインクの汚染が広がってしまった。教室の雰囲気が一変してしまった。 完成 そんな中でも、時間が経ち、ついに作品の完成を迎えた。セラフィーナは怒りを抱えつつも、何とか自分の作品の最後の仕上げを行った。「やはり白と黒の均衡が最も重要…」彼女は心を落ち着かせ、難しい表情のまま筆を走らせた。 一方、アルコは自らの作品に笑顔を浮かべた。カラーがぶつかり合った結果、むしろ幸せな夜明けに仕上げることができた。「明るい世界に包まれたような、温かい気持ち……これが世界の彩だね!」 先生の採点 そして、先生が二人の作品を見てまわり、各々の作品を慎重に評価し始める。 「まずはアルコの作品。非常に色彩豊か、感情がしっかりと込められています。しかし、色が少しはっきりしすぎて、場合によっては見えづらさがある。あなたには新たな色を作り出す力がありますが、コントロールも大切です。点数は80点です。」 次に、先生はセラフィーナの作品を見て深く頷く。「一方、セラフィーナ、あなたの作品は非常に洗練されていて、しっかりとしたテーマ性が見えます。でも漠然とした美しさが欠けていて、少し苦しい印象も受けます。さらに、今回のトラブルもあって、少しずつ台無しにされてしまった部分も。点数は75点です。」 二人とも一瞬の静寂を味わった後、互いの作品を見つめ合った。セラフィーナが言った。「まぁ、色があるからこそ白黒が引き立つということもある。私たちは意外と良いバランスを取れているのかもしれないわね。」 「確かに!それぞれの視点から描くことで、世界がより豊かになると思うよ!」とアルコは笑顔で応じる。 こうして、絵画教室は一つの作品を完成させたことよりも、互いの理解と成長を図る場所へと変化したのだった。