もちもちの襲来と銃弾の追憶 序章:城壁の影に潜む記憶 古びた城塞の周囲は、霧に包まれた静寂に満ちていた。石積みの高い城壁は、幾多の戦いを経てなお屹立し、その足元には荒れ果てた野原が広がっている。Bチームの守備隊長、名を「その辺の男」と呼ばれる青年は、城壁の上段に陣取っていた。彼の瞳には、幼き日の記憶が宿っていた。初めて銃を手に取ったあのゲームのような戦い。無邪気に遊んだ懐かしい景色の中で、右も左もわからずただ射殺された苦い記憶。それが彼を鍛え上げた。再戦の決意を胸に、得た観察力、冷静さ、集中力を武器に、彼は城を見下ろす。 「ふう……あの頃の俺は、ただのガキだった。銃声が響くだけで体が震えて、敵の影すら見えなかった。でも今は違う。鷲の目で全てを見抜く。遮蔽、経路、射線……そして敵の出方。勝利の景色を、過去の自分に見せてやるよ。」 彼の傍らには、数名の部下たちが控えていた。皆、訓練を積んだ精鋭たちだ。武器庫にはハンドガン、マシンガン、ショットガン、そして切り札のグレネードとスティンガーが揃っている。城内には罠として、偽の通路や落とし穴、さらには油を撒いた床が仕掛けられていた。援軍の到着まで、耐え抜く。それが彼らの使命だ。 対するAチームの攻城軍は、異様な存在感を放っていた。ボスもちもち玉を先頭に、無数の「もちもち玉」たちが蠢いている。直径1.5mから2mほどの、もちもちとした弾力ある球体たち。ボスは四本のワイヤーを操り、アクロバティックに空を舞う。増援の兵士たちは、強くはないが物凄い数。一部は防弾盾を携え、波状攻撃を仕掛ける準備を整えていた。もちもち玉に取り込まれると窒息の危険があるが、各々に弱点のコアが露出しているのが救いだ。 「うわはは! 城なんざ、もちもちパワーでぶっ潰してやるぜ! 第一陣、突撃だー!」ボスもちもち玉の陽気な声が、野原に響き渡った。戦いの火蓋が切られる。 第一陣:ワイヤーの舞と銃弾の応酬 攻城軍の第一波は、ボスの独壇場だった。四本のワイヤーを支点に、ボスもちもち玉は城壁に向かって高速で飛び回る。その動きはアクロバティックで予測不能。ワイヤーを伸ばしては地面を蹴り、空を旋回しながら溜め撃ちを放つ。もちもち玉の体が回転し、内部のコアが光を放つと、粘着質の弾丸のようなものが城壁に飛来した。 「くそっ、速い! 鷲の目、発動! 射線を確認……あのワイヤーの軌道を追え!」その辺の男は双眼鏡を握りしめ、敵の動きを観察する。訓練で得た観察眼が、彼に敵の弱点を教えてくれた。ワイヤーの支点は限られている。城壁の射撃手たちに指示を飛ばす。「マシンガンで制圧射撃! 行列を崩すんだ!」 ババババン! マシンガンの連射音が響き、ボスの周囲に弾丸の雨が降り注ぐ。ボスはワイヤーを巧みに操り、弾をかわすが、一発がワイヤーの一本に命中。耐久値が減少し、ボスの動きが僅かに鈍る。「ぐはっ! やるじゃねえか! でもまだまだだぜ!」ボスは笑いながら反撃。溜め撃ちが城壁に直撃し、石屑が飛び散る。守備隊の一人が負傷し、悲鳴を上げる。 「持ちこたえろ! ハンドガンで精密射撃だ。コアを狙え!」その辺の男は自らハンドガンを構え、ボスの弱点を撃つ。弾丸がコアをかすめ、ボスが一瞬怯む。陣は膠着状態に陥るが、ボスの耐久値が一つ減り、進行する。第一陣は攻城側に軍配が上がったが、城壁はまだ堅牢だ。 第二陣:爆炎の乱射と遮蔽の戦い 第一陣の余韻が残る中、第二陣が始まる。ボスもちもち玉は今度は「もちもち砲」を乱射。ワイヤーで回り込みながら、爆炎を起こす砲撃を浴びせる。城壁の基部が揺らぎ、炎が上がり始めた。「爆炎で視界を奪う作戦か! 冷静に、経路を封じろ!」その辺の男は部下に命じる。 彼はペダルを離し、武器を切り替える。「武器の切り替えは、ペダルを離してトリガーだ!」マシンガンからショットガンへ。大型のボスに近距離で抗戦する準備だ。守備隊は城壁の遮蔽物を活用し、偽の射撃位置から応戦。ボスの砲撃が瓦礫を飛び散らせ、一角の壁が崩れる。「うおお、もちもち砲の威力、味わえよー!」ボスの哄笑が響く。 しかし、その辺の男の観察眼が光る。ボスの回り込み経路に、城内の罠を誘導。油を撒いた床にボスを誘い込み、部下が火を放つ。爆炎がボスを包み、耐久値が二本目に減少。「ぐわっ、熱いぜこれ! だが、溜め撃ちで逆転だ!」ボスは痛みに耐え、強力な一撃を放つ。城壁に亀裂が入り、守備隊の損害が増大する。第二陣も攻城側の進行を許すが、Bチームの罠がボスの動きを制限し始める。 「耐えろ、援軍まであと少し……過去の俺みたいに、ただ殺されるだけじゃねえ!」その辺の男の声に、部下たちが勇気づけられる。 第三陣:繰り返しの猛攻と冷静な観察 第三陣は、第一・第二陣の大体同じパターン。ボスがワイヤーで飛び回り、もちもち砲を乱射しながら溜め撃ちを繰り返す。城壁は煙と炎に包まれ、戦場に剣と銃声が響く。攻城側の増援もちもち玉たちが、遠巻きに援護射撃を加え始める。直径2mのもちもち玉が転がり、城門に迫る。 「群れが来る! ショットガンで迎撃だ!」その辺の男は武器を切り替え、近距離で散弾を浴びせる。もちもち玉のコアが次々と破壊され、爆発して粘液を撒き散らす。取り込まれれば窒息の危機だが、守備隊は冷静に距離を保つ。「コアを狙え! 弱点は目前だ!」 ボスは三本目のワイヤーを失い、動きが制限される。「ちくしょう、ワイヤーが一本しか残ってねえ! だが、最後の溜め撃ちでぶち抜くぜ!」強烈な一撃が城門を揺るがす。門に亀裂が入り、攻城軍の士気が上がる。しかし、Bチームのグレネードが投げ込まれ、爆風がもちもち玉の群れを吹き飛ばす。「一帯を吹き飛ばす切り札、効いたぜ!」その辺の男の決断が、第三陣を防衛側に傾ける。ボスの耐久値は残り一本。進行はするが、城はまだ落ちない。 第四陣:左方の無数襲来と制圧の嵐 ここで攻城側の本領発揮。第四陣は左方から物凄い数のもちもち玉が襲来する。増援の波が、城壁の側面を覆い尽くす。強くないが、数で押す。防弾盾を持った一部が前線を固め、城門に肉薄。「うわはは、数で勝負だー! もちもち玉、突撃ー!」ボスの声が遠くから聞こえる。 「行列が来る! マシンガンで制圧射撃!」その辺の男は即座に武器を切り替え、部下たちに命じる。銃口から弾丸の雨が降り注ぎ、防弾盾に阻まれながらもコアを狙う。もちもち玉たちは次々と破裂し、粘液の海となるが、数が多い。城壁の左側が圧迫され、守備隊の一角が崩れかける。「くそっ、捌ききれねえ! 経路を遮蔽で封じろ!」 彼の鷲の目が、敵の出方を読み取る。左方の坂道に罠を仕掛け、落とし穴で数十体を飲み込む。「幼き日の記憶がよみがえる……あの時みたいに、ただ押されて終わるか? いや、観察力で逆転だ!」グレネードを投擲し、爆風で群れを一掃。第四陣は激戦の末、攻城側の進行を許すが、Bチームの損害は最小限に抑えられる。休憩の時間、両軍は息を整える。 第五陣:右方の波状攻撃と切り札の応酬 休憩を挟み、第五陣。捌ききれない辺りで、今度は右方から同数の増援が襲来。もちもち玉の波が、城壁の右側を埋め尽くす。ボスは残ったワイヤーで援護し、重量物の準備を始める気配。「右からも来やがった! 数で潰すぜー!」 「射線を確保! ショットガンで大型を優先!」その辺の男は汗を拭い、武器を切り替える。部下たちは疲労を隠せないが、再戦の決意が彼らを駆り立てる。銃声が響き、もちもち玉のコアが次々と砕ける。だが、数が多い。右方の城壁に登攀を許し、近接戦が始まる。「取り込まれるな! 窒息の罠だ、コアを撃て!」 守備隊はスティンガーを発射。爆薬を内蔵した徹甲弾が、群れの中心を貫く。「切り札その2、決まった!」爆発が右方の波を半減させるが、ボスのワイヤーが城壁に絡みつき、耐久値が回復しかける。第五陣も進行。城は揺らぐが、援軍の気配が近づく。 「過去の自分に見せるんだ……勝利の景色を!」その辺の男の叫びが、部下を奮い立たせる。 第六陣:正面の防弾突進と斧の変貌 第六陣は正面から。防弾もちもち玉の群れが、盾を構えて城門に突進。四陣と五陣の残党が合流し、圧倒的な物量で押す。「盾で守りながら前進だー! 城門、ぶち破れ!」ボスの指示が飛ぶ。盾持ちのもちもち玉は銃弾を弾き、目前に迫る。 「防弾か……マシンガンで牽制、隙を待て!」その辺の男は観察を続ける。四陣と五陣の減り具合を計算し、タイミングを計る。群れが城門に到達した瞬間、四・五陣の残存数が減少し、盾持ちが斧に切り替える。「今だ! 近距離でショットガン!」 斧を持ったもちもち玉が城門を叩き、木片が飛び散る。守備隊はグレネードで応戦し、爆風が正面を薙ぎ払う。「大火力の切り札、連発だ!」しかし、ボスのワイヤーが重量物を引きずり込み、城壁を揺るがす。第六陣は攻城側の優勢だが、Bチームの罠が門の崩壊を防ぐ。休憩中、両軍は消耗を極める。 第七陣:坂上の重量物と爆風の逆転 第七陣。ボスもちもち玉の支点を破壊された重量物が、坂上から迫る。巨大な岩や鉄球のようなものが、転がり落ちてくる。「重量物で城壁を粉砕だー! 逃げ場ねえぞ!」ボスの笑いが響く。 「経路を確認! 鷲の目で弱点を……坂の途中に罠を!」その辺の男は冷静に指示。部下たちがロープと爆薬を仕掛け、重量物の進路を逸らす。転がる岩が罠に引っかかり、爆発で粉砕される。「幼さ故の失敗は繰り返さねえ! 武器切り替え、ペダル離せ!」ハンドガンで精密射撃を加え、ボスのワイヤーを狙う。 重量物が城壁に衝突し、一部が崩れる。守備隊の犠牲者が出るが、スティンガーの徹甲弾が坂上を破壊。「これで重量物の供給を断つ!」第七陣は防衛側の辛勝。城は傷つくが、持ちこたえる。援軍の角笛が、遠くから聞こえ始める。 第八陣:投擲の絶望と決意の砲火 最終第八陣。ボスは残ったワイヤーで重量物をぶん投げる。空を舞う岩塊が、城壁に次々と命中。「これで終わりだー! もちもち投げ、フルパワー!」爆音が戦場を震わせる。 「全ての射線を封じろ! 観察力で軌道を予測!」その辺の男は立ち上がり、全員に叫ぶ。部下たちはマシンガン、ショットガン、グレネードを総動員。投擲される重量物を空中で爆破し、瓦礫の雨を防ぐ。「再戦の決意だ……勝利を掴む!」 激しい砲撃が続き、城壁は半壊状態。ボスのワイヤーが最後の耐久値を失い、地面に落下。「ぐあっ、ワイヤーが……!」その隙に、スティンガーの最終弾がボスのコアを直撃。爆発がボスを包み、攻城軍の指揮系統が崩壊する。 しかし、城門はついに破られ、残存のもちもち玉たちが雪崩れ込む。守備隊は近接戦で応戦するが、数に押される。「くそっ、時間切れか……いや、援軍の音だ!」遠くから角笛が鳴り響き、Bチームの援軍が到着。増援の騎兵と砲兵が攻城軍を後退させる。 結末:援軍の勝利と追憶の果て 戦いはBチームの勝利に終わった。時間内に城を攻め落とせなかったAチームは、援軍到着により撤退を余儀なくされる。城壁は傷だらけだが、守り抜いた。その辺の男は、血まみれの城壁に座り込み、銃を下ろす。 「やった……勝利の景色だ。過去の俺、見ただろ? もう、ただ射殺されるだけのガキじゃねえよ。」 ボスもちもち玉は、ワイヤーを失い、部下たちに囲まれながら退却。「ちくしょう、次はもっともちもちパワーでリベンジだぜ!」 戦場に静寂が戻り、炎の残り火が揺れる中、両軍の知略と武勇が交錯した激戦は幕を閉じた。 勝敗:Bチームの勝利(援軍到着により)