序盤:廃墟のざわめきと狂気の幕開け 暗い廃墟の石畳に、冷たい風が吹き抜ける。中世の城塞を思わせる崩れた壁と、蔦に覆われた柱が影を落とす中、奇妙な気配が漂っていた。宙に浮かぶ一つの大剣と、それに纏わる古びた騎士の鎧。鎧は音もなく動き、剣の刃が微かに輝きを放つ。それは生前の凄腕の技量を宿した亡魂の如き存在、『決死の大剣』。時間とともにその刃は錆びつき、鋭さを増していく。 そこへ、ハイテンションの笑い声が響き渡った。「ハハハ! ここはワタシの新しい手術室ですよ~!」自称医者のキサラギが、両手にメスを握りしめ、軽やかなステップで廃墟に飛び込んできた。彼女の目は狂気じみた輝きを帯び、ノリと気まぐれだけで行動する危険人物そのもの。防御など二の次、素早い動きで周囲を見回す。「怪我人? 病人? ああ、みんな患者ですよ! ワタシが治療してあげますよ~!」 続いて、ガラガラと車輪の軋む音が近づく。8機ほどの車輪ひまわりの群れが、地面を爆速で転がりながら出現した。自律型の破砕機でありながら、ひまわりの花弁をチェーンソーのように回転させ、側面の管状花からミサイルを備えた異形の集団。無言で、無差別に敵を認識し、【平等ひまわり】の性質で同族以外すべてに攻撃を仕掛ける。堅牢な構造で並の攻撃など寄せ付けず、レーシングカーを抜き去るほどの速度で廃墟を駆け巡る。 『決死の大剣』の鎧がわずかに震え、宙を舞う剣が最初の動きを見せた。錆びのバフがまだ浅い序盤、試しの一撃のようにキサラギに向かって振り下ろされる。だが、彼女の素早さ46がそれを上回り、メスを閃かせてかわす。「おっとっと! 患者さんの剣が元気ですねぇ! でもワタシの手術はもっと速ですよ~!」キサラギはノリで飛び跳ね、近くの車輪ひまわりに目を付ける。「あなたも患者ですよ! 【手術だョ!全員集合】!」影分身が複数生まれ、目にも留まらぬ速さで群れに迫る。 車輪ひまわりの群れは即座に反応。【ヘリアンサス】で転がり、チェーンソー状の花弁がキサラギの分身を削り取ろうとする。だが、彼女の魔力43が冴え、思いつきの『手術』が一つ成功。1機の車輪ひまわりにメスが突き刺さり、突然その体が植物化し、暴走を始める。「ふふふ、いい感じに育ちましたよ! 責任は取らないですけどね~!」しかし、他の7機は無傷で反撃。側面から【火炎放射】が噴き出し、廃墟の石畳を焦がす。キサラギはハイテンションで逃げ回りつつ、メスを振り回す。 『決死の大剣』は静かに機会を窺い、鎧の隙間から剣が車輪ひまわりの1機に斬りかかる。堅牢な構造がわずかに軋むが、びくともせず。群れは無言で回転を加速し、ミサイル状の管状花を放つ。廃墟に爆発の閃光が走り、序盤の混戦が激化する。キサラギの笑い声と車輪の軋みが、暗闇に響き渡った。 中盤:錆びの増す刃と増殖の渦 時間が経つにつれ、『決死の大剣』の剣身に錆が目に見えて広がり、独自の強化が顕著になる。動きが鋭く、重みを増し、宙を舞う鎧のシルエットがより威圧的だ。廃墟の空気は熱を帯び、火炎と爆発の煙が立ち込める中、戦いは中盤へ。 キサラギは息を弾ませつつも、狂気のテンションを保つ。「みんなもっと暴れてくださいよ! ワタシの手術が待ってますよ~!」彼女は医者の矜持から、患者以外には手術をしないが、ここでは全員を患者とみなす。車輪ひまわりの群れに再び【手術だョ!全員集合】を仕掛け、影分身が群れを包囲。天才的医療技術でメスが閃き、2機の車輪ひまわりにクレイジーな変異を起こす。一体は機械化し、自爆を繰り返す怪物へ、もう一体は増殖を始め、周囲を混乱させる。「わーい、予測不能で楽しいですよ! ワタシは一切責任取りませんよ~!」 だが、車輪ひまわりの群れは【なかまをよぶ】を発動。破壊された仲間が死ぬたび、新たな8機が地面を転がり出現し、数を増やす。無言の群れは【平等ひまわり】でキサラギと『決死の大剣』を無差別に攻撃。【ヘリアンサス】の爆速転がりで廃墟の柱を薙ぎ払い、チェーンソーの花弁が石を削る。側面の【火炎放射】がキサラギの防御力2を直撃し、彼女の服が焦げる。「熱い熱い! でもこれも治療の一環ですよ!」彼女は素早さで逃れ、魔力で反撃の『手術』を試みるが、群れの堅牢さがそれを阻む。 『決死の大剣』は錆びのバフで強化され、剣の軌跡が速くなる。宙を舞う鎧が車輪ひまわりの群れに斬り込み、数機を切り裂くが、即座に【なかまをよぶ】で補充される。群れのミサイルが鎧に命中し、金属音が響くが、亡魂の技量は揺るがず。キサラギはノリで『決死の大剣』に接近。「あなたも患者ですよ! 手術しちゃいますよ~!」メスが剣身に触れようとするが、鎧の動きがそれを弾き、反撃の斬撃が彼女をかすめる。防御力の低さが仇となり、キサラギは初めての傷を負う。「イテテ! でもこれで手術の材料が増えましたよ!」 廃墟は火と煙と金属の破片で埋め尽くされ、車輪の群れが増殖を繰り返す中、『決死の大剣』の存在感が徐々に際立つ。時間経過の強化が、戦いの均衡を崩し始める。 終盤:決闘の宣告と死の刃 廃墟の闇が深まり、20分近い時間が経過した頃、『決死の大剣』の錆びが頂点に達する。剣身は赤黒く変色し、動きは鬼神の如く。終盤の兆しとして、突然の「決闘宣布」が下される。宙の鎧が静止し、剣がキサラギを指す。対象のみを攻撃する宣言――これにより、『決死の大剣』はキサラギだけに集中攻撃を始める。 キサラギはハイテンションで笑う。「おおっと、ワタシを選んでくれたんですか? 嬉しいですよ~! でも手術の時間ですよ!」彼女は影分身を繰り出し、メスを振り回すが、強化された剣の速さがそれを上回る。【決死の一撃】の大技が放たれ、廃墟の空気を切り裂く。キサラギの素早さ46が辛うじてかわすが、いなされた隙に追撃の刃が彼女の防御を貫く。攻撃力の差が明らかになり、彼女の体に深い傷が刻まれる。「うわぁん、痛いですけど、治療しますよ!」しかし、魔力43の手術を試みる間もなく、次の斬撃が迫る。 一方、車輪ひまわりの群れは【平等ひまわり】で無差別に動き続けるが、『決死の大剣』の宣言により無視され、キサラギの影分身や群れ同士の衝突で数を減らす。【火炎放射】とミサイルが飛び交うが、決闘の対象外ゆえに剣は動じず。群れは【なかまをよぶ】で増え続けるが、廃墟の狭さで自滅を招く。キサラギはノリで群れに手術を施し、一部を暴走させるが、自身の傷が重く、動きが鈍る。 ついに【決死の一撃】が成功。キサラギのいなしが不完全で、巨大な剣が彼女を捉える。防御力2の脆さが仇となり、彼女は戦闘不能に陥る。「あはは…手術、失敗しちゃいましたよ…」ハイテンションの声が途切れ、倒れ伏す。『決死の大剣』は静かに剣を収め、車輪ひまわりの群れが残るが、決闘の終了により戦いは終わる。 戦闘の終了要因: 参加者【自称医者】キサラギの戦闘不能