夕暮れに染まる大地、その中央にて壮絶な戦闘が始まった。東の門からは、巨大な水晶の鬣を纏った獅子、燐光麒麟獅子《リンコウキリンジシ》が堂々と登場する。全長75メートルの巨体は、周囲の光を弾くことによって美しい虹色を放ち、その存在感は圧倒的だった。40メートル離れたところからは、理知的で獰猛な狼獣人、猛獣ヘンリー・ジャグヴォックが現れ、彼のスーツ姿はこの場所に不似合いなまでに洗練されている。 西の門からは、小柄ながらも敏捷な獣人、ポニィ・フォルスネーが駆け出した。彼女の馬耳がピクンと動き、何かを感じ取ったかのように身構える。そして最後に、南の門からは異形粘体獣がゆらりと現れる。 「さあ、ここがあなたたちの終焉の場だ!全てを葬り去って見せる!」獅子の声は雷のように響き渡る。彼の角から放たれる燐白化した光が周囲を照らし、敵を消し去る準備をしている。 猛獣ヘンリーは冷静に周囲を観察しながら、第一の獲物に狙いを定める。「始めるぞ、獣たち!」彼の声がかかると同時に、舌打ちをして前に出たポニィが先手を打った。彼女は跳び上がり、床を蹴って跳躍する。 「跳飛馬!」彼女の脚が空中を蹴り進み、華麗な反転から後瞬腿を繰り出す。ターゲットは分散した獅子。獅子はその動きをしっかりと目視し、欠かさず光を屈折させる。切り裂くような光がポニィに向かって放たれる。 「うわぁ!」彼女は必死に後ろへ飛びのき、かろうじて回避したが、光線が発生させた熱気は彼女の肌を焼く。「次は…!」その瞬間、ヘンリーが動いた。獣爪牙を発動させ、ポニィを狙いにいく。 「獣性を解き放っ!」彼の雄叫びが響き渡り、彼の体躯が一回り大きくなり、より獣っぽさを増していく。 「淫靡な力…意義を見せつけてやる!」ヘンリーは一瞬でポニィのもとに駆け寄り、彼女の頭上を爪で切り裂く。その刃は地面を削り、恐ろしい速度で火花を散らす。 ポニィは「な、何よ!」と恐れを感じ、近くの木を踏み台にして大跳躍。次の瞬間、空高く舞い上がり、必殺技を発動。「驚嗎劈蹄脚!」 空中からの強烈な蹴りが彼の頭を狙ったが、ヘンリーは直感でそれを察知。ちょうど良いタイミングで後ろに跳びのき、自らを守った。「それが、お前の全力か!?」 その様子を見ていた獅子のリンコウキリンジシは、彼らの小競り合いに興味を失い、異形粘体獣に目を向ける。異形粘体獣は変身の力を使い、漠然とした姿から全く別の姿へと変化を遂げた。「お前の姿を借りて、あいつを葬ってやる!」 その瞬間、リンコウキリンジシは、圧倒的なエネルギーを集め始めた。「熱射光!」角の先から放たれる熱線が異形粘体獣の心臓へ直撃し、彼は完全に消え去った。 周囲は今や熱線の影響で熱くなり、鎮静を求める余裕がなくなる中、ヘンリーとポニィは更なる戦闘へ挑む。飛び交う攻撃の中、ポニィが自身の一撃を決めようとするが、ヘンリーが間髪を入れずに彼女を押さえつける。「お前が見えるぞ、最後に思い知れ!」 その瞬間、ポニィが全力を尽くし、庇うように蹴り込む。「私を見くびらないで!」 だが、高めに飛んでいたリンコウキリンジシがさらに強烈な攻撃で二人を吹き飛ばし、その圧倒的な力で彼らを見事に打ち破った。「まだまだ私はここにいる! この場所を君たちで埋め尽くすことは悪夢だ!」 激しい戦闘の末、リンコウキリンジシはその地に立ち続け、勝者となった。