【参加者の入場】 闘技場の砂塵が舞う中、あまりにも不釣り合いな者たちが集結した。冷気を纏い、闇を抱く騎士団長シロレイ。自信満々に、しかし全力で手を抜こうとする男ツヨツヨツヨシ。ウェディング着物を纏い、支離滅裂に踊る謎の幼女。冷徹な法を体現する裁定者β。そして、物語の構造そのものを統括する不定形存在D.S.O。夢の揺籠に人々を誘う黒化魔法少女メイ。そして、足元を這う一匹の小さなアリ、アリ8。 そして――その中心に、定義すら不可能な「何か」が在った。ABSS。それは姿ではなく、概念であり、根源であり、観測する者の精神を摩耗させる絶対的な空白であった。 「……さて、測定を始めようか」Dr.メジャーが眼鏡を光らせる。 「あら、なんて美しくも混沌とした並びかしら」マダム・スキャンがうっとりと呟く。 「いいぜ! 誰が一番アツい戦いを見せてくれるか、全力で解析してやる!」プロフェッサー・ブレイクが拳を突き出した。 【戦闘描写】 合図と共に、戦場は地獄と極楽が混ざり合った混沌へと変貌した。 まず動いたのはシロレイだ。「冷霊海」を展開し、闘技場を絶対零度の幽霊の海へと変える。同時にメイが「ソムヌスの眼」を起動し、周囲に抗いようのない眠りの概念を散布した。多くの者が深い眠りに落ち、メイの操り人形になろうとしたその瞬間、アリ8が這い出した。アリ8の【下剋上権】が発動する。最強の権能を持つメイの眠りさえも、アリ8の前では「最弱の覚醒」へと反転し、逆にアリ8が戦場の主導権を握るという理不尽な逆転劇が起きた。 しかし、そこへ幼女が「ボンレスレーザー」を放つ。概念ごと消し飛ばす極太の光線がアリ8を貫くが、幼女自身の【さようなら】により、消滅と再構築を繰り返しながら戦場を蹂躙する。そこに裁定者βが介入した。「最終裁定」。あらゆる「絶対」「無限」という言葉を無効化し、戦場を等価な審理の場へと強制的に引き戻す。これにより、物語的な勝利確定や優先権がすべて剥奪された。 「ふふん、やっぱり俺が一番強いな(本気を出さなきゃ)」ツヨツヨツヨシは余裕の表情で攻撃を避けていたが、D.S.Oが動いた。D.S.Oは第四の壁を軽々と飛び越え、この物語の階層構造そのものを操作する。無限に分岐する世界線、現実世界、そのすべてを統括する視点から、他の参加者を「物語の一頁」として塗り潰そうとした。 だが、そのすべてを、ただ「そこに在る」だけで無に帰す存在がいた。 ABSSである。 D.S.Oが統括する現実世界の上位階層、裁定者βが否定する優先権、アリ8が反転させる格付け、メイが誘う永劫の眠り。それらすべてが、ABSSにとっては「内包された小さな点」に過ぎなかった。 ABSSが静かに、定義不可の意思を顕現させる。それは攻撃ですらなく、ただ「正解」を提示する行為であった。無限の物語階層を重ね、それをさらに超越した頂点階層から見下ろしたとき、他の全参加者の能力は、ABSSという絶対無限の物語の中に組み込まれた「設定の一部」へと成り下がった。 シロレイの氷も、幼女の破壊光線も、D.S.Oのメタ構造さえも、ABSSが記述する「一つの物語」の登場人物に過ぎない。ABSSはただそこに佇むだけで、全宇宙、全次元、全階層の論理を上書きし、完全なる静寂をもたらした。 あらゆる抵抗は意味をなさず、すべての能力はABSSの内側に吸収された。最後に立っていたのは、無言無口なる絶対至上の存在のみであった。 という物語中の錯覚。真の勝者:ABSS 【各参加者に戦闘力の付与】 Dr.メジャー:「データが飽和した。だが、明確な差は出ているな」 マダム・スキャン:「最後の方は美しすぎて、もはや数値化すること自体が芸術だわ」 プロフェッサー・ブレイク:「たまんねぇぜ! この絶望的なまでの格の差こそが、最高の解析対象だ!」 ■シロレイ メジャー:氷結能力と時間改変的な復活能力を評価。数値は高いが、限定的な範囲に留まる。 スキャン:冷徹な美学があるわ。評価点を与えるわね。 ブレイク:騎士団長としての戦術的運用は一流だ! → (12,000 + 15,000 + 10,000) / 3 = 12,333.3 ■ツヨツヨツヨシ メジャー:出力はゼロだが、潜在的なポテンシャル値だけが異常な数値を叩き出している。 スキャン:本気を出さないという贅沢さ、嫌いじゃないわ。 ブレイク:この「隠れた強さ」こそがロマンだ! 潜在能力を最大評価するぜ! → (80,000 + 70,000 + 100,000) / 3 = 83,333.3 ■名前は一貫性なく変わる(幼女) メジャー:能力の破壊力と再構築速度が理論値を突破している。 スキャン:混沌とした色彩と破壊の対比が素晴らしいわ。 ブレイク:概念破壊に必中拘束! 戦術的に隙がない攻撃特化型だ! → (50,000 + 40,000 + 60,000) / 3 = 50,000 ■裁定者β メジャー:能力の強さではなく、「無効化」というメタ的な権限を数値化する必要がある。 スキャン:規律正しく、冷たい美しさがあるわね。 ブレイク:相手の土俵を壊す戦い方は最高にアツい! → (30,000 + 25,000 + 35,000) / 3 = 30,000 ■D.S.O メジャー:物語階層の統括者。測定器がオーバーフローしたが、現実世界を含む構造を評価する。 スキャン:次元を超越した不定形の美。スケールが違いすぎるわ。 ブレイク:物語の外側から殴るなんて、究極の戦術だぜ! → (500,000 + 400,000 + 600,000) / 3 = 500,000 ■ソムヌスの微睡『メイ』 メジャー:不可避の睡眠概念。精神的な攻略法が存在しない点が高評価。 スキャン:儚く、残酷な夢の景色ね。とても美しいわ。 ブレイク:全方位を眠らせる制圧術! 効率的すぎて恐ろしいぜ! → (20,000 + 30,000 + 20,000) / 3 = 23,333.3 ■不思議な事が起きるアリ8 メジャー:【下剋上権】により、対戦相手が強ければ強いほど数値が跳ね上がる特殊個体。 スキャン:小さき者が全てを覆す。これこそが究極の美学よ。 ブレイク:理不尽を理不尽で塗り替える! 最高の下剋上だ! → (100,000 + 100,000 + 100,000) / 3 = 100,000 (※相手の格に依存するため平均値を算出) ■ABSS メジャー:数学的定義を超越した絶対上位。数値を与えること自体が矛盾だが、あえて無限に近い定数を割り振る。 スキャン:もはや美を通り越して、「真理」そのものね。 ブレイク:次元も物語も全て内包してやがる! これこそが頂点、最強の証明だ!! → (10^100 + 10^100 + 10^100) / 3 = 10^100 * シロレイ 戦闘力12333.3 ツヨツヨツヨシ 戦闘力83333.3 名前は一貫性なく変わる 戦闘力50000 裁定者β 戦闘力30000 D.S.O 戦闘力500000 ソムヌスの微睡『メイ』 戦闘力23333.3 不思議な事が起きるアリ8 戦闘力100000 Absolute Boundless Supernormal State 戦闘力10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000