【舞台となるマップ】 マップ名: 薄霧の古い公園 マップ説明(箇条書き) - 広大なウェルカムエリアと無数の植え込みで区切られた小道 - 中央にある古い噴水、周囲にはいくつかの隠れ家 - 地面にはトラップが隠されており、一歩踏み外すと罠が作動 - 左右の通路を抜けるとそれぞれ別の仕掛けが待ち構えている - 周囲は薄霧に包まれ、視界が悪い - 非常に静寂な環境のため、音が響き渡る --- 【戦闘開始】 古い公園の薄霧の中、魔琴と上木大等は向かい合っていた。魔琴は赤いマフラーを風に揺らしながら静かに立ち、反対側の上木はその壮年の姿を強調するように、作業着姿で立っていた。 「これが、私の務めです。期待に応えますよ。」 魔琴が静かに言い、背中のバックラーから鎖状の武器を射出して構えた。 「ふふ、若いね。そんなに焦らずに、行こうじゃないか。」 上木は穏やかな笑みを浮かべながら、ゆっくりと前に歩み出た。 --- 【序盤】 さっそく、戦いが始まった。薄霧の中、互いの姿を確認するのが難しい状態で、魔琴の目は光り、彼の武器を引き寄せる鎖が浮かび上がった。 「捕まえましたよ!」 魔琴が叫び、影の力を使って周囲の影をモンスターのように操り、上木に向かって迫らせた。 「それはいい手だが、私には通じない。」 上木は影をまるで気にすることなく、静かに歩き続ける。彼の特異な耐久力が、魔琴の攻撃を無効化したのだ。 影のモンスターたちが上木を取り囲もうとしたその瞬間、上木の手が魔琴に触れた。 「何だ、これは?」 魔琴は驚き、彼の手に触れた瞬間、自分の身体が束縛されるのを感じた。 「触術だ。これでお前を少しでも不利にしてやる。」 上木は穏やかな声でそう言い、彼の手の中で魔琴を縛り上げた。 --- 【中盤】 魔琴は瞬時に体を捻り、鎖を駆使して束縛を破ろうとした。しかし上木の魔法は強力で、彼の身体を引き寄せ続けた。 "軽傷以下ですね" と言いながら魔琴は自己回復を始める。 「何度でも、こうするつもりか?」 魔琴が再び立ち上がり、今度は大胆にバックラーを上下させ、鋭いブレードを展開させた。 「これは本気だぞ。」 彼は力強く、ブレードを上木に放った。 上木はその攻撃に目を瞑りつつ、ただ前に進んだ。 「私は昔から、本気の強さを貴様に見せてやる。」 上木の顔には一切の恐れがなかった。 時が経つにつれ、薄霧の中で両者は見えないトラップにはまりそうだった。ある瞬間、魔琴が足を踏み外し、地面から飛び出した棘に足をすくわれた。 「なんだ、これは!?」 「お前の仕掛けだろ。それでも私は止まることはない。」 上木は瞬時にその場に立ち、彼の不死の呪いを発揮させるために力を込めた。 意外にも棘は効果を示さず、痛みを乗り越えるように彼はなおも前進していく。 --- 【終盤】 戦闘がますます激化する中、魔琴は気を引き締めた。 "覚悟完了!" を叫び、彼の力は倍増した。 「お前は、本当に強靭だ……しかし、これだけは負けない!」 魔琴の力量が極限を迎え、彼は全ての力を解放した。 「行け!」 彼は一気に上木に近づき、バックラーの射出したアンカーがそれを目指す。 しかし上木は、そのまままっすぐに進み、「触術」で魔琴の身体に接触した。 「捕まりますよ。」 屈強な鈍重な身体は、冷静にそして圧倒的に魔琴を捕らえた。 「さあ、変身しろ!」 上木は力強くそのまま魔琴を拘束し、さらに追撃に入った。その時、背後から仕掛けが作動し、罠が動き出した。 「まずい、早く!」 後方から襲いかかる鋭い刃に、魔琴はかろうじて避けたが、上木は後ろの攻撃を弾き飛ばすように進んでいた。 このままでは、上木の力に飲まれる…… --- 【戦闘を終えて...】 最終的に、魔琴の体力は尽き、彼の力は次第に減退していった。上木はその無類の耐久力を持ち続け、魔琴の動きが鈍くなると、静かに彼に近寄り、触れた。 「さあ、私に触れさせて。お前の力はここで止まる。」 魔琴がその言葉を聞いたとき、彼の身体は再び束縛され、再起不能となった。 薄霧の古い公園は再び静寂に戻り、上木は彼の勝利を淡々と受け入れた。 --- 【リザルト】 【試合結果】 上木大等の勝利 【試合時間】 24分58秒 【勝敗の決め手となった技】 『触術』による拘束及び『不死の呪い』によるダメージ無効化 【両者から一言】 - 上木: 「若者の力は侮れないが、粘ることもまた一つの技だな。」 - 魔琴: 「私もまだ未熟です。次は必ず。」