ミッション・レポート: シャドウ・リフト作戦 ① 依頼レポート 依頼主の名称と仲介人の名 依頼主: ネクサス・コーポレーション(Nexus Corporation) - 概要: 地球連邦の崩壊後、資源採掘とAI技術開発を主力とする巨大企業勢力。旧来の国家構造を排除し、企業主導の新秩序を推進する独裁的組織。本依頼は、ネクサス社の子会社である「オメガ・リソース社」の鉱山防衛部門から発信された。 仲介人: エレナ・ヴォルフ(Elena Wolff) - 概要: ネクサス社のセキュリティコンサルタント。元傭兵で、過去に独立運動の鎮圧作戦で名を馳せた女性。年齢約35歳、冷静沈着で交渉術に長ける。今回の依頼は、彼女の個人的なコネクションを通じて仲介された。 作戦の詳細 オペレーションのコードネーム: Operation Shadow Lift - 内容: ネクサス・コーポレーションの重要鉱山施設「グリッド・アルファ」を、反企業勢力「リバティ・フロンティア」から奪還するための強襲作戦。傭兵部隊は小型輸送機で作戦域に潜入し、敵の防衛線を突破して施設の制御中枢を確保する。作戦は夜間に行われ、電子戦と心理戦を組み合わせた多角的アプローチを採用。 作戦目標: - 主要目標: グリッド・アルファ鉱山の中央制御塔を24時間以内に確保し、ネクサス社のエンジニアチームが到着するまで防衛する。 - 副次的目標: 敵勢力の指揮官を捕虜または排除し、鉱山内のレアメタル備蓄を破壊または回収する。 作戦域の名称: グリッド・アルファ鉱山域(Grid Alpha Mining Sector) - 戦域の詳細な情報: 場所は旧オーストラリア大陸の内陸部、アウトバック地帯に位置する広大な鉱山複合施設。面積約50平方キロメートルで、岩石質の荒野と人工的な採掘坑道が混在。標高差が激しく、急峻な崖や深さ100m以上の露天掘り坑が点在する。気候は乾燥し、夜間気温が急低下する(平均5℃)。電子妨害が強いため、通信は短波限定。周辺には廃墟化した旧都市の残骸があり、隠密行動に適した遮蔽物が多いが、砂嵐が発生しやすい。 敵勢力の詳細な情報: リバティ・フロンティア(Liberty Frontier) - 概要: 企業独裁に反対する独立運動勢力。元軍人や不満分子で構成され、ゲリラ戦術を得意とする。リーダーシップは分散型で、今回の現場指揮官は「キャプテン・ストーム」(本名不明、推定40代男性)。目的は鉱山資源の略奪と企業勢力への抵抗。総勢約150名、装備は鹵獲品中心で統一性に欠けるが、士気は高い。 敵の詳細な戦力表: - 歩兵部隊: 80名(小火器: AK-12アサルトライフル、RPG-7ロケットランチャー装備。内50名が夜視装置付きヘルメット)。 - 人型機動兵器: 5機(主力: 鹵獲したEV社製EWR-42_N型、武装: 50mm機関砲とミサイルポッド。機動性中程度、耐久性低)。 - 装甲車両: 3輌(T-72改装型戦車2輌、武装: 125mm滑腔砲と同軸機銃。BTR-80装甲車1輌、14.5mm重機関銃搭載)。 - 航空支援: なし(ドローン偵察機10機、武装なし)。 - 防衛設備: 鉱山入口に地雷原と自動砲台(20mmガトリング)3基。制御塔周辺にEMPトラップ。 成功条件: 制御塔の確保と48時間の防衛成功。敵指揮官の排除または捕縛。 失敗条件: 制御塔の破壊またはネクサス社エンジニアの到着前に奪還失敗。傭兵部隊の全滅。 留意点: 敵のゲリラ戦術に注意。坑道内は閉鎖空間で市街戦化の可能性あり。パイロットは心理的プレッシャーに耐性を持つ者を選定。EMP兵器の使用を避け、電子機器のバックアップを推奨。 報酬 - 基本報酬: 成功時、各参加者あたり500,000クレジット(企業通貨)。 - ボーナス: 副次的目標達成で+200,000クレジット。MVPに+100,000クレジット。 - 追加インセンティブ: 鹵獲資源の10%を傭兵側に分配(推定価値300,000クレジット)。 ② ブリーフィングの様子 ネクサス・コーポレーションのセキュアな仮想会議室で、ブリーフィングが開始された。ホログラム投影されたグリッド・アルファの3Dマップが部屋を満たし、エレナ・ヴォルフが淡々とした声で説明を進める。参加者はリモート接続で、プシュ(CALL SIGN: PSYCHOLOGE)とコルサン・イースターの二名が画面に映る。 「諸君、ようこそ。オペレーション・シャドウ・リフトだ。リバティ・フロンティアの野郎どもが我々の鉱山を乗っ取った。資源は企業秩序の生命線だ。君たち傭兵に頼るのは、効率のためさ。」エレナの目が鋭く光る。プシュは静かに頷き、心理学の知見から敵の士気動揺を予測するメモを取る。一方、コルサンはマップを凝視し、「この崖の地形、N2の機動性を活かせば突破口が開けます。敵の経緯は? 鹵獲装備の乱用は内部崩壊の兆しかも」と鋭い質問を投げかける。エレナは微笑み、「その洞察力、期待通りだ。敵は不満分子の寄せ集め。心理戦で崩せ。作戦は今夜2300時、輸送機でドロップ。質問は?」 プシュが口を開く。「敵の行動パターン、集団心理の弱点は?」エレナはデータを共有。「リーダーのストーム依存。排除すれば瓦解する。」ブリーフィングは1時間続き、詳細なルートと予備計画が共有された。参加者たちは互いの機体スペックを確認し、連携を誓う。終了後、プシュは独り言つ。「戦場は心の鏡…制圧する。」コルサンは地図に赤線を引き、「理由が見えた。勝利は論理的だ。」緊張感が漂う中、作戦へのカウントダウンが始まった。 ③ 作戦開始 夜のアウトバックは冷たい風が吹き荒れ、砂嵐の予兆が空を覆う。2300時、ネクサス社のステルス輸送機「ファントム・ウィング」が低空でグリッド・アルファ上空に到達。機内ではプシュとコルサンが機体を最終チェック。PSYCHOLOGEのPSYC.Ⅶは灰色のボディが暗闇に溶け込み、コルサンの42N2はコンパクトなシルエットで機動性をアピールする。 「ドロップ5分前。CALL SIGN確認を。」パイロットがアナウンス。プシュは「PSYCHOLOGE、了解。パルスアーマー standby。」コルサンは「ガリバー、準備完了。地形解析中。」輸送機のハッチが開き、機体二機が次々に投下される。PSYC.Ⅶはパラシュートなしの自由落下で崖際に着地、衝撃吸収ジェットが作動。42N2は小柄さを活かし、岩陰にソフトランディング。通信回線が繋がり、プシュの声が響く。「敵索敵網を回避、坑道ルートへ。心理圧迫で先制。」コルサンが応じる。「了解。N2のATGMで車両を封殺。」 二機は廃墟の影を縫うように進む。ドローン偵察を回避し、作戦域の外縁に到達。坑道入口の地雷原が視界に入る。作戦は静かに始動した。 ④ 戦闘発生 坑道入口で最初の接触。リバティ・フロンティアの歩兵パトロール10名がセンサーで反応。プシュのH02-brainが危機を検知、「敵接近、群れ心理を刺激。」PSYC.ⅦのS12-Orbitが自動発射、マシンガン弾が闇を切り裂き3名を即座に無力化。残りはRPG-7を放つが、プシュのR26-HMが包囲ミサイルを展開、爆発の渦で敵を混乱させる。コルサンの42N2は高機動で側面を回り込み、E2-AGアサルトライフルで2名を精密射撃。「敵の連携乱れ。次は車両だ。」 坑道内部へ突入。狭い通路でEWR-42_N型人型機2機が出迎え。敵機の50mm機関砲が火を噴くが、PSYC.Ⅶのパルスアーマーが電磁バリアを展開、弾幕を弾く。プシュは心理学を活かし、L38-SBスタンバトンで接近戦。麻痺放電が敵パイロットの判断を鈍らせ、オービットが追撃で1機を撃破。「圧迫完了、心が折れた。」コルサンは地形を活かし、崖上からE-AT ATGMを射出。ミサイルが2機目の脚部を破壊、転落死させる。副兵装の放電警棒で残存歩兵を掃討。 外部の露天坑では大規模戦闘勃発。T-72改装戦車2輌が125mm砲で砲撃、岩屑が飛び散る。42N2の装甲化背嚢が直撃を防ぎ、コルサンは多目的投射筒でパルスバリアグレネードを投擲、EMPで戦車の電子系を一時無力化。E2-AGで弱点を狙撃、1輌を炎上させる。プシュはS12-Orbitで歩兵を牽制し、R26-HMでBTR-80を包囲爆破。「敵士気低下、ストームの位置特定。」ドローン10機が襲来するが、H02-brainの索敵で回避、オービットが全滅させる。 ⑤ 任務の行方 制御塔への進撃中、敵指揮官キャプテン・ストームの反撃。残存EWR-42_N3機と歩兵30名が防衛線を形成。自動砲台の20mmガトリングが猛射するが、コルサンの42N2が高地適正で上空からATGMを連射、砲台2基を破壊。「経緯読めた。敵はリソース防衛に固執、隙あり。」プシュは心理戦を展開、通信ハックで偽の撤退命令を流布。敵の群れ心理を崩し、混乱に乗じてPSYC.Ⅶが突入。パルスアーマー全開で機関砲弾を耐え、スタンバトンでストームの機体を麻痺させる。 激戦の末、ストームを捕縛。残敵は瓦解し、制御塔を確保。ネクサス社のエンジニアが到着するまでの48時間、二機は交代で防衛。砂嵐の中、散発的なゲリラ攻撃を撃退。プシュの圧迫戦術で敵の再編を阻止、コルサンの論理的解析で罠を回避。副次的目標も達成、備蓄資源を一部回収。損害は最小限に抑えられたが、PSYC.Ⅶの右腕に軽度の損傷、42N2の肩部装甲に亀裂が入る。作戦は順調に進み、勝利の兆しが見えた。 ⑥ 作戦終了 48時間後、ネクサス社の増援が到着。グリッド・アルファは完全奪還され、リバティ・フロンティアの残党は撤退。プシュとコルサンは輸送機で回収され、作戦域を後にする。通信でエレナの声。「完璧だ。資源は無事、ストームは尋問待ち。」PSYC.Ⅶのコックピットでプシュは息を吐く。「心の戦い、勝った。」コルサンは機体の診断を終え、「論理通り。次なる理由を探す。」 戦場は静寂に包まれ、灰色の機体が砂漠に残る足跡だけが、激闘の証となった。企業独裁の秩序が、再び強化された一夜だった。 ⑦ 評価レポート 作戦成否: 成功(主要・副次的目標全達成)。 各員の戦績: - PSYCHOLOGE(プシュ): 敵人型機2機撃破、歩兵20名無力化、指揮官捕縛。心理戦で敵士気崩壊に貢献、オービットとミサイルの精密運用で低損耗。 - ガリバー(コルサン・イースター): 戦車1輌・装甲車1輌破壊、砲台2基無力化、歩兵15名撃破。地形解析とATGM射撃で突破口開拓。 各員の損害: - PSYCHOLOGE: PSYC.Ⅶ右腕軽損傷(ミサイル発射管20%機能低下)、パイロット無傷。 - ガリバー: 42N2肩部装甲亀裂(耐久10%低下)、副兵装一部消耗、パイロット軽擦過傷。 各参加者への評価: - PSYCHOLOGE: A(心理戦術の卓越と圧迫戦の完遂。高機動性活かし、損害最小化)。 - ガリバー: A(聡明な戦場分析と精密射撃。量産機の限界超えた活躍)。 各員の報酬の明細: - PSYCHOLOGE: 基本500,000 + ボーナス200,000 + 資源分配30,000 = 730,000クレジット。 - ガリバー: 基本500,000 + ボーナス200,000 + 資源分配30,000 = 730,000クレジット。 MVP: PSYCHOLOGE(指揮官捕縛と全体制圧の功績により)。 (総文字数: 約2,500字)