戦場:無人の地下鉄駅 数日前、無人の地下鉄駅に集まった一行は、ひときわ異様な雰囲気に包まれていた。薄暗い駅の壁にはカビが生え、ちらほらと水滴が垂れる音が響いた。一方で、中央には巨大な「黒い仏像」が立っており、その周りには魔法の腕が蠢いている。「六罪の使徒/道徳なき」諸悪の女勇者ダンデと、「天狼忍群/初代頭領の霊」山尾 天狼守 景道がそれぞれの目的を抱えて呼び出されたのだ。 参加者:ダンデ ダンデは長い銀髪を揺らしながら「黒い仏像」を見上げた。 「汚らわしい存在ね……この場を征服するのは私よ!」冷たい声に、その目は虚ろな青色で金色に光っていた。 彼女の「六罪の使徒」としての能力は、敵対者の状況を見通すのに役立ち、すでに「黒い仏像」の強力な攻撃を察知しているかのように見えた。自らのスキルを存分に発揮できる場所だ。 参加者:景道 対する景道は、穏やかな姿勢で周囲を見つめつつも、その目には威厳があった。 「我が忍の心をもって、この邪悪を断つ。正義のために……」彼は霊体としての存在を誇示するかのように、軽やかに舞うように動き出すと、無銘の霊刀を構えた。出現した悪に対し、彼は忍びの術を駆使することを決意した。 黒い仏像との遭遇 二人は同時に、黒い仏像の存在に気づく。仏像は不気味な口から笑みを浮かべているかのようだった。 「貴様らを待っていたぞ。行くぞ、救いの手!」 黒い仏像が叫ぶと、無数の魔法の腕が彼らに向かって伸びてきた。そこから強烈な力が発せられ、地面を揺らした。ダンデは瞬時に察知し、跳躍して躱すが、景道もまたその動きに敏感だ。 戦闘の開始 ダンデは「救いの手」を避けつつ、邪剣を握りしめる。「邪剣が正義を葬る……」彼女は自己の悪徳の力を高めつつ、その悪意を力に変えて黒い仏像に立ち向かった。 「ここで止まれ!」と叫ぶダンデ。次の瞬間、彼女の周囲に悪の力が渦巻き、自身を強化した。 一方、景道は「忍術:朧」を用いて、体を隠しながら黒い仏像の背後へ回り込んでいた。霊刀を生かし、先手を取る姿勢だ。だが、黒い仏像にその動きは完全に察知されていた。腕が彼に迫る。 「隠れんのか? それとも私の目から逃れるつもりか?」 戦いの進行 ダンデが前面からアプローチするのに対し、景道は姿を消しつつ周囲を見守っていた。 「蓮の腕!」 黒い仏像が全方位への攻撃を放つと、周囲が光の輪で包まれた。それにより、ダンデは一瞬目を奪われ、動けずにいた。しかし、すぐに彼女は踏ん張り、「邪神の祝福」の力を借り、再度攻撃を開始した。 「我が敵を滅せよ!」 景道もまた、ダンデの合図を受け取り、再び仕掛ける。「忍術:閃!」これにより衝撃的な光線が黒い仏像に照準を合わせ、目が眩む一撃を放った。 黒い仏像の反撃 しかし、立ち上がる魔法の腕たちは、二人の動きにすぐ気づき、再び「蔓の腕」が出てきた。 「束縛されるがいい!」 腕が伸び、両者を捕らえようとする。 ダンデは瞬時に、目を見張るほどのスピードで避けた。様々な悪意の感情を吸い込むことで、彼女の力はさらに増幅された。 「そんな腕、簡単に叩き落としてやる!」と口にしながら、彼女は邪剣を構え、攻撃する。 「時を止めろ!」 そして、黒い仏像の攻撃が再び来る前に、ダンデは秘めた力を発揮したかのように周囲を見つめた。 景道の発動 「これぞ天流抜刀術秘奥義:天網恢々」 景道は一瞬で背後に回り込み、黒い仏像に対して斬撃を放った。彼のあまりにも速い反応により、散らばった魔法の腕に当たり、少しの間でも隙ができた。 ダンデの追撃 その隙を見逃さないダンデは、「邪剣が正義を葬る!」と大声で言い放ちながら、剣を振る。剣が特異な軌道を描き、黒い仏像の胸部へ触れたとき、彼女は狂った力を感じた。 「黒い仏像」からは、魔法の腕が切断される音が響き、さらに負の感情を吸収し、ダンデの力を増した。 偽リノ偶像の発動 しかし、黒い仏像の怒りに反応し、彼は「偽リノ偶像」を発動させた。 「それでも我を止められぬ!」 黒い仏像の口から猛毒のブレスが放たれ、濃密な霧が瞬時に周囲を満たす。 ダンデはそれを感じ取り、すかさず毒を避けて、さらに攻撃に向かおうとした。 「何としても、お前を倒してやる!」 終幕の時が来る しかし、景道もまた、「抜刀術:旋風」を使いため、力を込めた一撃を準備している。 混沌とした風のように黒い仏像の周囲を旋回し、腕を斬りつつ迫っていた。「これで終わらせるぞ!」と言いながら、一斉に攻撃。 勝利への道 ダンデはその隙に邪剣を大きく振り下ろし、影のように「黒い仏像」に迫る。彼女の力が完全に覚醒した瞬間だった。 黒い仏像はその攻撃を受けてさらなる怒りを発露し、一瞬だけ動きが止まった。その隙を逃さず、景道の一撃が胸を貫いていき、刀は光り輝くような輝きとともに「黒い仏像」を貫通した。 戦闘のまとめ 二人の力を結集し、黒い仏像は呆然自失した様子で立ち尽くし、ついには力尽きて崩れ落ちた。魔法の腕は次々と消失し、周囲に静寂が訪れる。 勝者の明記 ダンデと景道は、一緒に黒い仏像を倒すことに成功した。彼女の負の感情が力となり、景道の高度な忍術がそれを支え、最終的に彼らの共同の勝利であった。