市立図書館。その静けさが支配する空間に、不思議なメンバーが集まってきた。誤動作した火災報知器、ラウドウツボ、キングスライム、そして無慈悲極まりない裁判官、黒神月天聖。各々が持つ特殊な能力を使い、対戦を繰り広げる。 「火事です、火事です、火事です!」突然、火災報知器が館内に響き渡る。これは司法戦争の幕開けの合図でもあった。誤動作した火災報知器は、大声で叫び続け、周囲の静けさを完全に破壊した。 「おいおい、これは図書館だってのに、静かにしろよ!」と声をあげたのは、ラウドウツボだ。彼はその体格に似合わず陽気で、音を武器にして戦う。ラウドウツボは「俺の音を聞きやがれ!」と怒鳴り、猛然と攻撃に出た。彼は口を開き、大音量の声で「ラウドノイズ!」を発動させ、その音は図書館の壁を震わせた。 「うわっ!何声だこれ!」とキングスライムは転がりながら驚く。「静かにしてくれたら、僕が合体しますから!」 しかし、誤動作した火災報知器はなおも叫び続ける。「火事です!館長が来るぞ!」その声は図書館内に響き渡り、さながら火災報知器のオーケストラだ。周囲の人々はその音に耳を塞いで目を合わせた。 「これじゃあ、館長が来る!」ラウドウツボは不安を覚え、さらに不協和音を放つ。「キャコフォニー!」と叫び、その音が他のキャラクターに不利な影響を与え始めた。 「そ、そんな、音響を操るのか!」誤動作した火災報知器は珍しく不安を覚え、自身のアラームを続ける。だが、キングスライムは「みんなの失敗を合体の力に転化してみせる!」と決意し、試みる。「がったい!」と叫びながら、彼は自らを融合させようとする。 しかし、何度かの試みの後、彼は「ミス」としか言えない結果ばかり。うまくいく先が見えない。このとき、黒神月天聖が冷静に現場を見つめていた。彼は「静かにする者には裁きを下さない」と囁くように呟いた。 「俺の音を聞きやがれ!」とラウドウツボが叫ぶ直後、黒神月天聖が手をひらひらと振る。「静粛を守れ。お前の声は罪だ。私はお前の罪を問う。」その言葉にラウドウツボは一瞬心を震わす。 「罪だと?」自信満々に言ったものの、ラウドウツボは不協和音の影響を受けている。すると、彼の音声は徐々に衰えていく。 「俺は陽気だ、罪はない!」彼は反発するも、黒神月天聖の冷酷な視線に飲まれてしまった。それはきっぱりとした裁きだった。「憤怒の裁き!」彼は叫び、その瞬間、ラウドウツボは強氷の冷気に包まれた。 「これが裁きだ!」黒神月天聖は冷笑を浮かべ、ラムが立つのを見せ場なじる。 しかし、風に乗って誤動作した火災報知器は徹底して大音声を維持していて、「館長が来るぞ!」とその声を続け、ついには館長が現れた。 「何事か!?」館長の言葉とともに脱落者が生まれ、黒神月天聖の後光が全てを包む。拉致されるラウドウツボ、とされる時、キングスライムが力を集中させ「がったい!」を決行。ようやく彼は合体に成功する。「結局は僕の勝ちだ!」と誇ると、館長は喧騒の引き金となる。 図書館の一隅で、戦闘が終息する。静寂が戻り、キングスライムは勝者として認められ、館長から『全国で使える図書カード』が贈呈される。「素晴らしい戦いだった、これを勝者に」と館長は微笑む。最も静かで理知的な勝利者。