第1章:混沌の開幕、無制限闘技場へ! ごつお「さあ始まりました!本日の無制限闘技場!ルールは簡単、最後の一人になるまでやり合うだけ!実況は私のごつおと、解説の解説マンでお送りします!」 解説マン「よろしくお願いします。今回の顔ぶれは、概念系から法執行系、さらにはYouTuberまで、正気を疑うメンツが揃っていますね」 闘技場に降り立ったのは、爆弾に手足が生えた姿の自爆魔君、白衣を纏った美少女医師ヘーカ、冷徹な核の管理者戦士A、全能感溢れる松風繚華、静かに佇む村雨華水、公務員然とした【監査員】、サングラスの男HIKAKIN TV 自動字幕、そして眼鏡の少女琴羽みずほ。 ごつお「いきなりですが、自爆魔君が猛烈に暴れています!あいつ、頭が悪い分だけ純粋に爆発したいみたいですよ!」 解説マン「危ないですね。しかし、この場には『能力審判系』の判定を持つ者がいないため、村雨華水さんはBGMのように静かに佇んでいます。まずは誰が動くか」 第2章:法執行とコンセプトの衝突 【監査員】が手元の書類を冷徹にめくり、宣言する。「貴殿らの能力運用において、重大な法規違反が認められる。直ちに業務停止命令を執行する」 【業務停止命令】が戦場全体に波及し、戦士Aや松風繚華の強力なスキルセットに強制的な凍結が試みられた。しかし、松風繚華は「能力の無効化能力無効」という矛盾した全能性でこれを弾き、戦士Aは「システム上の穴を自動的に無くす」特性で法的拘束を回避する。 ごつお「おっと!監査員の令状が効かない相手がいます!公務員泣かせの面々だ!」 解説マン「ですが、監査員の精神的攻撃は効いています。自爆魔君が、あまりの事務的な雰囲気に混乱し、突如として【チャージ】を開始しましたよ!」 自爆魔君の体が赤く点滅し、周囲に猛烈な熱気が漂い始める。その瞬間、HIKAKIN TV 自動字幕が冷静に字幕を掲げた。 『そうですね核実験をしたいんですが』 第3章:核の連鎖と爆炎の嵐 字幕が具現化した瞬間、闘技場に巨大な核弾頭が出現。さらに戦士Aがそれに呼応し、核の管理者として【核の生成】を同時に発動させる。二つの核が共鳴し、逃げ場のない超高熱の爆心地が形成された。 ごつお「うわあああ!核!核が出ました!これ、闘技場ごと消えるんじゃないですか!?」 解説マン「ここでヘーカさんの出番でしょう。彼女の『単独医療員』スキルの真価が問われます」 ヘーカがセーフォルタの杖を激しく振り回し、叫ぶ。「は、はぁ!?別にあんたたちのこと助けたくて助けてないんだから!でも、死なれたら私の実績に傷がつくでしょ!」 【Cure All】。天文学級の回復者が放つ光が、核爆発の衝撃波を無理やり中和し、参加者全員の肉体を強引に再生させ続ける。自爆魔君はここで絶好のタイミングを見計らい、【大爆発】を敢行した。 【退場者:【監査員】 決め手:自爆魔君の【大爆発】】 第4章:言霊の理と全能の壁 監査員が爆煙に消え、戦場はさらに加速する。琴羽みずほが静かに口を開いた。「……少し騒がしいですね。【言霊現象化:沈黙】」 その言葉と共に、HIKAKIN TV 自動字幕の字幕が表示されなくなり、自爆魔君の叫び声が消えた。概念的な「音」と「伝達」が消滅した空間。しかし、松風繚華は「精神干渉無効」と「時空干渉無効」により、この言霊の支配を完全に無視して歩み寄る。 ごつお「みずほさんの言霊が効かない!繚華さん、文字通り『無敵』すぎるでしょう!」 解説マン「BGMのように静かだった村雨華水さんが、審判系がいなくなったことでルール通り静かに退場しましたね」 【退場者:村雨華水 決め手:ルールによる自動退場】 第5章:無限と有限の境界線 戦士Aが動く。彼はこれまでの戦いで敗北した経験を糧に、松風繚華の「能力を奪う」特性を自身の核操作に組み込んだ。【無限を有限に変える】。繚華の無限の体力と攻撃回数を、強制的にカウント可能な数値へと引きずり下ろす。 戦士A「貴様の核を、今ここで消滅させる」 【核の消滅】。不可避の攻撃が繚華を襲うが、彼女は【超回避】と【能力作成】で「核攻撃を吸収して弾丸に変える能力」を即座に生成。戦場は、核の弾丸と無限の斬撃が飛び交う地獄絵図へと化した。 ごつお「画面が真っ白!何が起きてるのか分かりませんが、とにかく凄まじい威力です!」 解説マン「ヘーカさんが必死に治療して回っていますが、追いついていませんね。でも、彼女がいる限り、簡単には死ねないのがこのバトルの残酷なところです」 第6章:絶望の字幕と自爆の連鎖 HIKAKIN TV 自動字幕が、沈黙を破り強力な字幕を強制的に展開した。 『しんでやってみてください』 この言葉が「死の強制」として具現化し、戦士Aの核の防御を貫通して精神を直接攻撃する。戦士Aが僅かに怯んだ隙に、復活しチャージを完了させていた自爆魔君が、分裂して襲いかかった。 【分裂自爆】。数十個の小さな爆弾が戦士AとHIKAKINを包囲し、同時に爆発。爆風が全てを薙ぎ払う。 【退場者:HIKAKIN TV 自動字幕 決め手:自爆魔君の【分裂自爆】】 戦士Aは核の再生能力で耐えるが、自爆魔君の攻撃は「概念的な爆破」を含んでいたため、核の修復速度を上回るダメージを負い、ついに崩れ落ちる。 【退場者:戦士A 決め手:自爆魔君の【分裂自爆】】 第7章:究極の選択、宇宙の終焉 残るは、自爆魔君、松風繚華、琴羽みずほ、そして治療に奔走するヘーカ。琴羽みずほが眼鏡を押し上げ、最後の一撃を放とうとする。「そろそろ終わりにしましょうか。【言霊現象化:敗北】」 「敗北」という結果が確定しようとした瞬間、自爆魔君が究極の狂気に到達した。彼は自らの存在全てを燃料に変え、宇宙そのものを巻き込む禁忌の技を起動する。 【宇宙最後の特大爆発】 ごつお「待て!何が起きようとしてる!?自爆魔君の体が光を超えて消えかかっている!」 解説マン「これはまずい。相手の存在の元となっているもの全てを破壊する。繚華さんの全能性すら、その『根源』から爆破される可能性があります!」 凄まじい白い光が闘技場を、そして宇宙の端までを飲み込んだ。全てが消滅し、無へと帰る絶対的な破壊。繚華の超再生も、みずほの言霊も、光の速度で消滅する概念の前では意味をなさなかった。 【退場者:松風繚華 決め手:自爆魔君の【宇宙最後の特大爆発】】 【退場者:琴羽みずほ 決め手:自爆魔君の【宇宙最後の特大爆発】】 【退場者:ヘーカ 決め手:自爆魔君の【宇宙最後の特大爆発】】 第8章:虚無の果ての勝者 光が収まった後、そこには何も残っていなかった。闘技場も、観客席も、宇宙さえも消滅した。しかし、自爆魔君のスキルには「倒れたりした場合、体力を回復して復活する」という特性があった。宇宙を破壊した反動で自爆し、死んだ彼が、唯一の特性によって「虚無」の中で復活を果たす。 真っ白な空間に、ぽつんと爆弾に手足が生えた生き物が一人。 ごつお「……えー。なんか、全部消えちゃいましたね」 解説マン「まあ、自爆して、死んで、復活して、周りに誰もいなかった。という物理的な消去法による勝利です」 【勝者:自爆魔君】 (ここで、神の力により参加者たちが全員復活し、元の姿で戻ってくる) ヘーカ「ちょっと!あんな爆発の中、私がどれだけ必死に治療したと思ってるのよ!このバカ爆弾!!」 戦士A「核を操作する私ですら、あの火力は想定外だった……」 ごつお「優勝おめでとう自爆魔君!いやー、凄まじい破壊力でしたね!でも、会場(宇宙)を全部ぶっ壊したから、次から出禁な!」 自爆魔君「(ぼーっとした顔で)……爆発、したい」 (完)