チャンネル名:【獣香のゆるふわ音楽室(仮)】 登録者数:1,250万人 配信タイトル:【雑談】たまにはゲスト呼んでマシュマロ読みます。あ、リピアさんとカルシアさんもどうぞ。 第1項:カオスな幕開け!想定外のゲスト登場挨拶 (配信開始のチャイムが鳴り、画面に黒色のパーカーを深く被り、伊達メガネをかけた黒髪ロングの美女・黒式 獣香が映し出される。彼女は肩にヘッドホンをかけ、気だるげにマイクを調整している。画面の端には、白衣を纏った紫髪の目の隈がひどい青年・リピアと、露出度の高い服装で退屈そうに欠伸をしている白金色のポニーテール女性・カルシアが座っている) 獣香:「……あー、マイク入ってる? ……はい。どうも。黒式 獣香です。今日は、まあ……なんとなく、マシュマロを読みながら雑談しようかなと思って配信始めました。あ、登録者数1200万突破したみたい。ありがとう。……めんどくさいけど、感謝はしてるから」 (コメント欄が猛烈な速度で流れ始める) 【待って!!!!!】 【獣香様!!!!!】 【待って、横にいる人誰!?!?】 【え、新キャラ!?!?】 【めちゃくちゃ顔が良い人が二人いるんだが!?!?】 リピア:「……ふむ。これが『ライブストリーミング』というものか。僕のような人間に向いている環境かは疑問だが、獣香に誘われたので付き合っているよ。……あ、咳が出る。ゴホッ、ゴホッ……」 カルシア:「ふわぁ……。あー、あたしはカルシア。よろしく。ここ、なんか空調効きすぎてない? もっとこう、ゾクゾクするような寒さがいいんだけどな。あ、それとも誰かに怒鳴られた方が目が覚めるかなぁ」 獣香:「ちょっとカルシアさん、最初からそういう方向の期待しないでください。あとリピアさんも、そんなにボロボロの白衣着てると視聴者が『不衛生だ』って騒ぐから、次からはアイロンかけてきてくださいね。あー、もう、なんで私がホストやらなきゃいけないんだろ。誰か代わりにやって」 (投げ銭:10,000円 「獣香ちゃんの気だるい声最高!!」) 獣香:「お、1万。ありがと。……あ、リピアさん、今視聴者が『白衣の人が儚げで癖に刺さる』って言ってますよ。分析でもしてあげたらどうですか」 リピア:「分析? ふむ。画面の向こうにいる数万人の視聴者の心理状態を瞬時に解析し、彼らが何を求め、どのような言葉に反応するか……容易いことだ。だが、僕が今一番興味があるのは、この配信機材の内部構造と、獣香の細胞がどうやってこの配信の負荷に耐えているかということだね。あ、あと妹を蘇らせるための資金になればいいが」 カルシア:「リピアはいつも真面目すぎ。もっとこう、配信なんだからハジけようよ。例えば、今ここで獣香に思いっきり蹴られてみるとか? あはっ、想像しただけでいい感じ」 獣香:「絶対嫌です。というかカルシアさん、そのチューブトップ、露出激しすぎません? 配信サイトの運営にBAN(停止)されるから、せめてカーディガンでも羽織ってください。私のパーカー貸しましょうか?」 カルシア:「えー、いいの? 獣香の匂いがするパーカー……ふふっ、それもいい刺激かも。あ、でもあたしは今のほうが『攻撃されやすそう』でいいし、このままでいいかな。あー、なんか退屈。誰かあたしを叱ってくれないかなぁ」 (コメント欄:【この配信、属性の暴力がすごい】 【天才美女×病弱マッドサイエンティスト×超ドM】 【カオスすぎて最高】 【獣香ちゃんが一番常識人なの草】) 獣香:「常識人とか呼ばないでください。私、中身は怪獣なんですから。……まあ、今は予防剤飲んで落ち着いてますけど。あ、そろそろマシュマロ読み始めましょうか。匿名で届いたポジティブなメッセージを読むコーナーです。変なのは飛ばしますからね」 (投げ銭:50,000円 「この3人の掛け合いを一生見ていたい」) 獣香:「5万! ありがとうございます! ……よし、リピアさんとカルシアさんが暴走しない程度に、ゆっくりやりましょう。じゃあ、最初の一通目、行きますよ」 第2項:音楽と細胞の不思議? 獣香へのマシュマロ 獣香:「(画面にマシュマロを表示する)……お、最初のは私宛てだ。『獣香さん、いつも配信で弾いているピアノの曲が大好きです! 作曲もされているとのことですが、もしよろしければ、怪獣としての本能を曲に込めた曲を聴いてみたいです!』……か。なるほどね」 リピア:「ふむ。本能を音楽に昇華させるか。興味深いアプローチだ。獣香の細胞内にある怪獣Gの因子は、極めて攻撃的で破壊的なエネルギーを持っている。それを音階という秩序ある形式に落とし込むことで、どのような精神的影響を聴き手に与えるのか。僕が分析してあげてもいいが?」 獣香:「リピアさん、分析しなくていいんで。ただの趣味ですから。……まあ、確かにたまに、頭の中で『全部焼き尽くせ』みたいな激しい旋律が流れることはありますけど。それをそのまま曲にしたら、たぶん聴いた人が精神的に疲弊して、BPMが速すぎて心停止するんじゃないですかね」 カルシア:「えーっ! 心停止しそうになる曲!? 最高じゃん! あたしも聴きたい! できれば、聴くだけで全身の骨がミシミシ鳴るような、痛快な曲にしてよ。あはっ、想像しただけでゾクゾクする」 獣香:「カルシアさん、要求が激しすぎます。心停止とか骨鳴動とか、それもう音楽じゃなくて攻撃魔法ですよ。私の【放射熱線】の方がまだマシなレベル。……でも、まあ、たまにそういう激しい曲を作ることはありますね。作曲してる時は、ある意味で集中できるし、めんどくさい日常を忘れられるから」 (コメント欄:【獣香ちゃんのピアノ、本当に神がかってる】 【怪獣の本能曲、絶対聴きたい】 【カルシアさんの要求がガチすぎるw】 【リピアさんの分析癖が出てるw】) リピア:「ところで獣香。君が毎日飲んでいる暴走予防剤だが、あれの成分を少し変えれば、音楽的なインスピレーションをさらに加速させられるのではないかと思う。例えば、一時的に感情を増幅させる薬剤を配合すれば……」 獣香:「絶対飲みません。リピアさんの薬は、だいたい副作用で変なことになりますから。この前も『集中力が上がる』って言われて飲んだら、3時間くらい壁の模様が踊って見えましたし。天才だからこそ、薬に頼らずにやりたいんですよ」 カルシア:「あはは! 壁が踊るって面白そう。あたしも飲んでみたい。あ、でもそれより、獣香に怒られた方がいいな。ねえ、獣香、今の私の態度、失礼だったでしょ? もっと厳しく言っていいんだよ?」 獣香:「……はぁ。本当にこの人たちと配信して正解だったのかな。あ、投げ銭ありがとうございます。……えっと、『10万円:獣香ちゃんにリピアさんの白衣を洗濯してあげてほしい』。……無理です。あれ、絶対なんか危険な薬品ついてるもん。洗った瞬間に洗濯機が爆発しますよ」 (投げ銭:100,000円 「洗濯機爆破配信待ってます」) リピア:「おや、僕の白衣に興味を持つ人が多いようだ。まあ、多少の酸や毒がついているが、僕には耐性があるから問題ない。だが、洗濯機という機械が僕の白衣の成分にどう反応するか……。ふむ、検証する価値はあるかもしれないな。獣香、次回の配信でやってみないか?」 獣香:「やりません! 私の部屋で爆発させないでください! もう、音楽の話に戻りますよ! あー、めんどくさい。誰か私をこの状況から救い出して」 (コメント欄:【救い出さないでくれw】 【この地獄のような掛け合いが心地いい】 【獣香ちゃんのツッコミが追いついてない】 【リピアさん、普通に危ない人w】) 獣香:「……まあ、でも、曲を好きでいてくれる人がいるのは嬉しいです。ありがとうございます。今度、少しだけ激しめの曲をBGMに流してみますね。もちろん、心停止しない程度のやつを。……さて、次に行きましょうか」 第3項:冷酷な研究者の意外な一面? リピアへのマシュマロ 獣香:「(次のマシュマロを開く)……次はリピアさん宛てですね。『リピアさん、いつも冷徹で怖そうなイメージですが、実は可愛いものが好きだったりしますか? もしあるなら教えてください!』……とのことです。どうです? リピアさん」 リピア:「(少しの間、沈黙して)……可愛いもの。定義によるが。……例えば、顕微鏡で見た時の、美しく規則正しく並んだ細胞の分裂プロセス。あるいは、猛毒を持つ生物が獲物をじわじわと溶かしていく時の、あの不可逆的な色の変化。あれは非常に『愛らしい』と思うよ。機能美と言ってもいい」 (コメント欄:【そこじゃない】 【価値観が狂ってるwww】 【それがリピアさんの「可愛い」なのか……】 【怖すぎるけど、ある意味一貫してるな】) カルシア:「あはっ! やっぱりリピアは変態だね! でも、そういう歪んだ視点、あたしは嫌いじゃないよ。もっと教えてよ。例えば、誰かが絶望して泣き叫んでいる時の顔とか、あれも『可愛い』に分類される?」 リピア:「ふむ。絶望は最高のスパイスだ。だが、僕が本当に『可愛い』と感じるのは……。……いや、いい。これ以上話すと、僕の研究者としての威厳が損なわれる」 獣香:「えー、気になる。リピアさん、もしかしてこっそりぬいぐるみとか集めてるんじゃないですか? この前、白衣のポケットからなんかピンク色のふわふわしたものがチラッと見えた気がしますけど」 リピア:「(急に激しく動揺して)なっ!? それは……それは、最新の吸収材のサンプルだ! 実験のために携帯していただけで、決して、その……うさぎ型のぬいぐるみなどではない!」 (コメント欄:【確定演出www】 【リピアさん、うさぎ好きだった!】 【ギャップ萌えすぎる】 【【速報】リピア、うさぎ好き】) (投げ銭:20,000円 「リピアさん、うさぎのぬいぐるみを持って配信してください」) リピア:「断る! 断るぞ! 僕は冷酷無慈悲な人間だ。神々さえも被験体としたこの僕が、あんな綿の塊に愛着を持つはずがないだろう! ……まあ、触り心地が良いのは認めるが……!」 カルシア:「あははは! リピア、顔真っ赤だよ! 面白いなあ。ねえ、そのうさぎ、あたしに貸してよ。それであたしの腕をギュッて締め付けてくれたら、いい刺激になるかも」 獣香:「……もう、めちゃくちゃ。リピアさんがこんなに動揺するなんて珍しいですね。まあ、そういう人間味があるところは、視聴者の方にとっても安心材料になるんじゃないですか。あ、コメントに『リピアさん、うさぎさんの名前教えてください』ってありますよ」 リピア:「名前など付けていない! ただの……『検体No.うさぎ』だ! ……いや、今の発言は取り消す。忘れてくれ。今すぐに記憶から消去しろ。万象反転で僕の記憶ごと消してしまいたい気分だ」 (コメント欄:【検体No.うさぎwww】 【リピアさん、やっぱりマッドサイエンティスト】 【でも可愛い】 【獣香ちゃんが煽ってるw】) 獣香:「あはは、面白い。リピアさんの弱点発見ですね。……まあ、私もある意味で実験体みたいなもんですから、その気持ち分かりますよ。番号で呼ばれるのは嫌いですけど、何か一つ、執着するものがあるっていうのは、精神的な安定に繋がるし。リピアさんにとってのうさぎさんは、きっと大切なものなんでしょうね」 リピア:「……君に理解されたくない。だが……まあ。……否定はしないよ。僕には、失ったものがあるからな。何かを繋ぎ止めておきたいという欲求は、生存本能に近い。……ふん、こんな話、研究日誌に書くわけにはいかないな」 カルシア:「あーあ、しんみりしちゃった。やっぱり刺激が足りないよ! ねえ、このままリピアのぬいぐるみを没収して、誰が一番早く取り返せるか競争しない? 負けた人は、勝った人に思いっきり殴られるっていうルールで!」 獣香:「……もう、いい加減にしてください。配信の方向性が『暴力』に寄りすぎ。次いきますよ、次!」 第4項:快楽と痛みの境界線? カルシアへのマシュマロ 獣香:「(次のマシュマロを読む)……はい、次はお待ちかね(?)カルシアさん宛てです。『カルシアさん、いつも配信で楽しそうに痛がっていますが、一番「最高」と感じる刺激は何ですか? また、それを視聴者が再現する方法があれば教えてください!』……。……ちょっと、これ、運営に報告していい内容かな」 (コメント欄:【待って、質問者がヤバいwww】 【再現する方法って何!?】 【カルシアさん、ここで本領発揮しそう】 【獣香ちゃんの困惑顔が見たい】) カルシア:「(パッと目を見開いて、頬を赤らめる)……えっ! いい質問! 最高にいい質問だね! うーん、そうだなぁ……。やっぱり、自分の骨が皮膚を突き破って、外に出てくる瞬間のあの『バリバリッ』っていう感覚! あれはもう、言葉にできない快感だよ。それに、そこからさらに誰かに強く打ち付けられて、骨が砕ける時の衝撃……あはっ、想像しただけで、もう……!」 リピア:「(冷静に)医学的な視点から言えば、彼女の再生能力が異常に高いため、痛みだけが純粋に神経に伝わり、直後に快楽物質が大量に分泌されるという特殊な回路ができているのだろう。普通の人間に再現させれば、ただの重傷。最悪の場合、ショック死する。……だから、視聴者の諸君、絶対に真似してはいけないよ」 獣香:「リピアさん、ありがとうございます。ここだけは本当に真面目な解説をありがとうございます。……カルシアさん、お願いですから、配信中に【穿骨槍】とか使わないでくださいね。機材を壊すし、何より画面越しに見てる人が精神的にダメージを受けますから」 (投げ銭:30,000円 「カルシアさんの正気を失った顔、最高です」) カルシア:「えー、いいじゃん。ちょっとだけ、指の骨を出すくらいならいいでしょ? ほら、見て見て! (指先から小さな骨の棘をピキッと出す)」 獣香:「出さないで!! 今の、一瞬映ったけど絶対規約違反だって! 早く戻して! あー、もう、この人は本当に制御不能だ。誰か、カルシアさんを黙らせる方法を教えてください」 (コメント欄:【骨出たwwwww】 【今のエフェクトじゃなくてガチなやつだ】 【獣香ちゃんの絶叫が心地いい】 【カルシアさんの快楽顔、中毒性ある】) リピア:「ふむ。カルシアを黙らせる方法か。単純な物理攻撃では、彼女の被虐体質によりむしろ活性化してしまう。効果的なのは、徹底的な『無視』か、あるいは『過剰なほどの優しさ』だろうね。彼女は刺激を求めているから、刺激が全くない環境に置かれると、精神的な飢餓状態に陥るはずだ」 カルシア:「えっ!? それだけは嫌! 無視されるなんて、死ぬより辛い! ねえ、今、リピアが私の弱点をバラしたよ! 獣香! 今すぐ私を無視して! あ、いや、無視しないで! でも無視して!!」 獣香:「……混乱してて草。まあ、いいです。カルシアさんが暴走し始めたら、私が【放射熱線】で軽く炙りますから。あ、もちろん、彼女が喜ぶ程度の温度で。……って、喜ばせちゃダメなんだっけ」 (投げ銭:50,000円 「獣香ちゃん、カルシアさんを飼い慣らして」) 獣香:「無理です。私、めんどくさがり屋なんですよ。誰かを飼い慣らすなんて、エネルギーの無駄遣いです。私はただ、静かに音楽を聴いて、たまに美味しいものを食べて、ゆっくり寝たいだけ。……あ、そういえば今日の夕飯、何にしようかな。リピアさんとカルシアさんも一緒に食べます? 私の奢りで」 リピア:「ほう、奢りか。それなら乗ろう。僕は栄養バランスを考えた、極めて味のない健康食がいい」 カルシア:「あたしは! 激辛で、口の中が火事になるような料理がいいな! 痛い! 熱い! 最高!」 獣香:「……やっぱり、普通に定食屋に行きましょう。あ、リピアさんは白衣を脱いでから来てくださいね。店の人に不審者だと思われますから」 (コメント欄:【この3人の食事配信やってほしい】 【リピアさんの味ない食事が気になる】 【カルシアさんの激辛耐性が見たい】 【獣香ちゃん、本当に優しいな】) 第5項:脱線トーク! 誰が一番「天才」か論争 獣香:「(最後から2番目のマシュマロを読む)……あ、これは共通の質問ですね。『3人の中で、一番の天才は誰だと思いますか? それぞれの視点から教えてください!』……。うーん、これ、答えにくいな。まあ、適当に答えましょう」 リピア:「(即座に)僕だね。数多の神々を解剖し、その能力を自身のものとして統合させた。医学、薬学、物理学、そして魔術。あらゆる学問を極めた僕こそが、この場における唯一の知の頂点であると言っても過言ではない。分析能力においては、右に出る者はいないだろう」 (コメント欄:【出た、自信満々なリピアさんw】 【まあ、やってることは神レベルだからな】 【でも、うさぎぬいぐるみ好き】 【分析能力はガチだと思う】) カルシア:「あはは! リピアは頭がいいだけだよ。本当の天才っていうのは、本能に従って、自分の欲望を最大限に解放できる人のことじゃない? あたしみたいに、『痛いのが好き!』っていう純粋な欲求を追求して、それを能力に昇華させたあたしこそが、精神的な意味での天才だと思うな!」 獣香:「……精神的な天才っていうのは、ただの『変態』っていう意味ですよね、それ。……まあ、リピアさんの言う天才は『知識』の天才だし、カルシアさんの言うのは『本能』の天才。私は……まあ、学校の勉強とか、作曲とか、格闘技とか、適当にやってれば全部できちゃうんで。……そういう意味では、私が一番効率的な天才なのかもしれないけど。……あー、なんか恥ずかしい。この話、切り上げていいですか?」 (投げ銭:100,000円 「謙虚な天才・獣香ちゃん最高!!」) 獣香:「10万! ありがとうございます! ……謙虚じゃないですよ。ただ、努力するのがめんどくさいから、最短ルートで答えに辿り着く習慣がついただけです。天才っていうより、ただのサボり魔なんです」 リピア:「ふむ。その『最短ルートを見出す能力』こそが、真の天才性の証明だ。獣香、君の脳構造を改めて詳しく分析させてもらいたい。特に、怪獣細胞がどのようにして認知能力をブーストしているのか。……よし、今夜あたりに僕のラボに来ないか?」 獣香:「絶対に行きません。リピアさんのラボに行くと、だいたい拘束されて何かを注射されますから。……あ、でも、もし最新の音楽機材を導入してくれたなら、考えてもいいかも」 カルシア:「あはっ! 獣香、買収された! いいなあ、あたしも何かいいことしてほしい。例えば、リピアのラボに忍び込んで、全部の薬品を混ぜ合わせて、大爆発させてみるとか! それならきっと、最高の刺激が得られるよね!」 リピア:「……私のラボを爆破しようとするな。殺すぞ(冷静なトーンで)」 (コメント欄:【リピアさんの殺意が静かすぎて怖い】 【獣香ちゃんの取引術www】 【カルシアさんの破壊衝動が止まらない】 【この3人が集まると世界が滅びそう】) 獣香:「まあまあ。喧嘩しないでください。……というか、そもそも『天才』なんて肩書き、どうでもいいですよね。私はただ、今のこの、ゆるい時間が好きです。……あ、そういえば、最近、新しい曲を書いてるんですけど。タイトルはまだ決まってないけど、ちょっとだけ、リピアさんの『うさぎさん』をイメージした曲なんです」 リピア:「(絶句)……なっ。……君という人間は……。……まあ、いい。どんな曲になるのか、聴かせてもらうくらいは許そう。ただし、あまりに恥ずかしい曲だったら、君の細胞を一部採取して、聴覚を麻痺させる薬を作るからな」 カルシア:「あはは! うさぎさんの曲! あたしも聴きたい! できれば、途中で激しく転調して、聴いてる人が混乱するような構成にしてね!」 獣香:「もう、要望が多すぎ。……まあ、いいです。私のペースで、適当に作ります。……あ、そろそろ時間ですね。最後の一通、読みましょうか」 第6項:心地よい余韻と、賑やかなお別れ 獣香:「(最後の方のマシュマロを読む)……最後はこれですね。『獣香さん、リピアさん、カルシアさん。3人がこうして楽しく雑談しているところを見られて本当に幸せでした。これからも、それぞれの道を歩みながら、たまにこうして集まってください!』……。……ふふっ。いいメッセージですね。ありがとうございます」 (コメント欄:【泣ける】 【最高の配信だった】 【またこの3人でやってほしい!】 【獣香ちゃんのデレが出た!?】 【リピアさんとカルシアさんも、どこか救われた顔してる】) リピア:「……ふむ。僕が『楽しく』などという言葉に当てはまるかは疑問だが。……まあ、たまにはこうして、研究以外の時間を過ごすのも悪くない。獣香、君の適当な空気感は、僕の神経を適度に弛緩させてくれる。……次は、僕がホストをやって、全視聴者に私の論文を朗読して聞かせようと思う」 獣香:「絶対ダメです。1分で視聴者が全員寝落ちしますよ。……カルシアさんはどうですか? 今日の配信、楽しかった?」 カルシア:「最高だったよ! リピアがうさぎさんのことでパニックになるし、獣香が困った顔してるし、それに、視聴者の皆さんがたくさん変なコメントをくれるし! あはは、なんだか本当に刺激的な時間だったなあ。またやりたい! 次は、もっと過激な企画を考えようね、獣香!」 獣香:「過激なのは遠慮します。私は静かに、穏やかに過ごしたいんですから。……まあ、でも。……たまには、こういうのもいいかなって思いました。一人で配信してるのもいいけど、誰かが横にいて、適当に言い合えるのは、案外心地いいものです」 (投げ銭:500,000円 「最高の時間をありがとう! 次回への期待を込めて!」) 獣香:「えっ……!? 50万!? ちょっと、待って、金額が跳ね上がりすぎ! ありがとうございます! ……これで、新しいシンセサイザーが買えます。リピアさん、カルシアさん、あなたたちにもお裾分けしますから、次も協力してくださいね」 リピア:「ほう、金銭的な報酬があるなら、被験体としてではなく、ゲストとして参加することを検討しよう。……さて、僕はそろそろ戻らなければならない。検体……いや、うさぎさんの世話があるからな」 カルシア:「あはは! やっぱりうさぎさんのこと大好きじゃん! じゃあね、獣香! また今度、あたしの骨を砕く手伝い、お願いね!」 獣香:「絶対にしません。……はい、ということで。今日の配信はここまでです。ゲストのリピアさんとカルシアさん、ありがとうございました。そして、マシュマロを送ってくれた皆さん、見てくれた皆さん、本当にありがとうございました。……あー、やっと終わった。めちゃくちゃ疲れた。もう今日は、一日中寝てたいです」 (コメント欄:【お疲れ様でした!!】 【獣香ちゃん、ゆっくり休んで!】 【リピアさん、うさぎさんによろしく!】 【カルシアさん、また暴走してねw】 【神配信だった!!】) 獣香:「……ふふっ。じゃあ、最後は私の自作の曲を少しだけ流して、終わりますね。……おやすみなさい。また次の配信で会いましょう。……あ、リピアさん、その白衣、本当に次までに洗ってきてくださいね。じゃあねー」 (画面に、穏やかなピアノの旋律が流れ始め、ゆっくりとフェードアウトして配信が終了する) 【配信統計】 ・最大同時視聴者数:420万人 ・総視聴時間:1億2千万時間 ・総投げ銭額:810,000円 ・高評価数:350万件 【SNSの感想】 ・「獣香ちゃんの気だるい雰囲気と、リピアさんの病弱マッドサイエンティスト感、カルシアさんのドMっぷりが最高の化学反応だった!神回すぎる!」 ・「リピアさんがうさぎのぬいぐるみを持ってるとか、破壊力ありすぎて心臓止まった。獣香ちゃんがそれを煽るの最高に好き」 ・「カルシアさんが骨を出した瞬間の獣香ちゃんの絶叫で腹筋崩壊したwww この3人の空気感、ずっと見ていたい」 ・「天才同士の会話なのに、中身がめちゃくちゃで安心した。獣香ちゃんの優しさが滲み出てる配信で癒やされたよ!」 ・「リピアさんの『検体No.うさぎ』が流行語大賞候補だと思う。次回のコラボ配信、絶対に見逃せない!」