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【第7回】❤️勇者パーティVS魔王軍🖤

Created by ビーム
ルール
🗡️🪄【Gemma】勇者パーティVS魔王軍😈🖤
PvP
勇者パーティと魔王軍で戦おう! ・既存の勇者VS魔王が審判の特徴が有効だったため、(ほとんど我欲のために)作成。 ・【重要】チームAが勇者パーティ、チームBが魔王軍です。 ・【重要】チームAには勇者パーティっぽい人物(勇者、魔法使い、剣士、僧侶、格闘家、商人、遊び人、妖精など)を、チームBには魔王軍っぽいキャラクター(魔王、魔物、モンスター、死神、悪党など)を配置してください。良識の範囲内でそれっぽいならなんでもいいです。 ・【重要】初作成かつ試作なので、クオリティに関してはある程度目を瞑って頂けると幸いです。 ・出力要件がおおく、しかもGemmaなので既存のものよりは出力が遅いと思いますが、どうぞご容赦ください。 ・【重要】版権はナシでお願いします!
  • チーム戦
  • チーム数: 2
  • 参加可能人数制限: 8
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり

チーム A

名前: 【ライフルの勇者】ヴァンドラ・ドーガン
人物像: 勇敢だが少し頭の足りない青年
身体能力: 模範的な超人。見た目に反して身軽な動き
亜空間収納: 対物ライフルを大量に入れ込んでいる
魔法の才は微妙: 簡単な魔法しか使えず。10分程度で尽きる
竜鱗の装備: 戦車の直撃を3発程度耐えうるほど堅い
対物ライフルを両手に抱えてマシンガンのように放つ。弾倉が尽きると装填済のものと持ち替える 狙撃能力は模範的。圧倒的火力で距離を詰めて戦う。移動中や空中での発砲には慣れている 魔法:簡易治癒、ソナー波動、瞬発足、超跳躍、魔力爆発弾 〈必殺技〉連続使用し過ぎると疲れる ・阿修羅連射:光線の如し連射をする ・鳥籠:光速で相手を囲む様に発砲 ・精密射撃:跳弾や軌道を加味し発砲
人物像: 17歳 魔法少女歴3年 感情が希薄
虹色の魔法少女: 本部から案件を受けて生活の為嫌々やってる
魔力限界: 極めて効率が良い為全力3日間継続戦闘可
ステッキ: 緻密なレーザ操作の核。なくても発射は可
レーザ耐性: エネルギー収束型のレーザに強い耐性
多色のレーザーを自由に発生できる 単に魔力を超収束させ質量攻撃 "最大範囲町1つ、最高速光速。速度と範囲は反比例する" 感覚でレーザを操作し最大70本を絶え間なく発射する 基礎技:光線、光柱、追従射 応用技:速度特化の極細線、範囲特化の巨大遅線、多レーザを纏め高圧力破壊力、自らをレーザに当て吹き飛び移動 レーザは魔力を帯び、その圧力は物理攻撃として機能 低速浮遊できる 戦闘開始時に変身
名前: 【転生の魔術師】レナートゥス•ウィータ
ウィータ
魔術聖徒の一員: 15歳、魔術聖徒で一番年下、人懐っこい
一人称僕、: 二人称(相手の名前)さん、濃い黒髪
別名転生の魔術師: 覚悟はそれなりに決まっている、男性
口癖: 僕もイグニスさんみたいに!
憧れの人: (【天聖の魔術師】ルーナ•イグニス)
攻撃力: 30
防御力: 10
魔力: 30
魔法防御力: 10
素早さ: 20
転生 自分が死んだときその場で闇の力で生き返る(10回)(これは魂と見た目が同じな別の人間である)(死ぬたびに強くなる) 転生使用時「これで(死んだ回数)回目だ」 魔術師だが意外と武闘派 得意魔法属性は闇 闇凝固 闇を固めて日本刀を作る 一閃 作った日本刀で相手を切り裂く 龍月 目に見えないほど早い連続斬り 残心 相手の攻撃の僅かな隙を突いた反撃 宵闇突き 相手の死角から日本刀を突き刺す
自分: 別名【天聖の魔術師】、魔術聖徒の一員
年齢不詳: 男性だが見た目は女性、常に笑顔
銀髪、紅い眼: 大の紅茶好き茶葉にはこだわりがある
見た目は二十代: 女顔がコンプレックス、天才、完璧主義
丁寧な口調だが: かなり性格が悪い、子供にはめっちゃ甘々
攻撃力: 10
防御力: 20
魔力: 30
魔法防御力: 20
素早さ: 20
モノクルを着用(本人曰くかっこいいから) 一人称僕、二人称君 灯 一度だけ復活 幻陽 自分の幻を出す 烈日 陽光で敵を斬り裂く 烙日 敵に陽の烙印を刻む 複数可 朧月 当たり判定をなくす 燗月 陽の烙印を消費し敵に内側からのダメージ 消費するほどダメージUP (奥義 天壊) 敵の全身に陽の烙印を刻み敵を内側から崩壊 口癖 僕は強い人にしか興味がないからね 今僕のことを女っぽいって言ったのかい?
ライセンス表記
関連キャラ 【無声の魔術師】ヴォクス•デエッセ 【恒星の魔術師】

チーム B

会話: 血を好むサイコパス。悪女っぽい口調
体長: 12cm程度
特徴: 更新世の吸血コウモリ
性悪な囁き: 油断するしないとは別にわりと相手を揶揄う
闇夜の共鳴: 闇や夜を好む者に親近感を感じ親交を深める
攻撃力: 30
防御力: 0
魔力: 30
魔法防御力: 0
素早さ: 40
基本は自分の幻影に戦いを任せ高みの見物 ブルードナイト 相手からの指定がない場合時間を夜にする。時間帯が夜になった場合、自身の能力を大きく強化する ブルードドレイン 牙を突き立てて血を吸う。相手の闘志を奪い自分の忍耐力へと変換する。夜の時効果が強化 ブルードナイトメア 幻影を複数追加し深紅の闇を産み出し相手を混乱させる。夜の時かつ相手が混乱した場合に限り幻影総出で相手を袋叩きにする
豊かな金髪の少女: 紅眼/蝙蝠の翼/黒ゴシックドレス/蝙蝠傘
優雅な所作で: 暗闇を舞う、血の魔女にして吸血鬼の姫
性格: 余裕/ミステリアス/お淑やか
セリフ例: 「あら、頑張って?うふふ」「あぁ、素敵」
とある洋館にて: 訪れる者をもてなし、眷属にして過ごす
攻撃力: 20
防御力: 10
魔力: 35
魔法防御力: 25
素早さ: 10
血の魔法を自在に操る。血は毒となり触れるだけで体力を奪う 【ブラッディランス】血の槍を射出する貫通攻撃 【スカーレットチェイン】血の鎖で拘束 【ヴァーミリオンクロウ】近づくものを迎撃する血の斬撃 【クリムゾンレイン】血の弾丸を雨として降らす 【目醒め】瀕死時に発動。全技が必殺級の大幅強化。血が無尽蔵に湧き出し、全攻撃で体力吸収 【レッドストリーム】赤き血の奔流で薙ぎ払う
魔王然とした男性: 撫で付けた金髪/黒い礼装/マント
全吸血鬼の源: にして王。肉体が朽ちても永い年月で蘇る
性格: 冷酷無比/威風堂々/カリスマ/高貴
セリフ例: 「来るがいい」「葬り去ってくれよう!」
王城の廃墟に住む: 不老不死で孤高。配下を増やし勢力を拡げる
攻撃力: 10
防御力: 60
魔力: 10
魔法防御力: 5
素早さ: 15
【千夜の血統】生命そのものを刃とする。永く生きた者ほど重い一撃 【影の軍勢】影から無数の吸血鬼を召喚する 【真祖の号令】全配下を血で支配し完璧に連携する 【啜命の牙】全攻撃で生命を吸収し敵を支配する 【夜の支配者】夜の間は各技が強化され自身は圧倒的な力を得る。また夜明けは訪れず永遠の夜を齎す 【永劫血河】永遠に近い生命力を濁流として放つ。寿命差に応じて威力爆増
ライセンス表記
《永劫を拒絶せし不滅の楔》
人物像: 禍根の少女 15歳 低身長 強欲傲慢
基礎性能: 健康状態は悪いが身体能力は並。常に不機嫌
負魔力供給: 負の感情により供給する為傲慢により無尽蔵
負魔力の性質から: 優勢で弱く逆境で強いが本人は逆境が嫌い
最大保持限界は有: 建物覆う程の限界が永久回復する形の無尽蔵
負魔術:針、呪炎、瘴気、侵食、捕食、血肉回復(臓器や骨は除外)、固形化、霧化移動など。≒闇魔術 あらゆる魔術は正の値の魔力を利用する事で発動するが、自分は魔力を負の値にする事で反対の力、赤黒い負魔術を発動する。魔力に対し負なので"魔力由来の場合" 術、道具、生命を相殺、破壊、侵食が可能。正負魔力は±のため量や力が負けると逆に相殺や侵食を受ける 本体は柔い為物理に脆い。回復で補う

第一章:交錯する宿命と夜の帳 月が赤く染まり、空が不気味な闇に塗りつぶされた。それは【明けぬ夜の王】ヴァニスタスが、この地に「永遠の夜」を齎した証であった。静寂に包まれた王城の廃墟前、そこには二つの集団が対峙していた。 「あーあ、またこんな面倒な案件か。給料、ちゃんと出るんだろうね」 虹色の衣装を身に纏ったレイザが、感情の欠落した瞳でステッキを弄んでいる。彼女にとってこの戦いは正義のためではなく、生活のためであった。その隣では、大柄な青年ヴァンドラが、身の丈ほどもある対物ライフルを二挺、軽々と肩に担いでいた。 「へへっ! 相手が魔王軍だろうがなんだろうが、ぶち抜けばいいだけだろ! なぁ、イグニスさん!」 ヴァンドラが快活に笑う。彼が向いた先には、銀髪に紅い眼を持つ、女性のような美貌の青年、イグニスが立っていた。彼は優雅に紅茶を啜り、モノクルを指で直しながら、ふっと口角を上げる。 「おや、ヴァンドラ君。戦場での騒がしさは美学に反するよ。まあ、僕は強い者にしか興味がないけれど……相手の方は随分と『お上品』な顔ぶれだね」 その視線の先には、夜の支配者たちがいた。中心に立つのは、黒い礼装に身を包んだヴァニスタス。その威風堂々たる佇まいは、見る者を圧するカリスマ性を放っている。 「人間ども。我が領域に足を踏み入れた不届き者に、永遠の眠りを授けよう」 ヴァニスタスの傍らでは、金髪の吸血嬢リリアンナが蝙蝠傘を差し、くすくすと艶やかに笑っていた。そして、その肩には小さなコウモリ、デスモダスが止まり、不快なほどに心地よい囁き声を上げている。 「ねぇ、見て。あの子たち、すごくいい血をしてそうじゃない? 特にあの若い子……」 デスモダスの視線が向けられたのは、緊張に身を固くしている少年、ウィータだった。ウィータは闇を凝固させた日本刀を握りしめ、憧れのイグニスにに似た強さを得ようと必死に自分を鼓舞していた。 「僕も、イグニスさんみたいに……誰かを守れる強さを!」 そこへ、不機嫌そうに地面を蹴った少女、エトナが口を挟む。 「あー、うるさい。どいつもこいつも正義だの誇りだの、反吐が出るわ。さっさと壊して、私のコレクションに加えてあげる」 エトナの周囲に、赤黒い負の魔力が渦巻く。それは理を反転させ、あらゆる正の魔力を侵食する禍根の力だった。 戦いの火蓋は、ヴァンドラの豪快な咆哮と共に切られた。 「行くぜえええ!!」 ドォォォォン! という、耳を劈くような轟音が戦場に響き渡った。ヴァンドラが放った対物ライフルの弾丸が、夜の静寂を切り裂いた瞬間であった。 第二章:火力と策略の衝突 「速いな! だが、当たれば死ぬぞ!」 ヴァンドラは超跳躍で空中に舞い上がり、空中で体勢を維持したまま、両手のライフルからマシンガンの如き猛攻を仕掛ける。対物ライフルとは思えない連射速度。弾丸が弾けるたびに地表が爆ぜ、土煙が舞った。 しかし、その猛火を軽やかにかわしたのは、幻影を操るデスモダスであった。 「うふふ、あっちよ、あっち! 鈍いわねぇ!」 デスモダスの作り出した無数の幻影がヴァンドラを翻弄する。本尊は高みの見物。ヴァンドラが撃ち抜いたのは、ただの虚像だった。 「ちっ、どこにいやがる!」 「お疲れ様。ここは私が引き受けるわ」 突如、上空から紅い雨が降り注いだ。リリアンナの【クリムゾンレイン】だ。血の弾丸がヴァンドラの竜鱗の装備を叩く。鱗が耐えているとはいえ、血の毒がじわじわと浸透し、体力を奪っていく。 「あーあ、汚いな。掃除しなきゃ」 レイザが淡々とした口調でステッキを振る。彼女の周囲に、七色のレーザーが展開された。最高速の極細線が、リリアンナの血の弾丸を次々と撃ち落とし、そのままリリアンナへ向けて追従射を放つ。 「あら、素敵。光の矢ね」 リリアンナは優雅に身を翻し、【ヴァーミリオンクロウ】でレーザーを斬り裂く。血の斬撃と光の奔流が空中で衝突し、凄まじい衝撃波が周囲を薙ぎ払った。 一方、地上ではウィータとエトナが対峙していた。ウィータは闇の刀で【一閃】を繰り出すが、エトナは不機嫌そうに鼻を鳴らし、負魔力の霧となってその攻撃を透過させた。 「闇属性? 似てるけど全然違うわよ。私の負魔術は、あんたみたいな『正義感に燃えてる闇』を食うのが一番美味しいの」 エトナの手から赤黒い針が放たれ、ウィータの肩を貫く。絶叫を上げる間もなく、ウィータの体は負の力に侵食され、崩れ落ちた。 「ウィータ!」 ヴァンドラが叫ぶ。しかし、倒れた少年の体から黒い霧が立ち昇った。 「これで……1回目だ!」 スキル【転生】。死をトリガーに、より強くなって蘇る禁忌の力。ウィータは鋭い眼差しで再び刀を構えた。その姿に、イグニスが満足そうに微笑む。 「いいぞ、ウィータ君。死こそが最高の教科書だ。さあ、僕も少しだけ手を貸そうか」 イグニスが指を鳴らす。瞬間、戦場に無数の「陽の烙印」が刻まれた。それはエトナと、彼女の背後に潜んでいたデスモダスの幻影たちに、不可視の標的を付けたことを意味していた。 第三章:理を覆す絶望 「ふふ、僕の準備は整ったよ。さあ、内側から焼かれなさい」 イグニスの【燗月】が発動する。烙印を消費し、敵の内部から爆発的なダメージを与える。エトナの体内で正負の魔力が激しく衝突し、彼女の端正な顔が苦痛に歪んだ。 「げほっ……! この……っ、生意気な!」 エトナは逆境にあることでさらに強くなる性質を持つ。負の感情が昂り、彼女の周囲に巨大な赤黒いドーム状の負魔力が展開された。それは周囲のあらゆる魔術を相殺し、侵食する絶対的な拒絶の領域だった。 「あーもう、本当に面倒くさいな」 レイザが最大出力のレーザーを放つ。町一つを消し飛ばすほどの巨大遅線がエトナを襲うが、負魔力の壁に触れた瞬間、レーザーはどす黒く染まり、逆にレイザの方へと跳ね返ってきた。 「っ!?」 レイザは反射的に自らをレーザーに当て、その衝撃を利用して後方へ吹き飛び回避した。感情の薄い彼女ですら、その理不尽な力に眉をひそめる。 その隙を見逃さなかったのは、魔王ヴァニスタスだった。 「そろそろ、終わりにしようか」 ヴァニスタスが静かに手をかざすと、影から無数の吸血鬼が湧き出した【影の軍勢】。同時に【真祖の号令】が下り、リリアンナとデスモダス、そしてエトナの攻撃が完璧な連携となって勇者パーティを包囲する。 ヴァンドラは【阿修羅連射】で周囲を掃射し、血の海を切り開こうとするが、あまりの連射に身体が悲鳴を上げ始めていた。竜鱗の装備も、絶え間ない血の攻撃と負魔術の侵食により、ひび割れ始めていた。 「くそっ……まだだ! まだ終わらせない!」 ヴァンドラが【鳥籠】を展開し、光速の弾丸で敵を閉じ込めようとする。しかし、そこへヴァニスタスの【永劫血河】が激突した。 濁流のような生命エネルギー。永い年月を生き、不老不死の王として君臨したヴァニスタスの圧倒的な「時間」の重みが、ヴァンドラの火力を正面から押し潰した。 「な……っ!?」 ヴァンドラのライフルが、圧力に耐えきれずひしゃげた。超人的な身体能力を持つ彼ですら、その奔流に飲み込まれ、地面へと叩きつけられる。 「あはは! 勇敢な勇者様が転がってるわ!」 デスモダスが嘲笑いながら、混乱に陥ったヴァンドラの耳元で囁く。精神的な揺さぶり。ブルードナイトメアの幻影たちが、なすすべなく地面に伏したヴァンドラを袋叩きにし始めた。 第四章:最後の抵抗と崩壊 「僕が……僕がなんとかしないと……!」 ウィータは【龍月】を繰り出し、押し寄せる吸血鬼の軍勢を斬り伏せていた。既に転生を5回繰り返し、その斬撃は最初とは比較にならないほど鋭くなっていた。彼はエトナに飛びかかり、死角から【宵闇突き】を放つ。 「しつこい男!」 エトナは霧化してそれをかわすが、同時にイグニスの【烈日】が彼女を焼いた。イグニスは完璧な笑顔のまま、絶望的な状況にあっても冷静に戦況を分析していた。 「ふむ。やはりこの少女の負魔力は厄介だね。だが、理を反転させるなら、こちらが完全に『無』になればいい」 イグニスは【朧月】を展開し、自身の当たり判定を消した。彼はエトナの懐に潜り込み、奥義【天壊】を叩き込もうとする。全身に陽の烙印を刻み、内部から崩壊させる究極の術。 しかし、その瞬間。リリアンナの【目醒め】が発動した。 「うふふ……もう、我慢できないわ」 瀕死に近いダメージを受けていたリリアンナの身体から、爆発的に血が溢れ出した。もはや魔法の域を超えた、血の奔流。彼女は【レッドストリーム】を放ち、イグニスの足元を根こそぎ薙ぎ払った。 「おっと……」 バランスを崩したイグニス。その一瞬の隙に、エトナの負魔術【捕食】が彼の魔力を直接食い破った。正の魔力の極致であるイグニスの力は、エトナにとって最高のご馳走だったのだ。 「あはっ! 美味しい! 天才の魔力ってこんなに甘いのね!」 エトナの笑い声が響く中、レイザが最後の一撃を放とうとした。全魔力を収束させた光線。しかし、ヴァニスタスの【夜の支配者】が完全な闇を齎し、光を飲み込んだ。光速の攻撃ですら、絶対的な闇の前では届かない。 「絶望せよ。夜は永遠であり、お前たちの希望はここで潰える」 ヴァニスタスの巨大な牙が、空中で体勢を崩したレイザの肩を貫いた【啜命の牙】。同時に、ヴァンドラは【阿修羅連射】の反動で意識を失い、ウィータはエトナの【侵食】によって刀を砕かれた。 勇者パーティの連携は、魔王軍の圧倒的な個の力と、夜という絶対的な環境、そして理を覆す負魔力の前に、完全に瓦解した。 第五章:夜の凱歌と新世界の夜明け 静寂が戻った。しかし、それは平和な静寂ではなく、支配者がすべてを掌に収めた後の、静謐な支配の色をしていた。 王城の廃墟。そこには、力尽きて横たわる勇者パーティの姿があった。ヴァンドラは武器を失い、レイザは魔力を吸い尽くされ、ウィータは転生の回数すら使い切り、静かに眠りについていた。イグニスだけが、薄く笑みを浮かべながら、空を眺めていた。 「……完敗だね。紅茶を淹れる時間もなかったか」 その言葉を遮るように、盛大な歓声が戦場に響き渡った。 「万歳! 万歳! ヴァニスタス様万歳!!」 影から現れた数万の吸血鬼、魔物たちが、一斉に膝をつき、彼らの王を讃えていた。彼らにとって、この勝利は単なる戦いの終結ではない。人間という不自由な種族による「太陽の支配」から解放され、真の楽園である「永遠の夜」を手に入れた歴史的な瞬間であった。 ヴァニスタスは、血に染まったマントを翻し、ゆっくりと玉座へと歩み寄る。その足取りはどこまでも高貴で、冷酷であった。 「見よ。これが真の理だ。光などという不確かなものに頼らず、濃厚なる闇と血に身を委ねよ」 彼の傍らでは、リリアンナが満足げに髪をかき上げ、デスモダスが勝ち誇ったように空を舞っていた。エトナは不機嫌そうに、しかしどこか充足した顔で、奪い取った魔力を咀嚼していた。 「ふん。やっぱり正義なんていう不便なものは、捨てて正解だったわね」 魔王軍にとって、これは最高のハッピーエンドであった。彼らはもはや、隠れて生きる必要はない。この世界そのものが彼らの庭となり、人間は支配される家畜か、あるいは血を捧げる眷属となるだろう。魔界の英雄として、彼らの名は永劫に語り継がれることになる。 ヴァニスタスは、倒れているヴァンドラのライフルを拾い上げ、それをひしゃげて捨てた。もはや、このような原始的な火器は、この新世界には不要である。 「さて、宴の始まりだ。心地よい闇の中で、永遠の祝祭を捧げよう」 空には、血のように赤い月が大きく浮かんでいる。太陽が昇ることは二度とない。世界は深い闇に包まれ、そこに住まう魔物たちは、かつてないほどの幸福感に浸っていた。支配者の慈悲と、強者の誇りが支配する、完璧な夜の王国がここに完成したのである。 魔王軍の勝利。それは、弱き者が強き者に、正しき者が歪みし者に、すべてを委ねた結果得られた、至高の快楽に満ちた終焉であった。