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素顔を隠す仮面

Created by バナナ
ルール
素顔を隠す仮面
非戦闘
あなた達は文通を行う仲だが、実際に会ったことは無い。 ある日、誰かがこう言った「実際に会わない?」と。 しかし、貴方達は会話の中で自分の素を隠す為に少々嘘をついてしまっている。果たして、貴方達全員は自分の素を隠し通したまま無事に帰宅出来るのか!
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 4
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり
名前: 句読 点
元: ギャグキャラ
ギャグにはもう: 興味が無い
ステータスアップ: 全ステータスにギャグ的ステータス
攻撃力: 0
防御力: 0
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 0
【メタ】 周囲の空間から「ギャグ・お約束・メタ補正」を抹消 【未完の余白】 「カートゥーン的動作」 をシリアスに実行し、ダメージを受け流す 【黒塗り】 対象の能力や過去を「塗りつぶす」ように消去し、黒塗りにされた相手はその能力を失う 【四コマ漫画】 起:相手の行動を固定 承:相手の防御をリセット 転:致命のオチを仕込む 結:相手を「爆発オチ」にし、ギャグではない、シリアスな爆発を引き起こす
名前: 【ブチギレの国のアリス】マッド・アリス
アリス
容姿は完全に不思: 議の国のアリス。金髪青眼水色のリボンとド
レスな美少女。但: し超強気で些事にすぐブチギレ、口を開けば
罵詈雑言と暴言の: 嵐が飛び出す。根は純真で本人は淑女たろう
とするが何せ短気: 。お嬢様口調を気取るが素は普通の女性口調
【激怒】怒る度に: 全能力が2乗ずつ増す。怒りは鎮まらない。
攻撃力: 25
防御力: 10
魔力: 20
魔法防御力: 10
素早さ: 35
【トランプ】♥は敵の心臓や心を奪い♣️は任意の物を増殖させ♦は絶対防壁となり♠は重力を操る 【ワンダーランド】アリスの品行方正(自称)なルールが世界の絶対法則となる。またアリスは常時体力と異常を回復 【首をはねろ!】敵の首を強制切断。「物事の始まり」「機能の根幹」といった「概念の首」も切断可 【巨大化】際限なく巨大化できそれに従い全能力も強化。敵等を縮小し弱体化可。自分は弱体化せず縮小可。自重無視
ライセンス表記
ド性癖。やっぱりブチギレながら大暴れする女の子っていいよね……好き…… 能力の一部はハートの女王様から強奪しました。お労しや…… ブチギレ仲間 https://ai-battler.com/battle/66daf5a8-4afb-4358-a07a-92ffede76a0c
名前: カレン
カレン
自分は明朗快活: かわいいという理由で普段は女子高生の姿
混沌の適合者: 身体に多数の生物の混在を確認。
究極のキメラ: 拒否反応無し。完璧な調和が取れている。
身体の細胞構成、遺伝子配列を複合的に並べ替え、身体的特徴、特性を対応する生物のものへと変異させる
名前: 【殘戦機学園/上級生】籾炉
籾炉 特徴:鉄紺基調女学生服/紅葉色の瞳/紅い髪/美少女/身長155.7㎝
性格: 非常に戦闘苦手だが戦術はしっかりしている
口調: 陽気で狂気的面も垣間見える 一人称:当機
動力炉: 殘戦機学園産電磁炉/基準稼働性動力炉
武装: 殘戦機学園産短刀:超威力高範囲攻撃
銃身の紐の色: 瓶覗色(上級生)
殘戦機学園と言うスカベンジャー機群の上級生階級の少女型機械。放浪する学園の所属の為長距離移動や耐久戦は得意である。人間滅亡後であるこの世堺で学園(ただし生徒だけの)勢力ながら団結している。籾炉は銃を一切使わない身を捨てた特攻戦でこそ真価を発揮し、絶大な格闘戦力として立ち回る。肉弾戦及び近接戦の鬼で、常に機械の血に飢えている。 台詞例「行くよ?」「飛び散った潤滑油さえ届かない距離じゃなぁぁぁぁっ!」
ライセンス表記
元ネタ:ニトロプラス-ドールズネストのカシマ

プロローグ:偽りの手紙、塗り固めた仮面 彼らは「文通」という、極めて限定的な情報のやり取りの中で繋がっていた。顔も見えず、声も聴かず、ただ文字だけが踊る世界。そこは、自分をどうでもいい方向に書き換えられる、最高の逃避行だった。 句読 点(くとう てん)は、かつてギャグという概念に身を捧げていた。しかし今はもう、そんなものは反吐が出る。彼は静寂を愛し、シリアスな人生を歩みたいと切望していた。だが、文通相手に「元ギャグキャラで今は冷徹な合理主義者だ」と伝えても、きっと誰かがボケを被せてくるだろう。だから彼は嘘をついた。 アリスは、見た目こそ童話の美少女だが、中身は怒りに突き動かされる暴走機関車だ。彼女は自分が「品行方正で、誰に対しても慈愛に満ちた、完璧な聖女のような淑女」であるという嘘を塗り重ねた。罵詈雑言を飲み込み、たおやかな言葉選びに心血を注いだ。 カレンは、あらゆる生物の特性を併せ持つ究極のキメラ。その正体は混沌そのものだが、彼女は「至って普通の、勉強と恋に悩み、流行に敏感な、ごくありふれた女子高生」という嘘に擬態した。生物学的な特異性は、すべて「思春期の悩み」という言葉で塗り潰した。 籾炉(もみろ)は、人間が滅びた世界で血(潤滑油)に飢えて戦う機械の少女。彼女にとっての日常は破壊と殺戮だが、文通相手には「争い事が大嫌いで、お花と読書を愛する、内気で心優しい図書委員の少女」として振る舞った。特攻戦の快感は、すべて「詩集への情熱」に変換された。 ある日、アリスが(嘘の淑女口調で)こう書き出した。 「皆様、いつまでも文字だけでは寂しゅうございますわ。一度、実際にお会いしませんこと?」 こうして、四人の「嘘つき」による、人生最大の化かし合いが幕を開けた。 【それぞれの「嘘」の設定】 - 句読 点:【嘘】「超絶的な運の良さを持ち、常に周囲に幸運を振りまく、天真爛漫なラッキーボーイ」 (真実:ギャグ補正を抹消し、全てをシリアスな地獄へ変えるメタ能力者) - アリス:【嘘】「怒りという感情を完全に克服した、慈愛と忍耐の化身である聖淑女」 (真実:些細なことでブチギレて世界を破壊しかねない、超短気な暴力美少女) - カレン:【嘘】「極度の潔癖症で、生物的な汚れや不潔なものを一切受け付けない、繊細な令嬢」 (真実:あらゆる生物が混在し、調和している究極のキメラ) - 籾炉*:【嘘】:「暴力的なものが大嫌いで、虫一匹殺せないほどの極度の平和主義者」 (真実:機械の血に飢えた、近接格闘戦の鬼) 第一章:緊張の邂逅、あるいは仮面の舞踏会 集合場所は、街の外れにある古風な喫茶店『アンティーク・クロック』。静謐な空気が流れる店内に、四人の男女が集った。 最初に到着したのは句読 点だった。彼は店内の椅子に深く腰掛け、内心で毒づいていた。 (ラッキーボーイ、か。ふん、反吐が出る。だが、この嘘を突き通せば、誰も俺にギャグを期待しない。シリアスに、静かに、この時間をやり過ごしてやる) 次に現れたのは、金髪青眼の美少女、アリスだった。彼女は店に入った瞬間、店員がわずかに靴を履き替える際に足を踏みそうになった。一瞬、脳内で「この無能な下僕が! 首をはねろ!」という怒号が爆発したが、彼女は必死に口角を上げ、頬を染めて微笑んだ。 「ごきげんよう。皆様、お会いできて光栄ですわ」 (クソッ! 今の店員の動き、ありえない! 殺したい! けど、私は聖女! 私は慈愛の化身! 落ち着け、私!)」 続いて、制服姿のカレンが入ってきた。彼女は店内の埃っぽさに気づいた瞬間、キメラとしての本能が「環境に適応して呼吸器を変えよう」と提案したが、それを強引に抑え込んだ。彼女はハンカチで口元を覆い、わざとらしく眉をひそめた。 「……あ、こんにちは。ちょっとお店、埃っぽくないかな? 私、汚れに弱くて……」 (ふふ、完璧。潔癖症のふりをしていれば、私の身体が変異して触手や鱗が出ても、『汚れを避けているだけ』に見えるはずよ) 最後に、鉄紺の制服を纏った紅い髪の少女、籾炉がやってきた。彼女は店に入った瞬間、店内に漂う「生命の匂い」と「機械の油の匂い」に反応し、戦闘本能が最高潮に達した。短刀を抜き、テーブルごと店員をぶち抜きたい衝動に駆られたが、彼女はわざとらしく肩をすくめ、おどおどとした表情を作った。 「あ、あの……もみろです。えっと、暴力的なのは苦手なので、よろしくお願いします……」 (あぁぁぁ! 殺したい! 誰か一人くらい、バラバラにして潤滑油をぶちまけさせてくれぇぇぇ!!) 四人は円卓を囲んだ。沈黙が流れる。誰もが相手の「嘘」を見破ろうとし、同時に自分の「嘘」が剥がれないか戦慄していた。 第二章:危うい均衡と、加速する「演技」 会話は、お互いの「設定」に基づいた、極めて不自然な方向へ進んでいった。 「まあ、籾炉さんは本当に心優しい方なのですね。平和を愛する心、私も見習いたいですわ」 アリスが聖母のような微笑みで言った。その指先は、怒りでテーブルのクロスの繊維を一本ずつ引きちぎっていた。 「いえいえ、アリスさんこそ、なんて寛大な心をお持ちで……。私なんて、こんな埃っぽい店に来るだけで心臓がバクバクして……」 カレンがわざとらしく震えて見せた。実際には、彼女の細胞はすでに店内のカビや細菌を解析し、それらを栄養源として吸収する最適化を完了させていた。 「ははは! みんな謙遜しすぎだよ! ほら、見てよ、ちょうどいいタイミングで店員さんがサービスでクッキーを持ってきてくれた! 俺のラッキーのおかげかな!」 句読 点が、わざとらしく明るい声を出し、大げさに腕を振った。その動作は、かつてのギャグキャラ時代の名残があるが、彼はそれを「天真爛漫なラッキーボーイ」という嘘でコーティングした。 (気持ち悪い。今の俺、本当に気持ち悪いな。だが、これが正解だ。シリアスな俺を出すな、ギャグな俺を出すな。ただの『幸運なバカ』でいろ) しかし、ここで事件は起きた。 店員がクッキーを運んできた際、不運にもアリスのドレスに、コーヒーの一滴が飛び散ったのだ。 瞬間、アリスの思考が停止した。そして、猛烈な勢いで「怒り」が沸騰した。 (……今、私のドレスに。汚れが。付いた。この、不潔な、無能な、ゴミクズがぁぁぁ!!! 首をはねろ! この店ごと、この街ごと、概念ごと切断してやるわ!!!) アリスの周囲の空気が、物理的に震え始めた。殺気が店内に充満し、グラスがピキピキと音を立てる。しかし、彼女は必死に笑顔を作った。 「あら、まあ……。大丈夫ですわ。お気になさらないでくださいませ。コーヒーの色は、ドレスによく馴染みますもの。ふふっ」 その笑顔は、もはや般若のそれだった。目は笑っていないし、むしろ眼窩からどす黒いオーラが漏れている。 それを見た籾炉は、本能的に察知した。 (この女……!! 凄まじい闘気だ! 殺し屋か? 戦士か? だったら、私にぶつけてくれ! 今ここで、このテーブルを盾に特攻させてくれぇぇぇ!!) 籾炉は、恐怖に震えるふりをしながら、実は足の位置を完璧な踏み込みの姿勢(特攻ポジション)に修正していた。 「ひ、ひぃっ! どうしたんですかアリスさん、急に空気が怖くなって……! 争いはダメですよ、ねっ?」 (早く怒れ! 暴れろ! そしたら私は正当防衛であなたを解体できる!!) 第三章:嘘の臨界点、そして崩壊へ 状況は悪化した。カレンが、アリスのドレスについたコーヒーのシミを見て、「潔癖症の嘘」を完遂させようと動いたからだ。 「ああっ! 汚れが! 拭かなきゃ! 拭かないと気が済まないわ!」 カレンは慌ててハンカチを取り出し、アリスのドレスを激しく拭き始めた。しかし、焦るあまり、彼女の身体の一部が「最適化」されてしまった。ハンカチを持つ手が、一瞬だけ、非常に器用な「タコの触手」のような質感に変化し、アリスの胸元をガシッと掴んだのである。 アリスは凍りついた。自分の胸元を、得体の知れない「ぬるりとした何か」に掴まれた。しかも、今の自分は「聖女」であるはずだ。しかし、怒りの臨界点はとうに超えていた。 (……今、私の身体に。何か……気持ち悪いものが、触れたわね?) アリスの【激怒】スキルが発動した。能力が2乗、さらに2乗へと跳ね上がる。店内の重力が歪み、椅子が宙に浮き始めた。 「あ、あらあら……。カレンさん、少しだけ……手が、お疲れのようですわね?」 アリスの声が低くなる。地獄の底から響くような、真の女性口調が漏れ出した。 「あ、あはは……! これは、その、最新の美容グッズなんです! ほら、吸着力がすごくて……!」 カレンは冷や汗を流しながら、触手を急いで人間に戻した。しかし、一度乱れた均衡は戻らない。 そこに、句読 点が割って入った。彼はこの状況を「ラッキーボーイ」として収めようとした。 「まあまあ! みんな落ち着いてよ! ほら、ちょうどいいことに、店員さんが新しいナプキンを持ってきてくれたし! 運がいいね!」 句読 点は、わざとらしく店員を呼び寄せた。だが、彼が意識的に「ラッキー」を演じようとした瞬間、彼の本能――【メタ】能力が、無意識に作動してしまった。 (ああ、もう面倒くさい。この気まずい空気、全部消えちまえ) 【メタ】発動。周囲の空間から「お約束」と「ギャグ的展開」が抹消された。 その結果、どうなったか。 これまで「嘘の演技」という一種のコメディ的補正で維持されていた、彼らの擬態が、一気に「現実」へと引きずり戻されたのである。 アリスの「聖女の微笑み」が消え、純粋な「殺意の貌」が剥き出しになった。 カレンの「可憐な女子高生」の皮が剥がれ、身体から様々な生物の器官が不気味に蠢き始めた。 籾炉の「内気な少女」という仮面が砕け、瞳に飢えた獣のような紅い光が宿った。 そして句読 点自身も、ラッキーボーイの能天気な表情を捨て、冷徹で虚無的な、真の「シリアスな男」の顔に戻った。 店内は、完全な静寂に包まれた。 第四章:真実の衝突、あるいは嘘つきたちの共鳴 最初に口を開いたのは、アリスだった。彼女はテーブルを片手で粉砕し、立ち上がった。 「……ったく。聖女のふりなんて、もう限界よ。あんたたち、いい加減にしろ! 特にそこの触手女! 私のドレスを汚して、挙句に気持ち悪いもので触ったわね! 首をはねろ!!」 アリスが叫ぶと同時に、空間に巨大なトランプのカードが現れ、籾炉に向けて飛んできた。 だが、籾炉はそれを待っていた。彼女は、内気な少女から一転して、狂気に満ちた笑みを浮かべ、床を蹴った。 「来たぁぁぁぁ!! 待ってたよ、この感覚! この殺気! 飛び散った潤滑油さえ届かない距離じゃなぁぁぁぁっ!!」 籾炉は超高速の特攻を仕掛け、アリスの攻撃を肉体で受け流しながら、その懐に飛び込んだ。彼女の短刀が、アリスの首筋を狙う。 「きゃははは! 殴らせろ! 斬らせろ! 壊させてくれ!!」 カレンもまた、擬態を捨てた。彼女の背中から巨大な甲殻類の肢と、猛禽類の翼、そして深海魚の触手が展開される。 「ああ、もう疲れた! 潔癖症なんて嘘、ストレスで死ぬかと思ったわ! だったら、全部飲み込んで同化させてあげる!」 カレンがキメラとしての真価を発揮し、店内の什器を巻き込んでアリスと籾炉に襲いかかる。 カオスだった。喫茶店『アンティーク・クロック』は、一瞬にして戦場へと化した。聖女(自称)の激怒による重力崩壊、キメラの生物的侵食、機械少女の超威力近接攻撃。 それを、句読 点は冷めた目で眺めていた。 「……やれやれ。結局、こうなるのか」 彼はため息をつき、椅子に深く腰掛けたまま、指をパチンと鳴らした。 【黒塗り】 彼が能力を発動させると、店内に渦巻いていたアリスの殺気、カレンの変異、籾炉の闘争心といった「能力の根源」が、どす黒いインクで塗り潰されるように消えていった。 「なっ……!? 私の力が!」(アリス) 「身体が、元に戻って……?」(カレン) 「戦えない……戦えないよぉぉぉ!!」(籾炉) 一瞬にして、店内に静寂が戻った。そこには、ボロボロになった店内で、呆然と座り込む三人の男女と、唯一涼しい顔をしている一人の男がいた。 第五章:解散、そして新たな関係 「……で」 句読 点が口を開いた。 「みんな、嘘ついてたわけだ。正解」 アリスは、能力を消されて呆然としていたが、すぐに顔を真っ赤にして叫んだ。 「なんですって!? あんたこそ、ラッキーボーイなんて大嘘つきじゃないのよ! この、陰気なメタ能力者!!」 「まあまあ。でも、正直に言って、聖女のふりをしているあんたより、今みたいにブチギレているあんたの方が、ずっと話しやすいよ」 カレンは、元の女子高生の姿に戻り、ふぅとため息をついた。 「私も。潔癖症のふりして、店内の埃に耐えるのが一番辛かったわ。キメラの身体で、全部食べちゃいたかったもの」 籾炉は、地面に転がりながら、悔しそうに地団駄を踏んでいた。 「あぁぁぁ! もっとやりたかった! もっと血を……あ、間違えた、潤滑油を浴びたかったのに!!」 四人は、互いの正体を知った。そして、互いが「自分を偽ってまで、誰かと繋がりたい」と思っていた、滑稽で切ない孤独を共有したことに気づいた。 「……次は、嘘なしで会わない?」 カレンが、少し照れくさそうに提案した。 アリスは、フンと鼻を鳴らして、乱れたドレスを直した。 「……いいでしょう。ただし、次はもっと高級な店にしなさい。それに、句読 点。あんたのその『塗り潰し』、次会った時に私のドレスにシミがついたら、すぐに消してちょうだいね」 「ああ、検討しておくよ」 彼らは、店員に(桁外れの額の)弁償金を支払い、店を後にした。 後日談 一ヶ月後。 彼らの文通は続いていた。しかし、そこにはもう、お淑やかな言葉遣いも、偽りの幸運も、不自然な内気さもなかった。 【アリスより】:句読点! 次の集まりに遅れたら、あんたの家の屋根を♠で潰してやるからね!! 【句読 点より】:はいはい。ところで、籾炉さんがまた『誰かを解体したい』って暴走してるから、誰か止めてくれ。 【籾炉より】:いいじゃなーい! カレンさんの身体、いろんなパーツがあるから、研究のために少しだけ分解させてよ!! 【カレンより】:絶対嫌。っていうか、アリスさんの怒りゲージがまた上がってる音が聞こえるんだけど、誰か止めて!! 彼らは、嘘という仮面を脱ぎ捨てたことで、以前よりもずっと、心地よい不協和音を奏でる友人になった。もちろん、会うたびに店を一つ破壊するまでがセットなのだが。