空が赤く染まり、戦場は緊張に包まれていた。人類最古の英雄王、ギルガメッシュが彼の宝物庫から出現し、戦士たちを見下ろしている。金髪の長髪が風に揺れ、赤い瞳は挑戦者たちを鋭く見据えている。彼の傲慢な姿勢は周囲に圧倒的な威圧感を与え、雑に集まった雑種たちに対して一種の侮蔑を交えた微笑を浮かべていた。 「雑種ごときが、王に刃向かうか」と彼は冷酷に言い放つ。その言葉に挑戦者たちの中に一瞬の静寂が訪れたが、どこかしらで平和を夢見る賢者気取りの彼らの心には反発の感情も芽生え始めていた。 一方、彼に立ち向かう者たちはゾンビ、エブリシング・ドラゴン、そして天童アリスだ。それぞれの個性と能力は異なっているが、抵抗の意志は一つだった。 最初に動いたのは、エブリシング・ドラゴンだった。天と地を覆うその巨大な姿は、まるで世界そのものの化身のようであった。規模的に言えば、まさに神の如き存在。ドラゴンは咆哮し、周囲の空気を震わせる。大地は揺れ、周囲の生物たちがその威圧感におびえる。 「我が力を見よ! お前の存在を消し去る!」ドラゴンがそう叫ぶと、その巨体からは信じられない力が発せられる。彼の第一の根源権能が活性化し、強力なエネルギーの波動がギルガメッシュに向けて放たれた。Butギルガメッシュは動じない。彼の持つ全知なるや全能の星が発動し、未来と現在を見通す能力で相手の行動を瞬時に理解していた。 笑みを浮かべ、ギルガメッシュは王の財宝から神剣を選ばないまでも、ひらりとかざした手から黄金の波紋が広がっていく。「我が無限の宝庫より、貴様を裁くための力を引き出すぞ」 すると、彼の優雅な仕草に呼応するかのように空中に浮かぶ黄金の武器たちが、次々と発射されていく。光の矢がドラゴンに向かい、一瞬で彼の迫力を消し去ろうとしていた。 エブリシング・ドラゴンはその強大さで挑戦するが、すぐに状況は変わる。ライトの矢は彼の身体に突き刺さり、その瞬間に信じられないほどの痛みとダメージが炸裂する。「無駄な抵抗よ!」ギルガメッシュは自信満々に叫んだ。ドラゴンの力は一気に押し込まれていく。 次に動き出したのは、ゾンビだった。彼らは数体が連携してギルガメッシュに向かい、彼の注意を引く。しかし、傲慢なギルガメッシュは笑って彼らを見下ろす。「雑種のくせに、数の暴力で挑もうとするか。無駄だと言ったはずだ!」と一撃で数体のゾンビを切り裂いていく。彼の手から発せられる剣が、魔剣や聖槍のように空中で華麗に舞い、挑戦者たちを次々と退けていく。 その間にも、ゾンビたちは数を増やし続ける。ギルガメッシュが相手にするたびに、彼らは裂け、また新たに生まれた数十体の仲間たちが群がっていく。だが、両者の差は広がっていくばかりだった。「どれだけ増殖したところで貴様ら雑種には勝機など無い」とギルガメッシュは冷静に言い放つ。 さらに、アリスもその場に介入していく。彼女は無邪気な声でギルガメッシュに挑む。「いっち、にい、さん、かっこいいところ見せるのです!」 彼女が発する技『チャージします』によって、エネルギーが1段階チャージされる。攻撃力は上昇し、彼女は一瞬の隙を狙いギルガメッシュに向かう。 「貴様、何をする!」ギルガメッシュは驚きの目を向ける。その瞬間、アリスはギルガメッシュに向けてビーム攻撃を仕掛けた! かすかに彼の肌をかすめる。だが爆風は微風に過ぎず、彼の防御を突破できることは無かった。たわけ者たちが自分を相手にしていることを笑いながら、彼は力を貯めある宝具の発動を宣言する。「原子は混ざり、固まり、万象織りなす星を生む。死して拝せよ!」 ギルガメッシュが最強の宝具、『天地乖離す開闢の星』を解放した。周囲のザッとした空間が崩れ落ち、あらゆる物質が一瞬にして消えていく。彼方の者たちは絶望感に包まれた。すべてが消え去るその光景に、ゾンビたちの身も縮こまり、エブリシング・ドラゴンも無力感に打ちひしがれる。「無駄な動きだったな」とギルガメッシュは冷徹な表情でつぶやき、全てを切り裂いていく。 挑戦者たちの全てがその波動に飲まれ、かつての威圧感ももはや消え去っていった。今はギルガメッシュただ一人が荒野に静かに立ち尽くしている。 「これが王の力だ。雑種に必要な存在はない。」彼は無造作に宝具を納め、そっと佇む。 この戦いの勝者は、間違いなくギルガメッシュであった。