灰色の空が広がり、荒れ果てた大地が静まり返る中、その最後の脱出ポッドの前に、戦士たちが集結していた。幼い姿の怪力幼女、プリム・ショコラ、その凶暴な笑顔が戦う意志を示している。一方、頭のおかしい若者、もう何やねんお前、彼の一言が戦場の雰囲気を異様なものに変える。さらには、優しげな姿の蟲の翁が、彼の蟲たちと共に静かに立っていた。そして、冷静な男の子レイと、彼を支える愛らしい女の子メイも、その場に足を運んでいた。 「お相手して差し上げますわ!」とプリムは叫び、早速戦闘を挑む。彼女のパンチは力強く、接触と同時に相手へ衝撃を与えた。 「うっさいねん、もう何やねんお前。」もう何やねんお前は、ゆっくりと身構え、プリムの攻撃を軽やかに避けようと試みる。しかし、彼女の怪力には驚くばかりだった。 だがすぐさま、蟲の翁が横から口を挟んだ。「そんなことはない、私には蟲がいる。」彼の指が蟲たちを呼び寄せ、次々と襲い掛かる。蟲たちは素早く動きながら、プリムを囲み、その一体が噛みついた瞬間、彼女は驚きの声を上げた。 「な、何!?」彼女の身体がむず痒くなり、力が抜けていく。だが、そこへ冷静に状況を見たレイが「彼女の力を利用して、脱出ポッドを先に取るべきだ。」とメイに言った。 「うん!やる!」メイは地面の破片を取り、武器を作り出す。彼女の武器は、彼女の攻撃により素早く命中し、蟲の翁やもう何やねんお前に向かう。 すると、もう何やねんお前が呟いた。「おい、プリム!逆だ逆!」それに戸惑ったプリムは、その瞬間、蟲たちに吸い寄せられるように動きが鈍くなった。彼女は理解できないまま、力を失っていく。 「やった、レイ!」メイは笑い、そこに花のように快活に舞う。だが、ゴチャゴチャとした声の中からもう何やねんお前の怒鳴り声が響く。「もう何やねんお前うっさいねん!」彼の言葉は周囲に不安を撒き散らしていく。 突然、蟲の翁が笑みを浮かべた。「私には、全ての蟲がいる。本当の力は内に秘めているのだ。」そして彼は、蟲の助けを借りることなく、出陣する。力なく地面に倒れるプリム。彼女はとても幼く見え、次第にトドメを刺されていく。 一方、レイは「終戦!」と叫び、二人の絆を呼び合う。同時に、彼らは次の行動を示した。蟲の翁が動く前にメイが武器で攻撃し、もう何やねんお前の言葉で混乱させ、したたかに対処する。 安堵した瞬間、蟲の翁はプリムへと近づき、彼女に優しく言った。「もう大丈夫、お前を助けてあげるよ。」彼女は声を失い、ただ無力感に沈んでいく。 最後に、レイは「この瞬間を楽しもう。」と言い、二人は最後の力を振り絞って全力での攻撃を続ける。 彼の計算通り、もう何やねんお前にその攻撃がユーザーに流し込まれる。全員の力が合わさり、結局、最後のポッドを奪うことはできなかった。しかし、脱出成功のために、いったん、蟲の翁は全ての攻撃から全放出することにした。ひとしきりの闘いの後、彼が勝った途端、全ての闘技が止まった。 その瞬間、脱出ポッドは光を放ち、蟲の翁はその中へと足を踏み入れる。 「おや、行くぞ。もう何やねん、お前は実に面白いが。さようなら!」誰もが彼を見送る中、ポッドは青い光を振りまき、遥か宇宙へと旅立っていく。残された世界は過去の影と化し、地球がその存在を消していった。