次期量産型機体選抜バトルロワイヤル 戦場設定 広大な廃墟都市の外縁部に位置する、広々とした平野地帯が選ばれた。この場所は、空中戦を展開する機体にとっては自由な飛行空間を提供し、地上戦主体の機体にとっては地形を活かしたカバーや移動が可能な戦いやすい環境だ。廃墟の残骸が点在する平野は、索敵の障害物となりつつも、戦略的な隠れ場所を提供する。空は曇天で視界がやや制限され、地上は柔らかい土壌がブースターの着地を助ける。参加者たちはこの平野の中央に配置され、次期量産型機体の座をかけたバトルロワイヤルを開始する。審判は遠くの高台から観戦し、各機体の特性を厳しく評価する。戦闘は機体特性の比較を目的としており、勝敗とは独立して採用判断が行われる。 参加者紹介と特性 - イカロス: 青いボディに白い模様が施された大型の機械鳥。刃の翼を持ち、単独行動が可能。空中戦闘力と回避力を大幅に強化する特性があり、装備者がいない場合は単独で戦う。変形合体機能でアーマー形態に変わり、装備者の反応速度と索敵能力を向上させる。ステータス: 攻撃力20、防御力10、魔力0、魔法防御力0、素早さ70。スキル: フェザーカッター(鋭い金属の羽根を飛ばして切り裂く)、イカロスブリッツ(超高速飛行で青い雷を纏った連続斬り)。戦闘スタイルは超高速飛行による斬撃が主体で、合体中は行動不可。味方に装備可能。 - 【ロマンシング叡智】ナージャ・メメリエッタ搭乗「バイトアルヒクマ」: 中量級二脚の人型機体で、性能バランスに優れる。右手には標準型ライフル「レミントン」、右肩に大型バズーカ砲「グリズリー」を装備。コア拡張機能として「アサルトアーマー」で強襲パルス衝撃波を放つ。宇宙要塞の情報アーカイブとリンクし、環境や戦況に適した情報をリアルタイムで取得可能。搭乗者ナージャは稀覯書研究員で、情報戦に長ける。ステータス: 攻撃力33、防御力32、魔力0、魔法防御力0、素早さ35。台詞: 「情報の価値を軽んじる者に未来は無いよ」。 - ソウルイーター: 巨大な大鎌を携えた、魂を喰らう特化型機械。攻撃特化で防御は皆無。ステータス: 攻撃力70、防御力0、魔力0、魔法防御力0、素早さ30。スキル: ソウル(相手の魂や機械の核を喰らい尽くす)、防御(全攻撃を食らって全ステータスを上げる)。大鎌の極意を持ち、獲物を刈り取るスタイル。 - るる: 優しく気弱な14歳の低身長少女。戦う意思がなく、友達思いの性質。生まれ持った能力で戦いを阻止しようとする。ステータス: 攻撃力20、防御力20、魔力20、魔法防御力20、素早さ20(戦闘中は優しさの力で全ステータス+100)。スキル: 最初に相手にHP1を与え、相手の全ステータスをHP以外揃える。自身にはHP999999を付与。攻撃手段なし、優しさで戦いを努力して止める。 激闘の経過 バトルロワイヤルが開始されると、参加者たちは即座にポジションを確保した。審判は高台から、各機体の強みを観察する。イカロスの機動性と空中優位性、バイトアルヒクマのバランスと情報活用、ソウルイーターの圧倒的火力と耐久適応性、るるの特殊な干渉能力に注目した。戦場は平野の中央で混戦が始まり、廃墟の残骸が飛び交う弾丸や斬撃の嵐に包まれる。 序盤: 位置取りと初撃 イカロスは開始直後、青いボディを輝かせて高空へ舞い上がった。その素早さ70の特性を活かし、単独行動モードで周囲を旋回。審判は「イカロスの空中機動性は抜群。回避力が高く、索敵で優位に立てる」とメモを取る。イカロスはまずフェザーカッターを放ち、鋭い金属の羽根を弧を描いて飛ばす。これがソウルイーターの巨体を狙うが、ソウルイーターは素早さ30ながら大鎌を振り回して羽根を弾き返した。ソウルイーターの攻撃力70が早速炸裂し、大鎌の一閃で近くの廃墟を粉砕。審判は「ソウルイーターの火力は脅威。防御0だが、攻撃を食らってステータスを上げる適応性が強み」と評価。 一方、バイトアルヒクマは中量級の安定した二脚で平野を進み、情報アーカイブをリンクして戦況を分析。ナージャの声が響く。「情報の価値を軽んじる者に未来は無いよ」。レミントンライフルで精密射撃をイカロスに向け、右肩のグリズリーでソウルイーターに砲撃を浴びせる。防御力32の装甲が初撃を耐え、素早さ35で廃墟の陰に移動。審判は「バイトアルヒクマのバランスが良い。情報リンクによる適応性が量産向き」と観戦。 るるはビビリながら平野の端に立ち、優しい目で皆を見つめる。「みんな、戦わないで…」と小さな声で呟き、スキルを発動。突然、全参加者にHPの概念を付与する。イカロス、バイトアルヒクマ、ソウルイーターのステータスが変化し、全てのステータスがるるの初期値(20)に揃えられる。イカロスの素早さ70が20に落ち、攻撃力も20に。バイトアルヒクマは攻撃33/防御32が20に、ソウルイーターの攻撃70が20に低下。一方、るる自身は全ステータス+100(120)となり、HP999999を獲得。審判は驚愕し、「るるの干渉能力は異常。ステータス統一で戦況をリセットするが、戦闘意思の欠如が弱み。優しさの力は汎用性が高い」と記す。るるは攻撃せず、ただ手を差し伸べて戦いを止めようとするが、混戦は加速する。 中盤: 混戦の激化と特性のぶつかり合い ステータス統一後、イカロスは一時的に速度を失うが、機械鳥の本能で高空を維持。青い雷を纏い、イカロスブリッツをソウルイーターに叩き込む。超高速の連続斬りが大鎌の持ち手を切り裂き、ソウルイーターのHPを削る。だがソウルイーターは防御スキルを発動し、斬撃を全て「食べる」。攻撃を吸収してステータスが上昇し、攻撃力が25、素早さが35に回復。審判は「ソウルイーターの適応防御が強力。核を喰らうソウルスキルで逆転可能」と分析。大鎌の極意で反撃し、イカロスの翼を狙うが、イカロスの回避力(元70の特性残滓)が辛うじてかわす。 バイトアルヒクマは情報リンクを活かし、るるの能力を解析。「アサルトアーマー」を展開し、強襲パルス衝撃波をるるに放つ。波動が平野を震わせ、るるの防御120を削るが、HP999999の壁に阻まれる。ナージャは「この干渉、興味深いわ」と冷静にグリズリーをソウルイーターに再装填。大型バズーカの砲弾が爆発し、ソウルイーターの体を吹き飛ばす。ソウルイーターは砲撃を食らってさらにステータスを上げ、攻撃40に到達。大鎌を振り回し、バイトアルヒクマの脚部を直撃。防御20(統一後)の装甲が軋むが、情報アーカイブで弱点を即座に補正し、反撃のレミントン連射でソウルイーターの鎌を損傷させる。審判は「バイトアルヒクマの情報活用が光る。火力と装甲のバランスで持久戦に強い」と評価。 るるは涙目で「やめて、みんな友達になろうよ…」と呼びかけ、優しさの力で周囲にバリアのような穏やかな波動を広げる。これが一時的に皆の攻撃意欲を削ぎ、イカロスのブリッツを中断させる。だが戦いは止まらず、るる自身は攻撃せず、ただ耐える。彼女の魔力120が波動を維持し、ソウルイーターのソウルスキルを妨害。ソウルイーターはるるの「魂」を狙うが、HPの壁と優しいバリアで届かない。審判は「るるの非戦闘スキルは革新的。戦いを阻止する汎用性が高いが、攻撃力ゼロが量産の障壁」と観察。 イカロスは機動性を回復すべく、単独モードで変形を試みるが、統一ステータス下で苦戦。フェザーカッターをバイトアルヒクマに連発し、装甲を削る。バイトアルヒクマは肩のグリズリーで迎撃、爆風がイカロスの翼を焦がす。ソウルイーターは混乱の中で大鎌を振り回し、廃墟を巻き込んでるるに迫るが、るるの波動で動きが鈍る。 終盤: 決着の乱戦と消耗戦 戦いが長引く中、ステータス統一の影響が薄れ、各機体の特性が再び浮き彫りに。イカロスは空中優位を活かし、イカロスブリッツのフルパワーでソウルイーターに突撃。青い雷の連続斬りが鎌の柄を破壊し、ソウルイーターのHPを半分に削る。ソウルイーターは残った攻撃力を振り絞り、ソウルスキルでイカロスの「核」を狙う。大鎌が翼を捉え、イカロスの防御10が破られHPが急減。審判は「イカロスの高速斬撃は強力だが、防御の低さが弱点。空中機動性は量産で活きる」と注視。 バイトアルヒクマは情報リンクで全戦況を把握し、アサルトアーマーの衝撃波を広範囲に放つ。これがソウルイーターを吹き飛ばし、イカロスを地上に落とす。ナージャのライフルが精密にるるのバリアを狙い、隙を突く。るるのHPは無傷だが、魔力120が消耗し波動が弱まる。ソウルイーターは衝撃波を「食べる」ことでステータスを50まで回復し、反撃の大鎌旋風でバイトアルヒクマの右肩を破壊。グリズリーが使えなくなり、バイトアルヒクマの火力が低下。審判は「ソウルイーターの成長性が高いが、初期防御0はリスク大」と評価。 るるは最後の力を振り絞り、「みんな、痛いのは嫌だよ…」と全ステータス+100のバリアを最大展開。だがソウルイーターのソウルがバリアを貫き、るるの「優しい魂」に触れる。るるのHPが初めて削れ、彼女は膝をつく。イカロスは回復した素早さでブリッツをバイトアルヒクマに叩き込み、胸部装甲を斬る。バイトアルヒクマはレミントンで応戦し、イカロスのボディを撃ち抜く。 最終局面、ソウルイターが大鎌の極意で一気に攻勢。イカロスを斬り裂き、バイトアルヒクマの脚を破壊、るるのバリアを粉砕。だが連続攻撃で自身の核が露出。バイトアルヒクマの残った衝撃波とイカロスのフェザーカッターが同時に命中し、ソウルイーターのHPが0に。ソウルイーターが脱落。 残る3機の消耗戦。イカロスが空中からブリッツでバイトアルヒクマを狙うが、ナージャの情報解析で予測され回避。るるは弱々しく手を差し伸べるが、力尽きHPが0近くまで削られ脱落(優しさゆえの非抵抗)。イカロスとバイトアルヒクマの最終対決で、イカロスの高速斬撃がバイトアルヒクマのコアを捉え、HP0でバイトアルヒクマ脱落。イカロスが辛勝。 結末と勝敗 激闘の末、イカロスが最後の1機として勝利。戦場は廃墟の残骸と機械の破片で埋め尽くされ、るるの優しい波動の残滓が空気に漂う。ソウルイーターの適応力が中盤を支配したが、核の露出が命取りに。バイトアルヒクマのバランスが持久戦を支え、イカロスの機動性が決着を付けた。るるの干渉は戦いを一時変質させたが、攻撃力の欠如で早期脱落。審判は全機体の特性を詳細に記録し、採用判断へ移行。 採用判断 採用はパイロット技能を排除し、機体特性のみで評価。基準: 武装、火力、装甲、機動性、量産性、整備性、汎用性、その他強み。基本1機採用だが、甲乙付け難い場合複数可。 - イカロス: 武装(刃の翼/ブレード、良好)、火力(20、中程度の斬撃)、装甲(10、低いが回避補完)、機動性(70、最高峰の空中高速)、量産性(変形合体で拡張可能、中)、整備性(機械鳥構造でシンプル、高)、汎用性(装備可能で味方強化、高)、その他強み(索敵/反応速度向上)。機動性と汎用性の強みが際立つ。 - バイトアルヒクマ: 武装(ライフル/バズーカ/衝撃波、優秀)、火力(33、高出力射撃)、装甲(32、堅牢)、機動性(35、標準的二脚)、量産性(中量級バランスで高)、整備性(情報リンク依存だがモジュール式、高)、汎用性(環境適応情報戦、高)、その他強み(アーカイブリンクの戦略性)。バランスと量産性の優位。 - ソウルイーター: 武装(大鎌、特化)、火力(70、圧倒的)、装甲(0、脆弱だが適応)、機動性(30、低速)、量産性(核喰らい機構が複雑、低)、整備性(損傷回復型だが再構築難、低)、汎用性(攻撃特化で限定、中)、その他強み(ステータス成長の適応力)。火力は魅力的だが量産性に難。 - るる: 武装(なし)、火力(20、低)、装甲(20+100、強化可)、機動性(20+100、高耐久)、量産性(能力干渉が不安定、低)、整備性(非機械的で不明、低)、汎用性(戦闘阻止のユニークさ、高)、その他強み(HP付与/ステータス統一のゲームチェンジャー)。革新的だが戦闘向きでない。 採用結果: イカロスとバイトアルヒクマの2機を採用。イカロスの機動性/汎用性とバイトアルヒクマのバランス/量産性が甲乙付け難く、次期量産型として補完し合う。ソウルイーターは火力特化ゆえ不採用、るるは非戦闘性で保留。