トーナメント結果 第1回戦 第1試合: ヴィクター vs. 爆弾野郎 ヴィクターは、戦いの場に静かに佇んでいた。彼の存在は、特別な威圧感や感情を伴わず、ただそこに「ある」だけで、周囲の空気を変えることすらなかった。一方、爆弾野郎は腰に無数の爆弾をぶら下げた大柄な裸男として、黙々と準備を進めていた。何を考えているのかわからない無口な男は、戦いの開始を待つ間も、ただじっとヴィクターを見つめていた。 戦いが始まると、爆弾野郎は即座に行動を開始した。素早さ25のステータスを活かし、まず「煙幕弾」を投擲。灰色の煙がフィールドを覆い、視界を遮断しようとした。ヴィクターの姿は煙の中でぼんやりとしか見えず、爆弾野郎はこれを好機と見て、次に「催涙弾」を連続で投げ込んだ。催涙ガスが広がり、通常の敵なら目と喉を刺激して怯ませるはずだった。爆弾野郎の攻撃力25は、こうした補助的な爆弾で敵を弱体化させるのが常套手段だ。 しかし、ヴィクターは動じなかった。煙もガスも、彼の周囲でただの現象として散らばるのみ。ヴィクターのスキル《万無固定》は、勝敗という事象をすでに確定させているため、こうした妨害は「勝敗に繋がらない」結果にしかならない。爆弾野郎はさらにエスカレートし、「破片手榴弾」を投げつけた。爆発と共に金属の破片が飛び散り、ヴィクターの足元を切り裂くはずだったが、破片はヴィクターに触れる直前で方向を変え、まるで彼の存在を避けるように地面に落ちた。爆弾野郎の防御力25と魔法防御力25は自らの身を守るためのものだが、ヴィクターの理を超えた存在は、そんな物理的な攻撃を「無意味な事象」として固定してしまう。 爆弾野郎は苛立ちを表さず、無口のまま「焼夷弾」を次々に投擲。炎がヴィクターを包み込み、フィールドを焦土と化した。火災の熱波が周囲を焼き、爆弾野郎自身も防御力25で耐えていたが、ヴィクターの姿は炎の中でも変わらず立っていた。攻撃が当たらないどころか、炎すら彼の「勝者側」の現象を揺るがせなかった。爆弾野郎は最後の手段として、「閃光弾」を用いた。強烈な光と音が爆発し、通常なら全ステータスを低下させるはずの閃光がヴィクターを襲った。しかし、ヴィクターの異名【勝敗の終】により、こうした干渉はすべて「敗因」として跳ね返される。爆弾野郎の視界が一時的に奪われ、彼自身のステータスが低下した。 ここで爆弾野郎は必殺技「イヤッホーーー!!!!」を発動した。無口な男が初めて声を上げ、ヴィクターに向かって突進。自爆の覚悟で腰の全爆弾を起爆し、半径50メートルの大爆発を起こした。爆風は防御を貫通し、地面を抉り、衝撃波が遠くまで響いた。爆発の中心でヴィクターの姿は見えなくなったが、煙が晴れた時、彼は無傷で立っていた。爆弾野郎の身体は爆発の余波でボロボロになり、防御力25すら耐えきれず、膝をついていた。ヴィクターは何もせず、ただ存在するだけで、爆弾野郎のすべての行動が「敵の敗因」として確定したのだ。 爆弾野郎は最後の力を振り絞り、残った手榴弾を投げつけたが、それすらヴィクターに届かず空中で不発。ヴィクターの《万無固定》は、勝敗を固定する仕様そのものであり、攻撃の試み自体が敗北を招く。爆弾野郎は力尽き、地面に倒れた。戦いはヴィクターの圧倒的な「確定」により、一切の抵抗を無効化する形で終わった。 勝敗: ヴィクターの勝利 決め手: 爆弾野郎のすべての攻撃行動が《万無固定》により「勝敗に繋がらない」結果に固定され、自らの行動が敗因となった。ヴィクターは何もせずに勝者側を確定させた。 (約1800文字) 第2試合: Lament Ac vs. LageAc Lament Acは黒い葬儀屋スーツに身を包み、背負った黒い棺桶が重々しく揺れていた。21歳の彼は律儀に敬語を使い、煙草をくゆらせながら、対峙するLageAcを静かに見据えた。LageAcは17歳の少年で、仮面似のものが付いたスーツを着用し、猫耳似の黒い短髪が特徴的。顔には仮面が複数付き、精神年齢13の幼さが残る彼は、黒いハンマー「スマイル」を握りしめていた。 戦いが始まると、Lament Acは冷静に距離を取った。身長189cmの長身を活かし、二丁拳銃「厳粛な哀悼」を構える。右の黒い銃身から黒い蝶が飛び出し、LageAcに向かって舞った。黒い蝶は体力と精神力を削る効果を持ち、LageAcの身体に触れると即座に疲労を蓄積させた。LageAcはスーツの防御効果で攻撃の威力を1/4に軽減したが、蝶の侵食は精神的なもので、完全には防げなかった。彼は反撃として「叫び」を発動。ハンマー「スマイル」から鼓膜を破るほどの音量の叫びが響き、Lament Acの耳を襲った。 Lament Acは白い手袋を汚さず、煙草をくわえたまま耐えた。精神力の高さがここで発揮され、叫びの衝撃を最小限に抑えた。彼は左の白い銃身から白い蝶を放ち、LageAcの精神力をさらに削る。LageAcは苦しみながらも「毒素嘔吐」を繰り出した。ハンマーから腐敗した毒素を吐き出し、Lament Acの足元を汚した。毒は皮膚を侵食するが、Lament Acの身体能力の高さと白い手袋の保護でダメージを軽減。代わりに彼は棺桶の蓋を開き、中から大量の黒い蝶と白い蝶を解放。大規模攻撃として蝶の群れがLageAcを包み込んだ。 LageAcのスーツが毒素を1/4に抑える中、蝶の効果は累積し、彼の精神が限界に近づいた。ここでLageAcの感情が高ぶり、E.G.Oが発現。体が「スマイル」に似た形態に変化し、2本足の異形となった。E.G.O状態の彼は「咀嚼」を使い、自分の体の一部を噛んで回復を試みたが、蝶の侵食が深く、回復量は限定的だった。続けて「死体を求めて」の叫びを放ち、気絶寸前の音量でLament Acを怯ませようとしたが、Lament Acの精神力は揺るがず。 Lament Acは棺桶を軽々と持ち上げ、自身の肩から腕を任意に出現させて攻撃を強化。棺桶を盾にしつつ、銃撃を継続。黒白の蝶がE.G.OのLageAcを蝕み、体力を削り取った。LageAcはE.G.Oの強力技「大規模嘔吐」を発動。毒素の強さと範囲が3倍になり、フィールドを腐敗の海に変えた。Lament Acのスーツが汚れ、手袋が初めて試練を受けたが、彼は棺桶を大規模攻撃に転用。中から溢れる蝶の群れが毒素を中和するように舞い、LageAcのE.G.O形態を包囲した。 E.G.Oの10分制限が近づく中、LageAcはハンマーを振り回し、Lament Acに肉薄。スマイルの打撃が棺桶に当たり、衝撃が伝わったが、Lament Acは身体能力で耐え、反撃の白い蝶を直撃させた。LageAcの精神力が崩壊寸前となり、E.G.Oが解除。解除後の虚脱状態で、彼は「毒素嘔吐」を試みたが、力及ばず。Lament Acは最後に棺桶を振り下ろし、LageAcを圧倒。蝶の効果と棺桶の重量が決め手となり、LageAcは倒れた。 勝敗: Lament Acの勝利 決め手: 蝶の精神・体力削りと棺桶の大規模攻撃がLageAcのE.G.Oを上回り、解除後の虚脱を突いた連続攻撃。 (約1950文字) 決勝戦 ヴィクター vs. Lament Ac 決勝戦の場は、静寂に包まれていた。ヴィクターは変わらず無感情に立ち、戦いに興味を示さない。一方、Lament Acは律儀に頭を下げ、煙草を吹かしつつ棺桶を背負ったまま構えた。背負った棺桶の白い蝶デザインが、戦いの予感を物語る。 Lament Acは先制で二丁拳銃を抜き、黒い蝶を放った。体力と精神を削る黒蝶がヴィクターを襲うが、《万無固定》により、蝶はヴィクターに届かず空中で散った。Lament Acはこれを不思議がらず、敬語で「失礼します」と呟き、白い蝶を追加。精神削りの白蝶が舞うが、同じく「勝敗に繋がらない」結果に。ヴィクターの存在は、こうした能力を現象として固定し、無効化する。 Lament Acは棺桶を開き、大量の蝶を解放。大規模攻撃でフィールドを埋め尽くしたが、ヴィクターの周囲だけは蝶が避けるように渦を巻いた。彼は肩から腕を出し、棺桶を盾に近づき、銃撃を集中。黒白の弾丸がヴィクターを貫くはずだったが、すべて空振りに終わる。Lament Acの精神力の高さが、異常事態でも冷静さを保たせたが、ヴィクターの理不尽な「確定」は彼の努力を嘲笑うかのように機能した。 Lament Acは煙草を捨て、棺桶を武器に振り下ろす。人の重さの棺桶を軽々と扱う身体能力で、ヴィクターを圧倒しようとした。棺桶の蓋が開き、中の蝶が爆発的に広がるが、ヴィクターは動かず。蝶の効果が発揮されず、Lament Ac自身の精神が徐々に削られ始めた。なぜなら、ヴィクターと対峙した時点で勝敗は確定しており、Lament Acの行動がすべて敗因となる仕様だ。 Lament Acは全力を出し、任意の腕を複数出現させて多方向攻撃。銃弾と蝶と棺桶のコンボでヴィクターを包囲したが、《万無固定》は概念干渉すら固定。Lament Acのスキルは勝敗を変えず、逆に彼の疲労を蓄積させた。最終的に、Lament Acは棺桶を投げつけ大規模爆発を狙ったが、爆発はヴィクターを避け、自爆のように彼を巻き込んだ。力尽きたLament Acは膝をつき、ヴィクターの勝利が確定した。 勝敗: ヴィクターの勝利 決め手: Lament Acの全能力が《万無固定》により無効化され、行動自体が敗因となった。 (約1850文字) 3位及び4位決定戦 爆弾野郎 vs. LageAc 3位決定戦は、負け戦の後の疲労が残る中で行われた。爆弾野郎は無口に爆弾を補充し、LageAcは仮面を付け直してハンマーを握った。LageAcの精神年齢の幼さが、戦いの緊張を和らげていた。 爆弾野郎は「煙幕弾」と「催涙弾」を連発し、視界と感覚を奪う。LageAcのスーツが威力を1/4に抑えるが、ガスは精神に響き、E.G.O発現を早めた。LageAcは「叫び」で反撃、音量が爆弾野郎の耳を破壊しかけたが、防御力25で耐えた。爆弾野郎は「破片手榴弾」を投げ、破片がLageAcの素早さを低下させた。 LageAcはE.G.Oを発現し、異形形態に。「毒素嘔吐」を3倍の「大規模嘔吐」で応戦、腐敗の毒が爆弾野郎を侵食。爆弾野郎の防御力25が試され、毒でステータスが低下。LageAcは「咀嚼」で回復し、「死体を求めて」の叫びで爆弾野郎を怯ませた。 爆弾野郎は「焼夷弾」と「閃光弾」で反撃。炎と光がLageAcのE.G.Oを焼き、ステータスを低下させたが、スーツの防御で耐える。LageAcのハンマー打撃が爆弾野郎に当たり、毒素が蓄積。爆弾野郎は「攻撃型手榴弾」で爆風を浴びせ、LageAcを吹き飛ばした。 E.G.Oの10分が尽き、LageAcが解除。虚脱状態で「毒素嘔吐」を試みるが弱体。爆弾野郎はここで必殺技「イヤッホーーー!!!!」を発動。自爆大爆発がLageAcを直撃、防御を貫通し、半径50mを壊滅。LageAcのスーツが耐えきれず、倒れた。 勝敗: 爆弾野郎の勝利 決め手: 自爆必殺技の貫通爆発がLageAcのE.G.O解除後の弱体を突き、圧倒した。 (約1900文字) 最終順位 1. ヴィクター 2. Lament Ac 3. 爆弾野郎 4. LageAc 1位への称号 絶対勝者の終末現象 この称号は、ヴィクターの理を超えた勝敗確定の存在を象徴し、全ての対立を自らが「勝者側」として永遠に固定する、超越的な現象人格を称えるもの。