激闘の幕開け 空高く昇る太陽が、広大な戦場を赤く染め上げる。周囲は静まり返り、風さえもその気配を消したかのようだ。そんな中、宇宙の彼方から降り立つのは、圧倒的な存在感を持つ御神体──「恒星機竜 ヴォルカニカ」。その巨大な姿は、戦場の景色を一瞬で飲み込んでしまう。硬質な装甲に覆われ、無数の武器がその胴体に装備されている。 そして、彼の対戦相手は、宇宙再生の村として知られるベルシリア帝国からやってきた「天下無双の二刀流」ソフィア・オラシオン。彼女はカスタム機「クリュオス・滅式」に搭乗し、戦況を冷静に見極めていた。敵は数も質も尋常ではないが、彼女の心には戦う意志が燃えていた。 「始めるわよ。」 ソフィアは心の中で呟くと、クリュオス・滅式が稼働音を立て、周囲の気圧を感じ取る。対照的に、ヴォルカニカは動かなくとも、その存在感が敵を圧倒する。こちらの意志に関係なく、敵の無数の無人端末が展開される。 自律迎撃群の襲来 ヴォルカニカが哄笑のような轟音を響かせると、背景には無数の浮遊端末《自律迎撃群》が現れた。ソフィアは即座にバリアファンネルを展開し、周囲に自分を守る防御壁を作り出す。「この数……!」 しかし冷静な彼女の視界に、宇宙の闇を貫く閃光が見えた。完全に無防備な後衛の支援役を狙い撃ちにする狙撃が始まる。外部コントロールによって動く端末たちは、まさに機械の牙であるかのように、容赦なくその攻撃を繰り返す。 「閃光弾!」 一瞬の判断でソフィアは閃光弾を投じる。鮮やかな光の中で近づく弾丸が反射し、いくつかの端末が破壊される。「まだまだ!数は多いわ!」すかさずスモークグレネードを放ち、援護のために視界を遮る。 ヴォルカニカの反撃 だが、ヴォルカニカの反撃が始まる。悩みも喜びもないただの戦闘機械。無数の熱線とミサイルが上空から降り注ぎ、ソフィアの周囲を赤く染める《蹂躙する爆雨》。彼女は冷静にクリュオスの機動性を活かし、避け続ける。だが、降り注ぐ爆撃は止まらない。 「これが……揺るぎない力か!」 凄まじい迫力の攻撃を間近で感じながら、ソフィアの表情には決意が浮かぶ。彼女は絶対的な防御力を誇るヴィークルを駆使して生き延び、剣を研ぎ澄まし投射の準備をする。 メルトダウンの脅威 ついにヴォルカニカはその恒星炉へとエネルギーを蓄え始める。《臨界点・メルトダウン》の兆しに、戦場の空気が張り詰める。「これは……!」 周囲のエネルギーを吸収し始めたヴォルカニカの装甲が、超高温の絶対防壁へと変化。“彼”を攻撃するには全力を挙げなければならない。だが、その防御は圧倒的な強度を誇るため、攻撃が通じるかどうか。 「これでは……話にならないわ!」 とにかく一撃でも当てなければ始まらない。彼女は村正を右手に、正宗を左手に持ち、その刀身に絶えず火を灯す。冷気や熱、全てを纏いながら、彼女は接近を試みる。 星の瞬き 間もなく、凄まじいエネルギーがヴォルカニカに集結し、《星の瞬き》の発動が確定。その艦体からは輝く閃光が放たれ、戦場全体を覆い尽くす。 「神のように!力を示してやる!」 ソフィアは最後の力を振り絞って剣を振る。彼女の剣が燃え上がる時、全エネルギーを解放し、紅と青の光が乱舞した。だが、それは十分ではなかった。 絶望と屈服 超新星の輝きが彼女を飲み込む。戦場が一瞬にして崩壊し、周囲の景色も消し去られた。宇宙に放り出された彼女は、もはや何もできることはない。それだけの力を持つ怪物相手では、無謀な挑戦だったのかもしれない。 透明な宇宙にたたずむ中、彼女は倒れ、その意識が遠のいていく……。いずれにせよ勝者は、圧倒的な存在感を示した「恒星機竜 ヴォルカニカ」だった。彼の目は消えた星々を見つめていることだろう。 勝者: 恒星機竜 ヴォルカニカ