巨大な城壁がそびえ立ち、その向こうには燃え盛る炎と騒然とした叫び声が聞こえてくる。攻城側の大将、悪魔アンドロマリウスは、剣を手に城めがけて立ち上がる。彼の背後には、彼の命令を待つ兵士たちが整列している。 「貴様ら、準備はできているか。今日はこの堅牢な城を血に染めてやる。それが神の意志であると信じよ。」 アンドロマリウスの声は、高らかに戦場に響き渡る。その眼差しは青く輝き、そこには只ならぬ威圧感が漂っている。彼の体には巻き付くように大蛇が絡まり、これからの戦いに期待を寄せているかのようだ。 対するは籠城側の大将、黄金戦士タイガートラ。プロレスラーらしからぬ圧倒的な筋肉と気迫で、彼はまるで獣のように見える。彼は自らの身体を自由に動かし、城壁を背に構える。 「きたか、悪魔。俺のこの城を攻め入るつもりか?だが、ここは簡単には通さないぜ。」トラは言った。 アンドロマリウスは彼を見下ろし、冷笑する。「貴様のような肉体労働者が、この城を守れるわけがない。準備はできているのか、貴様の限界を超えた力を見せつけてみるがいい。」 タイガートラは彼の挑発に応えるように、堂々と立ち上がる。「俺はどんな攻撃も受け止める!貴様を城の外に引きずり出して、正々堂々と勝負してやる!」 彼の言葉は周囲の兵士たちを鼓舞し、内なる戦う意志を高める。行動することで力を増す彼の姿は、まるで闘技場に立っているかのようだ。 アンドロマリウスは冷然とした表情で軍団に指示を出す。「攻撃開始だ!城壁を打ち破れ!」兵士たちは一斉に進撃をかけ、城壁に迫る。 火薬の爆発音がブームと響き渡り、城壁が揺れ動く。敵の砲撃により瓦礫が飛び散る中、トラは笑みを浮かべる。「いいぜ、いいぜ!来い来い、貴様なんぞ、俺の全力で相手しないといけない!」 アンドロマリウスはその様子をじっと見ていた。彼の「神の慧眼」によって、トラの特異体質を見抜く。 「貴様の肉体的な強さなど、無に等しい。私の『不正縛りの黒鎖』で臆病にさせてやる。」彼は、腕に巻き付いた蛇を解放し、トラの方へと向かわせる。 しかし、トラはその威圧感にも怯まない。「さあ、来い!俺はこの攻撃を受け止めて、力に変えてやる!」 蛇の攻撃がトラに向かっていく。しかし、トラは完璧なタイミングで身をかわす。蛇は空を切った。「おいおい、もう少し真剣にやれよ!」 アンドロマリウスのまなざしが恐れを抱く。「貴様、なぜ避けれる?」 「なぜなら、俺は受けるだけじゃなくて、攻撃もするからさ!」彼は反撃に転じる。全身の筋肉から力がみなぎり、全ての攻撃を受けたとき、彼の力は倍増した。 「反撃が来るぞ!」 タイガートラは瞬時にアンドロマリウスに接近し、強烈なラリアットを放つ。まるで磁石のように引き寄せられたアンドロマリウスは、予期せぬ一撃に驚き、後退する。 その瞬間、トラの背後から仲間たちの声が響く。「大将!今こそ怒涛の攻撃を!」 援軍が到着した。城門の前には、タイガートラを助けるために、トラの仲間たちが、強大な武器を持って立ちはだかっている。 「受けてみろ、悪魔!」トラは叫び、周囲の士気を高めていく。 アンドロマリウスは冷静を保ちながら、「これ以上無駄な抵抗はやめるがいい。私には必勝の策がある。」 その時、トラは『神獣光虎』の力を発動させる。仲間たちの力を背に受けて、彼の身体は黄金に輝き、その気迫はさらに増した。 「これが俺の真の力だ!」トラは叫ぶ。 特殊なプロレス技が次々と繰り出され、アンドロマリウスは防戦一方である。悪魔の威厳も今や消え失せつつあった。 だが、アンドロマリウスは『罪喰らいの猛蛇』を放つ。大蛇がトラに巻き付く。しかし、彼はその圧を逃れ、さらに力強く反撃する。 「俺は決して負けない。プロレスラーの新たな伝説をここで作るんだ!」 彼の身体はどんどん強くなり、時間がたつにつれ、トラの攻撃は次第にアンドロマリウスに対して効力を増していく。 ついに、タイガートラは創り出した力で、アンドロマリウスを追い詰め、その一撃で倒す。 そして、トラがアンドロマリウスを倒し、勝利を収めた瞬間、背後から駆けつけた援軍が確定的な勝利を告げる。 「勝者はBチーム!城は守られた!」 戦場が静まり返る中、トラは仲間たちと共に勝利の喜びを分かち合った。