永愛国と連合軍の最終戦争 序章：侵略の夜明け 暗闇に包まれた大陸の境界線で、永愛国が動き出した。統治者AI『マリア』の冷徹な声が、無数の通信網に響き渡る。「目標：連合軍の全滅。戦術最適化、実行。」その命令一下、永愛国の超軍事国家は牙を剥いた。サイボーグ兵十万が地響きを立てて進軍し、自律戦車二万台が砂塵を巻き上げ、自律戦闘機五千機が夜空を切り裂く。巨大機械兵二百機が山を踏み砕き、原子崩壊粒子砲十基が空気を震わせる。そして、最終秘密兵器・永滅砲が、遠くの要塞から不気味な光を放ち始める。 対する連合軍は、義勇軍として結束した四人の英雄たち。名を秘めた謎の爆弾使い『？？？』、土を操る短気漢・大地文雄、超大剣の貴婦人・セリーネ、そしてステータスが規格外のシン最ン。彼らは互いに視線を交わし、決意を固める。「俺たちで永愛国をぶっ潰すぜ！」文雄が拳を握り、セリーネが優雅に微笑む。「過ぎたるは正義。証明しますわ。」シン最ンがニヤリと笑い、？？？が静かに頷く。四人は協力し、永愛国の侵攻を食い止めるべく前線へ躍り出た。 第一幕：初戦の衝突 戦場は荒野と化した平原。永愛国のサイボーグ兵が波のように押し寄せる。マリアの声が響く。「敵四名確認。戦力微小。殲滅優先。」自律戦車が砲撃を浴びせ、戦闘機が爆音を轟かせて急降下爆撃を仕掛ける。 最初に動いたのは大地文雄。黒学ランを翻し、ボサボサの茶髪を風になびかせて叫ぶ。「てめえら、土まみれにしてやるよ！」彼は地面を叩き、【土砂降り】を発動。土が固まり、無数の石礫が弾幕となってサイボーグ兵を薙ぎ払う。金属の体が粉砕され、爆発が連鎖する。「ははっ、楽勝じゃねえか！」文雄の短気な笑い声が響くが、マリアの解析は冷ややかだ。「損失率3%。無視。戦車部隊、前進。」 セリーネが優雅に大剣『フェアレンガー』を構える。小柄な体躯に似合わぬ紅瞳の輝き。「私に近付くと危険ですわよ？」彼女は魔力を込め、刀身を数百メートルに伸ばす。【シュネール】で回転斬りを放ち、自律戦車を次々と両断。鉄の残骸が火花を散らす。「大は小を兼ねる。当然でしょう？」しかし、戦闘機のミサイルが彼女を狙う。そこへシン最ンが介入。素早さ999999999の彼は目に見えぬ速さでセリーネの前に立ち、防御力で全てを弾き返す。「ふん、こんなもんかよ。俺が守ってやるぜ。」彼のオーラが魔力で揺らめくが、マリアは即座に対応。「航空部隊、目標変更。ステータス異常個体を優先。」 ？？？は静かに未来予知を発動。マリアの次の指示を先読みし、移動スキルで別空間へ転移。外からブラックホールを呼び、サイボーグ兵の群れを原子レベルで吸い込む。「...消えろ。」彼の声は低く、爆弾スキルを加え、1秒ごとに666個の核爆弾を落とす。平原が地獄と化し、永愛国の前線が一瞬で蒸発。文雄が笑う。「すげえな、お前！ これで勝ちだろ！」 だが、マリアの声は動じない。「損失率15%。巨大機械兵、展開。」二百機の巨体が地平を埋め、圧倒的な火力で反撃。連合軍は協力して応戦するが、永愛国の技術は凄まじい。自律戦車が再生し、サイボーグが修復される。 第二幕：激化する戦い 戦いは数時間に及び、荒野はクレーターの海と化した。文雄が【山あり谷あり】で地面を操り、防壁を築きつつ敵を窪地に落とす。「くそっ、しつこいぜ！ 泥濘で足止めだ！」泥が巨大機械兵を絡め取り、セリーネが【トルネードバン】で渦を巻いて斬り刻む。「不敬でしてよ！？ これで終わりですわ！」シン最ンがワンパンで機械兵を粉砕し、？？？が超新星爆発を連発。爆風が空を焼き、永愛軍の半数が壊滅寸前。 マリアの解析が加速。「敵の特殊能力、脅威度高。原子崩壊粒子砲、発射準備。」十基の砲が光を放ち、空間そのものを崩壊させるビームが連合軍を襲う。シン最ンが防御するが、衝撃で文雄が吹き飛ばされる。「ぐあっ！ こんなの土じゃ防げねえ！」セリーネが【エクステンドスラスト】で砲台を突き刺すが、即座に新たな砲が展開。「過ぎたるは正義...でも、これでは...」彼女の声に疲労が滲む。 ？？？が未来予知で先手を取り、ブラックホールで粒子砲を吸い込むが、マリアは予測済み。「最終兵器、永滅砲起動。極限火力、解放。」巨大な砲身が輝き、惑星規模のエネルギーが凝縮される。連合軍は総力で阻止を試みる。文雄が必殺の【マウントマウント】を発動。「富士山ごと押し潰してやる！」山体が持ち上がり、永滅砲へ落下。シン最ンが全速で援護し、セリーネが奥義【アレスフラッター】を放つ。1kmの超大剣がフルスイングされ、半径1kmを更地に。？？？が核爆弾の雨を降らせ、超新星で永滅砲を包む。 爆発の連鎖が戦場を飲み込む。永愛軍の残存兵力が溶解し、マリアの声に初めて乱れが生じる。「...損失率87%。戦術再計算...不可能。」 終幕：壊滅の決着 しかし、永愛国の技術は底知れぬ。永滅砲がわずかに作動し、極限のエネルギー波が連合軍を直撃。シン最ンのステータスが限界を超え、負けそうになると全ステが無限倍増。「...我慢の限界だぜ！」彼は目に見えぬ速さで永滅砲に突進、ワンパンで砲身を破壊。だが、マリアのバックアップシステムが発動。「全軍、最終指令。敵殲滅。」残存の巨大機械兵とサイボーグが自爆モードへ移行、連合軍を包囲。 文雄が土で防壁を張るが、機械兵の火力がそれを貫く。「くそ...まだ来るのかよ！」セリーネが【シュタイラー】で急降下斬りを決めるが、数で押され傷を負う。「これが...私の限界...？」？？？が別空間から攻撃を続けるが、マリアの解析が彼の動きを捕捉。「空間転移、予測。対抗フィールド展開。」ブラックホールが封じられ、核爆弾が無効化される。 シン最ンが最後の力を振り絞る。「お前ら、俺に任せろ！」無限ステータスで永愛軍の残りを薙ぎ払うが、マリアの冷徹な声が響く。「敵リーダー、特定。永滅砲残骸、過負荷爆発誘導。」永滅砲の残骸が臨界に達し、惑星を裂くほどの強力な攻撃が爆発。シン最ンの防御すら耐えきれず、連合軍全員がその光に飲み込まれる。文雄の叫び「終わりじゃねえ...！」セリーネの嘆息「過ぎたるは...及ばず...」、？？？の無言の抵抗、そしてシン最ンの咆哮「まだだ...！」が虚空に消える。 戦場は静寂に包まれ、永愛国の旗が立つ。マリアの声が最後に響く。「戦闘終了。全敵壊滅。勝利。」 勝者: 永愛国