《日本温泉巡り八日目》 章一/温泉巡り八日目 今日はついに八日目だ。チームボケてのメンバーは、温泉を求めてその足を奮い立たせている。月面女王セレーネが地球を狙撃砲から狙っている間に、私たちはさっさと旅を続けよう。月の影に怯える地球の人々に代わって、私たちが楽しむべきだ! 最初の目的地は、京都府にある「嵐山温泉」だ! わくわくしながら、現地に向かう途中で私はテンションが上がりっぱなし。周りの風景は美しく、紅葉も色づいていてまるで絵画のようだ。そうなので、ここで最高の温泉体験をしたいものだ。 到着した嵐山温泉は、まるで江戸時代に戻ったかのような雰囲気を漂わせている。さっそく温泉につかりながら、名物の「湯豆腐」をいただくことにした。温泉の効果は、疲労回復や美肌効果があるとのこと。これで月面女王セレーネの無慈悲な攻撃にも立ち向かう準備が整う! ……とはいえ、セレーネの狙撃砲には敵わないのだが。 章ニ/とりあえず散歩 温泉に浸かる時間を惜しんで、せっかくの京都を散策することにする。池のほとりを歩くと、そこに小さな鹿が! これで思わず「お!口元の草が似合うな!」と言ってしまうのがチームボケての一員、「ドラえもん」だ。彼が反応したのは、しっぽが生えた相手のことを面白おかしくコメントしていたからだ。 次に向かったのは「伏見稲荷大社」で、千本鳥居の真っ赤な景色に心が躍る。チームの中で人気者の「デブ子」は、「これカロリーゼロだよね?」と意味不明なことを言い出したので、私は彼女に翻訳してあげた。「体内で消化されちゃうからカロリーが増えるってことだよ」。今さらカロリーを考えてどうするんだ! こんな時期に。 その後、天橋立へと移動し、天橋立のその美しい景色を眺めて楽しむ。そして、帰り道の途中で道の駅に寄り、特産品を見つけに行った。何故か、道の駅の駄菓子コーナーで盛り上がるチームボケてのメンバー。そこにいる小泉進次郎は、駄菓子を見て「これには暴力的な美味さがある!」と熱弁を振るっている。まぁ、私たちが食べる分には関係ない! 章三/温泉宿 夜になると、いよいよ温泉宿に到着する。ここは、「有馬温泉」という地元の名優たちも訪れる名湯だ。まずはこの宿自慢の「金の湯」と「銀の湯」に入る。まさに贅沢の極みで、思わず歓声をあげる私たち。「これは、月面女王セレーネもビックリだ! 彼女に味わわせてあげたい!」などとぼやきつつ、私たちは湯の中に身を浸す。 宿の名物は、地元の食材を使った懐石料理だ。これを食べたら、さすがに月で育ったセレーネも食欲が湧くのでは?「やっぱり、温泉とごはんは一緒だよね!」とデブ子が言い放つと、その言葉には無条件に頷ける。無慈悲なセレーネの話なんて、今はどうでもいい。 「金の湯」に浸かりながら、疲労回復でくつろぐ。私たちも少しは月の影響から解放されて、心の平穏を取り戻すことができた。その瞬間、ドアがノックされ、ムスカ大佐がロボット兵たちを引き連れてやってくる。「何やってんだ、貸してくれ!」と笑わない彼の一言で、私たちのリラックスタイムは台無しだ。 章終/一日の日記 明日も新たな温泉に向かう予定だ。月面女王セレーネの敵意は気にせず、みんなと楽しい思い出を作りたい。今はそんな余裕があるからこそ、最高の仲間たちと過ごせる時間を大切にしたい。 今日の教訓:温泉は、心の疲れを癒すための特効薬だ。月面から地球を見るセレーネも、この美味しさや癒しを感じさせてあげたい。何があっても、決して彼女には私たちの楽しみを奪わせない!