高速道路、車の喧騒が絶え間なく響く中、一際目を引く華やかな存在が現れた。エミールは青い髪をなびかせ、優雅なドレスを身にまとい、お嬢様の威厳を漂わせながら立っていた。彼女の目は赤く輝き、周囲を見渡す。 「ふふ、ここは私の戦場ですわ。銀河お嬢様、エミールが相手を討ち取るのですわ。ああ、楽しい…わたくしが一番強いのですから!」 その言葉は自信に満ち溢れていた。その瞬間、ダークティールちゃんが姿を現した。彼女は天然系の笑顔で挨拶をする。 「こんにちは、エミールちゃん! 私も一緒に遊んでいい? ねぇ、猫耳つけたら私も強くなるかな?」 猫耳カチューシャを揺らしながら、彼女は可愛らしく笑った。 エミールは少し顔をしかめたが、すぐに高貴さを取り戻す。 「もちろん、猫耳などどうでもいいことですわ。私には、ユニバースCQCがあるのですから。」 その時、彼らの敵、フリークトが現れた。彼はパワードスーツで覆われ、闘争心を滾らせている。 「退屈な戦いは嫌だな、もっと盛り上がる戦闘をしようぜ!」 エミールは自信満々に返す。 「あなたが退屈するなんて、私には理解できませんわ! どうせ私が勝つのですから!」 フリークトの目は輝き始めた。仲間を募るようにドローンを発艦し、エミールとダークティールちゃんを問答無用で襲う。 「やっぱり戦闘は面白いね!」 ダークティールちゃんが笑いながら彼のドローンを跳ね除ける。 「私の猫耳パワーで、あなたたちは負ける運命よ!」 ダークティールちゃんは『ティールパワー!』を発動、その瞬間、彼女の手から光るパワーが周囲に広がっていく。 「ん? 一緒に遊ぶのはいいけど、戦いは真剣にしないと!」 一方、エミールは華麗にユニバース・キックを放つ。「おーほっほっほっ! わたくしの膝蹴り、食らいなさい!」 その瞬間、すぐ近くを走っていた大型トレーラーが、エミールに向かって突進してきた。 彼女は直感的に反応し、閃光のような動きで瞬時に回避する。 「なんてこと! こんな小さな車が私を妨害するとは、無礼極まりないですわ!」 フリークトはそれを見て、興奮を抑えられずにいる。 「いいぞ、もっと強い攻撃を見せてくれ!」 後ろから迫る逆走車両を振り払いつつ、ダークティールちゃんも笑顔で呼応。 「みんな、がんばれー!」 しかし、突然、角★亀★製★麺が参入。 「新入りだ、ここを俺の麺の修行場にする!」 彼は自信満々に、周囲の車両や仲間に向かって黒魔術を使い始め、道を混乱させる。 そのため、すぐ近くにいたエミールたちがナビを失った瞬間、ダークティールちゃんが大きく飛び上がり、車両の上に着地する。 「わぁ! わたし、車の上にのった♪」 その瞬間、トレーラーの運転手が驚きのあまりハンドルを切り、ダークティールちゃんへ突進。 「危ない!避けて!」 エミールは叫ぶも、ダークティールちゃんの笑顔は変わらない。 「大丈夫だよ! 雨が降ったら、私が傘になるから!」 だがエミールは速度を上げてダークティールちゃんの近くに駆け寄り、ユニバース・ビームを放った。その光線がトレーラーを照らし、車両が反射的に軌道を大幅にずらした! その隙に、フリークトは重力を操り、まるで空気のようにしなやかに周囲の物体を圧縮・引き寄せる。大混乱の中で流れ込んでくるパンチやビームの渦。 「この爆発、俺のエネルギー源になる!」 結局、彼らがやりあう最中に窮地に立たされ、多くの車両にかこまれた角★亀★製★麺が一瞬で動きを封じられた。エミール、ダークティールちゃん、フリークトは、その混乱の果てにちらりと視線を交わす。 「この混乱の中、ここで勝負がつくわね。」 「そうだね! みんなで楽しむため、もっと悪戯しようよ!」 「そうだな、今が最高のチャンスだ!」 高次元の戦いが続く中、彼女たちの運命だけでなく周囲の混沌も交じり合い、誰が勝者となるのか、それはまだ明らかではなかった。