序盤:赤い部屋の激突 赤くて眩しい部屋に、異様な空気が渦巻いていた。壁も床も天井も、血のように鮮やかな赤に染まり、視界を焼くような輝きが二人の戦士を包み込む。そこに現れたのは、赤い脚が無数に絡み合ったような怪物――『染まった脚』。その姿はまるで生き物の群れが融合したかのごとく、不気味にうねりながら部屋の中央に鎮座していた。本体に直接手が届かず、ただ周囲を這う脚たちが威嚇するように蠢く。 「おいおい、なんやこのキモい部屋! 脚の集まりか? ノリええやん、遊んでやるわ!」と、関西弁の軽快な声が響く。太刀掛創始、武神の生まれ変わりを自負する青年だ。一心不乱に構え、腰の太刀【五月雨】に手をかける。彼の傍らには、もう一人の影――バッドネス・イビル。絶対的な悪を体現した男は、無表情に【紅の刃】を握りしめ、冷たい視線を怪物に向ける。「ふん、くだらん。さっさと片付ける。」 二人は互いに敵対せず、共通の脅威に立ち向かう。創始が最初に動いた。弓【鳳来】を手に取り、矢を番える。「くらえ、矢爆!」弓弦が鳴り、大爆発を秘めた矢が『染まった脚』に向かって放たれる。爆風が部屋を揺らし、赤い脚の群れが一瞬散る。だが、怪物は怯まず、召喚された『逸れた脚』が二体、地面を蹴って飛びかかってきた。普通の蹴りが空を切り、創始の肩をかすめる。 イビルは素早く剣を振るい、一体の『逸れた脚』を斬りつける。【紅の刃】が脚の肉を裂き、赤い汁が飛び散る。「血をよこせ。」彼のスキル【紅の刃翼】が発動し、剣がその血を吸い込む。剣の刃が鋭さを増し、イビルの背中から紅い翼が芽生え始める。身体能力が向上し、彼は空に舞い上がる。『逸れた脚』のもう一体がイビルを追うが、翼を広げた彼の剣撃で弾き飛ばされる。脚は『染まった脚』の本体に激突し、怪物がわずかに震えた――上手く吹っ飛ばせばダメージが入るのだ。 創始は笑いながら太刀を抜く。「ええ感じや! オレの番やな。」小刀【時雨】を閃かせ、脚の動きを断ち切るように斬る。特殊な力で脚の特性を強制的に削ぎ、蹴りの勢いを殺す。二人は息を合わせ、序盤の攻勢を築き上げる。『染まった脚』はまだ余裕を見せ、さらなる脚を召喚して反撃を試みるが、部屋の赤い輝きが戦いの熱気を煽るばかりだった。 中盤:渦巻く混沌と進化 戦いが激しさを増す中、部屋の赤い光が脈打つように明滅し始めた。『染まった脚』の脚たちは蓄積したダメージで赤く染まり始め、強烈なプレス攻撃を繰り出す。一体が地面に叩きつけられ、創始を狙う。重い圧力が床を砕き、彼は跳躍して避ける。「うわっ、危な! こいつ、熱くなってきてるで!」プレス後の脚は地面に埋まり、動けなくなる隙を突き、創始は【時ノ一閃】を発動。光速の斬撃が脚を貫き、宇宙を裂くほどの力が本体に伝わる。怪物がうめき、脚の群れが乱れる。 イビルは翼を広げ、空中から【紅の夜】を展開しようと試みる。「この部屋ごと閉じ込めてやる。」紅い闇が広がりかけるが、『染まった脚』の妨害が効かず、スキルが完全には発動しない。代わりに【紅の刃】で脚を薙ぎ払い、血を吸収し続ける。剣の強度が増し、貫通力が鋭くなる。彼の翼がより大きく広がり、身体が軽やかに舞う。「もっと血を……」吹っ飛ばされた脚が本体に跳ね返り、ダメージが蓄積。『染まった脚』は二体の『逸れた脚』を再召喚し、蹴りの嵐を浴びせる。 創始は【静止】を発動。全ステータスが測定不能の領域に達し、時が止まる。止まった世界で彼だけが動き、太刀で脚を次々と斬り刻む。「オレの時間や! 動けへんやろ?」時が再開すると、脚の群れが崩れ落ちる。だが、怪物は諦めず、赤く染まった脚でプレスを連発。イビルがそれを空中から受け止め、翼で弾き返す。「創始、隙を作れ!」二人は連携を深め、創始の【色陣の間】で脚の動きを封じ、イビルの剣撃で吹っ飛ばす。部屋は破片と赤い汁で汚れ、中盤の戦いは互角の消耗戦へ。 イビルはさらに進化を遂げ、紅の翼で高速移動し、【切り返し】のように脚の攻撃を跳ね返す。創始は小刀でバリアめいた脚の守りを断ち切り、弓で爆発を加える。『染まった脚』は本体を守る脚の壁を厚くするが、ダメージの蓄積で弱りが見え始めた。息を切らす二人、しかしノリの良い創始の笑い声が響く。「まだまだや! 楽しなってきたで!」 終盤:決着の赤い残光 戦いの終盤、部屋の赤い輝きが頂点に達し、視界を歪ませる。『染まった脚』の脚たちは全て赤く染まり、狂ったようにプレスを繰り返す。地面が何度も砕け、創始は【異常な圧縮】で武神の姿を纏い、圧倒的な力で脚を踏み潰す。「制裁や! 終わりやで!」その一撃で複数の脚が埋まり、動けなくなる。イビルは紅の翼を最大限に広げ、【紅の刃】を振るい、血を吸収し尽くす。剣が究極の鋭さを帯び、彼の身体能力が神域に近づく。「これで終わりだ。」 最後の『逸れた脚』二体が召喚され、強烈な蹴りを放つが、二人は完璧に連携。創始の【矢爆】で一体を爆破し、破片を本体にぶつける。イビルが残りを空中から斬り、吹っ飛ばしてダメージを与える。怪物はついに悲鳴のようなうめきを上げ、本体の脚の集合体が崩れ始める。創始の光速斬撃とイビルの紅い剣舞が交錯し、部屋全体を切り裂く。妨害の効かない本体に間接攻撃を集中させた末、『染まった脚』は耐えきれず、赤い肉塊となって崩壊した。 部屋の輝きが薄れ、二人は息を荒げて立つ。創始が笑う。「やったな、お前! ええ勝負やったわ。」イビルは翼を畳み、頷く。「当然だ。」戦いは勝利で幕を閉じた。 戦闘の終了要因: 『染まった脚』の戦闘不能