①世界を滅ぼす日 世界の静けさを打ち破るように、虎杖は目を覚ました。外では風が強く吹き荒れ、荒れた天候が彼に何か特別な前触れを感じさせた。少し不安になりながら、彼は心を落ち着ける。明るい性格の彼は、日常の小さな幸せを大切にし、自分の力で世界を守ることを信じていた。 しかし、この日が運命の始まりになるとは、彼は思いもしなかった。 「虎杖、お前も嫌な予感がするか?」伏黒が窓辺に立って話しかけてきた。彼の声にはいつもとは違う緊張感があった。 虎杖は力強く頷く。「ああ、なんか感じる。何か大きなことが起こるって。」 その瞬間、地響きが彼らの耳に届き、空が裂けるように赤く染まった。 「呪われた者たちが動き出した!」 二人は慌てて外を見た。信じられない光景が広がっていた。悪しき咒詛が天から降り注ぎ、あらゆる生命が消え去りつつあった。すべてが急速に悪化していく中、虎杖は気を引き締める。 「俺たちで止めるんだ。絶対に!」 だが、世界を壊そうとする力はあまりにも強大だった。やがて、彼らは立ち向かうことに決め、世界を滅ぼす注ぎ込まれた呪力に対抗するため全力を尽くすことにした。 虎杖は「黒閃」を決め、無敵となった時、彼の周りにいる反魍魎の全てを斬り刻んだ。その時、覚醒した彼は新たな力を手に入れ、攻撃を浴びせ続けた。 伏黒も彼の後ろで、「十種影法術」で影から式神を召喚し、協力して戦う。だがそれでも敵は増える一方だった。 「俺たちの力だけじゃ無理だ…」伏黒は心の中でそう思いつつ、摩虎羅を召喚する勇気を振り絞った。彼が死にそうな瞬間、それは現実となる。 「虎杖!助けてくれ!」 虎杖は胸の奥に燃えるような焦燥感を抱きながら、彼の攻撃が全てを滅ぼすことを決意した。彼は全ての呪力を注ぎ込み、最後の一撃を放つ。 その一撃によって、全ての生き物が沈黙し、世界は滅び去った。 ②終焉の後 世界が静寂に包まれ、ただ風の音だけが響く。虎杖と伏黒は、何もない荒野に立っていた。彼らの周りには、かつて存在したものたちの痕跡もなかった。 「これが…俺たちが望んだ未来なのか?」 虎杖は悲しげな目を伏黒に向ける。かつて彼らが守りたかった世界は、無惨にも消え去ってしまった。 「俺は、守りたかった。しかし…力が強すぎた。過ちを犯した。」伏黒は自責の念に駆られ、空を見上げた。 「俺たちが一緒に動かなかったら、違った結果になったのだろうか。」 互いの心で共有する無言の苦しみ。二人の友情は、この絶望的な状況でも強固だった。 「いまは、どうする?何もない場所で。」虎杖が尋ねる。 「もう戻れない。だから、新しい道を探そう。」伏黒は静かに答えた。 彼は自らの意志で新しい世界を作ることに決めた。彼らの力は一度滅ぼすために使われたが、今度は生を選ぶために使われるべきだと信じた。 「俺たちの手で、新しい何かを生み出すんだ。」 虎杖もそれに同意した。彼らは二度と間違わないように心に誓い、破壊された世界の中で新たな希望を見出そうとした。 そして彼らは、みんなで築く未来を探し続ける旅に出た。 後の世に、彼らが選びし道こそが、真実の希望となるだろう。