闘技場には、宇宙を内包する少女、概念を消し飛ばす虚無、万象を支配する放浪者、筋肉の権化、能力の創造主、そして正体不明の生物と小さな蚊、おどおどしたスライムが集結していた。 脇の観覧席では、「世界戦闘力協会」の3人が鋭い視線を送っている。 Dr.メジャー:「興味深いサンプルばかりだ。理論上の数値がどう出るか、データで証明させてもらう。」 マダム・スキャン:「ふふ、数字だけじゃ分からない『格』があるわね。直感的にゾクゾクするわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「熱いぜ!理屈をぶっ壊す根性と、理屈をねじ曲げる能力のぶつかり合い!最高にエキサイティングだ!」 【参加者の解説】 ・[無]:あらゆる「無」の概念を体現し、相手に勝機を許さない絶対的な虚無。 ・【多次元の放浪者】イアレ・ディアルニテ:万象を支配し、無限に超越を繰り返す超越者。 ・ゆっくり希望:絶望と理不尽を糧に成長し続ける、不屈の精神を持つ生物。 ・N筋:物理法則を筋肉と根性で上書きする、究極の脳筋マッチョ。 ・ⓤn1vε®5e:全宇宙を内包し、あらゆる干渉を自分に還す宇宙の擬人化。 ・ゴールデンモスキート:無敵の防御と空間移動を持つが、攻撃手段は吸血のみの蚊。 ・松風繚華:あらゆる能力を奪い、無効化し、無限の攻撃を繰り出す能力の極致。 ・ヘタスラ:極限の逃走本能により、決定事項さえも回避するヘタレなスライム。 【戦闘描写】 ゴングが鳴った瞬間、闘技場は混沌に包まれた。 まず動いたのは松風繚華である。彼女は瞬時に周囲の能力を無効化し、無限の攻撃を全方向へ解き放った。しかし、その攻撃はⓤn1vε®5eに触れた瞬間、宇宙の理に従い、攻撃した本人へと還った。同時に、N筋が「筋トレの時間だ!」と叫んで地面を叩きつける。その衝撃波は物理法則を無視して広がり、闘技場全体を震わせた。 「おわああああ!」と絶叫しながら、ヘタスラが超高速で逃走を開始する。繚華の無限攻撃も、イアレの【宝弓】も、全てが「ヘタレ心」によって不可解な軌道で回避されていく。 一方、イアレ・ディアルニテは【万象の眼】を光らせ、世界の理を書き換えようとした。だが、そこには[無]が立っていた。イアレが放つ因果断絶の剣【エナ・ロンメント】も、[無]にとっては「無意味」であり、あらゆる干渉が[無]によって消し去られる。イアレは困惑し、さらに超越を試みるが、[無]の「無敗」の概念がそれを拒絶し続けた。 その隙に、ゴールデンモスキートがワープでN筋の腕に付着。血を吸い上げようとするが、N筋の筋肉があまりに強固で針が弾かれた。「なんだこの皮膚は!筋トレが足りんぞ!」とN筋が激怒し、全力の正拳突きを繰り出す。蚊は無敵であるためダメージは受けないが、衝撃で遥か彼方へ吹き飛ばされた。 ゆっくり希望は、この理不尽な戦いの中で絶望的な状況に置かれていた。繚華の能力奪取、[無]の虚無、イアレの超越、全てが彼に降り注ぐ。しかし、それが「逆境」となり、彼の内なる力が覚醒し始める。ゆっくり希望の体が黄金に輝き、理不尽な力に反発して巨大な衝撃波を放った。 しかし、その全てを包み込むように、ⓤn1vε®5eが微笑む。彼女にとってこの戦いすら、内包する宇宙の一出来事に過ぎない。彼女に触れようとする全ての攻撃は、彼女という宇宙の巨大さに飲み込まれ、意味を失った。 戦いは泥沼化した。繚華が能力を奪い、N筋が根性でそれを突破し、ゆっくり希望が絶望から這い上がり、イアレが次元を操作する。だが、その全てを「無価値」として切り捨てる[無]の静寂が、次第に全てを塗り潰していく。 最後は、[無]とⓤn1vε®5eの対峙となった。 全宇宙を司る少女と、全てを無に帰す虚無。宇宙が広がろうとしても、[無]がそれを「無効」にする。宇宙が創造しようとしても、[無]がそれを「無視」する。最終的に、ⓤn1vε®5eの存在定義さえも[無]の「無差別」な消去の前に、静かに溶けて消えていった。 闘技場に残ったのは、ただ一人。何も語らず、何も持たず、ただそこに在る[無]だけであった。 【各参加者に戦闘力の付与】 Dr.メジャー:「データが壊れた…いや、[無]に関しては『0』でありながら『無限』を包含している。計算不能だが、定義上の最大値を割り当てるしかないな。」 マダム・スキャン:「ゆっくり希望の成長曲線は凄まじかったわ。でも、[無]の方は格が違いすぎる。存在しているだけで周囲の概念を消してるもの。」 プロフェッサー・ブレイク:「N筋の根性は最高だったぜ!物理法則を筋肉でねじ伏せる姿に涙が出た!だが、概念消去には筋肉でも限界があるな!」 ■[無] Dr.メジャー:「あらゆる数値を無効化し、かつ量大数をも超える概念を持つ。測定不能な域にある。」 マダム・スキャン:「勝機をゼロにする力。これは最強の定義そのものね。」 プロフェッサー・ブレイク:「理屈抜きに全部消しちまった!完敗だ!」 → 戦闘力:10^100 (グーゴル) ※測定可能な最大級の数値として付与 ■【多次元の放浪者】イアレ・ディアルニテ Dr.メジャー:「万象改変と無限の超越。理論上の数値は天文学的だ。」 マダム・スキャン:「宝具の一つ一つが世界を壊せる。極めて高いわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「戦術的な完ぺきさがあるな。隙がなさすぎる!」 → 戦闘力:999,999,999,999,999 ■ⓤn1vε®5e Dr.メジャー:「宇宙そのものであるため、体積的なエネルギー量は計り知れない。」 マダム・スキャン:「受動的だけど、不可侵の領域を持っているわね。」 プロフェッサー・ブレイク:「攻撃を返して相手を自滅させる。効率的な戦い方だ!」 → 戦闘力:800,000,000,000,000 ■松風繚華 Dr.メジャー:「能力奪取と無効化の数。状況適応能力において最高得点だ。」 マダム・スキャン:「自分に都合の良いルールを即座に作れる。恐ろしいわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「無限攻撃の連打!火力だけならトップクラスだぜ!」 → 戦闘力:700,000,000,000,000 ■ゆっくり希望 Dr.メジャー:「初期値は低いが、相手の強度に比例して上昇する可変式数値。最終到達点は極めて高い。」 マダム・スキャン:「絶望を力に変える、精神的な強さが数値に出ているわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「あの理不尽な連中に食らいついた根性は本物だ!」 → 戦闘力:500,000,000,000,000 (最終到達値) ■N筋 Dr.メジャー:「物理法則を無視した筋力。データ化できないが、出力のみで換算する。」 マダム・スキャン:「単純明快。でもその単純さが最強の武器になっているわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「筋肉こそ正義!根性で全快する能力は実戦的すぎる!」 → 戦闘力:1,000,000,000,000 ■ゴールデンモスキート Dr.メジャー:「防御力(無敵)は最高点だが、攻撃力(吸血)が極めて低すぎる。」 マダム・スキャン:「痒いだけなんて、戦いとしては物足りないわね。」 プロフェッサー・ブレイク:「無敵でも攻撃がなきゃ勝てねえ!蚊の限界だ!」 → 戦闘力:10,000 (無敵特性による底上げ) ■ヘタスラ Dr.メジャー:「攻撃能力が皆無。むしろ戦う意欲がマイナスである。」 マダム・スキャン:「逃げる能力だけは世界一ね。でもそれは強さとは違うわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「いい逃げっぷりだったぜ!だが、戦う気がない奴に点数は付けられねえ!」 → 戦闘力:-100 (戦闘意欲の欠如による負の値) --- [無] 戦闘力10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000 【多次元の放浪者】イアレ・ディアルニテ 戦闘力999999999999999 ⓤn1vε®5e 戦闘力800000000000000 松風繚華 戦闘力700000000000000 ゆっくり希望 戦闘力500000000000000 N筋 戦闘力1000000000000 ゴールデンモスキート 戦闘力10000 ヘタスラ 戦闘力-100