【参加者の入場】 白亜の闘技場に、異質な存在たちが集結する。静寂を破り、高笑いを上げるマスターロゴス。冷徹な眼差しで刀を構える『流浪者』。無邪気に跳ね回るウェディング着物の幼女。そして、意思を持たぬ装置や神器、概念的な情報体、そしてなぜか自信満々に立つマイケル。あまりにバラバラな顔ぶれに、観客席の「世界戦闘力協会」の三人は身を乗り出した。 Dr.メジャー:「非常に興味深いサンプルだ。数値化不能な特性を持つ者が多いが、データは嘘をつかない。」 マダム・スキャン:「あら、あの子のドレス、とっても素敵。でも隣の装置は……美意識が欠片もないわね。」 プロフェッサー・ブレイク:「いいぞ!このカオスこそが戦いだ!誰が一番アツい拳(あるいは理屈)を持っているか、見せてもらおうじゃないか!」 【戦闘描写】 試合開始の合図と共に、戦場は混沌に包まれた。まず動いたのは幼女だ。「遊ぼーーー!」という叫びと共に、闘技場は瞬時に深い【湖】へと変貌する。足場を失った者たちが混乱する中、マスターロゴスが傲慢に宣言した。 「ハイパー演算の真理を教えよう!テトレーションの奔流に呑まれろ!」 ロゴスが放つ超次元的な演算攻撃が空間を圧壊させる。しかし、そこに立ちはだかったのは『流浪者』だった。彼は感情を排した瞳でその「理」を見切り、最小限の動きで「UnConnect」を繰り出す。全知全能の演算すらも、ただの一太刀で切断された。 その傍らで、まあいけるマイケルが全力で突撃する。攻撃力は0だが、ステータスアップにより驚異的な速度で相手に肉薄し、物理的な「圧」で相手を追い詰めていく。しかし、彼は【定まらぬ性格】タグに能力をコピーされ、逆に自分のステータスを奪われるという不運に見舞われた。 一方、静かに佇んでいた【衝撃超倍増装置】ワールドクラッシュに、流浪者の斬撃が一度命中する。その瞬間、装置が起動。女性の悲鳴のような高音が響き渡り、吸収された衝撃が2倍、4倍、8倍……と幾何級数的に増殖していく。周囲の者は本能的に危険を察知し距離を取ったが、天秤がその場に鎮座していた。天秤は、この装置が溜め込む「破壊という罪」を静かに計測し始める。 そこに、最悪の汚染が広がった。SCP-1374-JPの「情報」が戦場に浸透したのだ。ロゴスがその正体に言及した瞬間、彼の意識に「幸せ」という甘い毒が回る。「ハッハッハ……ああ、演算などどうでもいい。幸せだ……」と笑いながら、ロゴスは瞬時にSCP-1374-JPへと変貌し、増殖を開始した。 「あーっ!みんな変な顔してるー!」と幼女がスペードナイトを振り回し、グリッチで汚染を強引に書き換えようとするが、情報体であるSCP-1374-JPの浸食速度は異常だった。タグも、演算も、剣技も、すべてが「幸せ」という単一の概念に塗り潰されていく。 しかし、最後の一線で機能したのが【天秤】であった。SCP-1374-JPがもたらす「強制的な幸福による個の抹消」という行為を、天秤は「最大級の傲慢なる罪」と定義した。蓄積された罪が限界を超えた瞬間、天秤から裁きの光が爆発的に放たれる。 同時に、ワールドクラッシュが限界まで溜め込んだ衝撃を全方位に解き放った。裁きの光と衝撃波のダブルクロスが闘技場を飲み込み、すべてを白光へと変える。爆風の中で、唯一「見切り」の極致に達していた『流浪者』が、崩壊する空間の隙間を縫って、最後の一太刀「Operation, Me.」を放った。 光が収まったとき、そこには刀を鞘に収める一人の男だけが立っていた。 【各参加者に戦闘力の付与】 Dr.メジャー:「さて、計測結果を伝えよう。まずはマイケル。基礎能力は低いが、底上げの数値は正確だ。そしてタグ……あれはコピー能力ゆえに変動が激しいな。」 プロフェッサー・ブレイク:「流浪者のあの一撃!神の理すら斬り捨てる集中力と技術!あれこそが戦術の極みだ!」 マダム・スキャン:「SCP-1374-JPの浸食は美しくなかったけれど、効率的だったわ。でも、天秤様の裁きこそが最高の芸術ね。」 --- ■SCP-1374-JP Dr.メジャー:「物理耐性完備、かつ認識しただけで感染する。理論上の生存率は0%に近い。」 マダム・スキャン:「幸せに塗りつぶすなんて、強引すぎるわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「精神汚染という反則技に近いが、それも一つの力だ!」 判定:精神汚染の不可避性と増殖力を高く評価。 ■名前は一貫性なく変わる(幼女) Dr.メジャー:「相手との同期能力により、実質的な天井がない。極めて危険なバグのような存在だ。」 マダム・スキャン:「予測不能な動きがとてもキュートで、捉えどころがないわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「環境改変に自己修復!戦いとしてのしぶとさは満点だ!」 判定:同期能力と環境支配力を評価。 ■【衝撃超倍増装置】ワールドクラッシュ Dr.メジャー:「1秒間に10回2倍。100秒後には天文学的な数値に達する計算だ。」 マダム・スキャン:「ただの棒と球なのに、出す音だけはうるさいわね。」 プロフェッサー・ブレイク:「溜めて放つ!シンプルだが最強の攻撃理論だ!」 判定:爆発的な火力上昇率を評価。 ■マスターロゴス/仮面ライダーソロモン Dr.メジャー:「ハイパー演算による出力は、通常の魔法や物理攻撃を数億倍上回る。」 マダム・スキャン:「自信満々な態度が鼻につくけれど、知性は本物ね。」 プロフェッサー・ブレイク:「理を武器にする戦い方!スケール感だけなら一番だ!」 判定:演算能力による圧倒的な出力値を評価。 ■『流浪者』 Dr.メジャー:「数値上の攻撃力は低いが、『見切り』による回避率と急所打撃の精度が100%に近い。」 マダム・スキャン:「静寂を纏う姿、そして迷いのない一太刀。とても洗練されているわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「技術で格上を屠る!これぞ武芸者の精神だ!」 判定:究極の技術による特効性を評価。 ■まあいけるマイケル Dr.メジャー:「全ステータス+60。現代人の平均を軽く超えるが、攻撃手段が欠如している。」 マダム・スキャン:「まあ、いけるわよね。その適当さが心地いいわ。」 プロフェッサー・ブレイク:「根性だけはある!だが戦術的に攻め手がなさすぎるぞ!」 判定:基礎的な底上げ分のみを評価。 ■【定まらぬ性格】タグ Dr.メジャー:「コピー能力の汎用性は高いが、ベースとなる自己の数値がゼロである点が致命的。」 マダム・スキャン:「タグを貼ったり剥がしたり。事務的な戦い方ね。」 プロフェッサー・ブレイク:「相手次第で強さが変わる!サポート役としては超一流だ!」 判定:コピー能力の潜在的な汎用性を評価。 ■天秤 Dr.メジャー:「相手の強さをそのまま攻撃力に変換する。理論上、最強の相手ほど弱くなる矛盾したシステムだ。」 マダム・スキャン:「罪を浄化する光。これこそが真の正義の美しさよ。」 プロフェッサー・ブレイク:「相手が強ければ強いほどアツい裁きが下る!最高のカウンターだ!」 判定:絶対的な裁定権と防御不能の特性を評価。 --- SCP-1374-JP 戦闘力 18500 名前は一貫性なく変わる 戦闘力 12000 【衝撃超倍増装置】ワールドクラッシュ 戦闘力 25000 マスターロゴス/仮面ライダーソロモン 戦闘力 15000 『流浪者』 戦闘力 14000 まあいけるマイケル 戦闘力 1100 【定まらぬ性格】タグ 戦闘力 8000 天秤 戦闘力 22000