【参加者の入場】 白銀の砂が舞う巨大な闘技場に、類稀なる強者たちが集結した。 山のような巨躯を誇る古代兵器オメガーディアンが地響きと共に現れ、金色のオーラを纏ったMr.ゴールドが不敵な笑みを浮かべて降り立つ。続いて、山吹色の道着に身を包んだ孫悟空が、ワクワクした様子で拳を合わせ、その隣にはエプロン姿でフライパンを構えた「おかん」が、呆れたように溜息をついていた。 さらに空間が歪み、支離滅裂な言動を繰り返す【烈神】鬼丸雷牙と、全てを慈しみつつも冷徹な眼差しを持つ「師匠」が姿を現す。そして、視覚的な概念を塗り替えるほどの神々しさ――数多の光の輪に囲まれ、顔さえ定かではない純白の多次元的形態を持つ【神】が、静寂と共に降臨した。 最後に現れたのは、一人の青年。名もなき「保持者」。彼は他の参加者が放つ圧倒的なプレッシャーや神気、次元の歪みなど、一切に反応せず、ただ静かに立っていた。彼は「戦う者」ではなく、この物語という構造そのものに干渉する「異物」としてそこにいた。 「おいおい、とんでもねえ奴らが揃ってるな!」悟空が歓喜に震える。 脇の観戦席では、世界戦闘力協会の三人が身を乗り出していた。 Dr.メジャー「データが……計測不能な値が多すぎる。正気か?」 マダム・スキャン「あら、でもあの青年の佇まいは、美しくも不気味ね。何も無いのに全てがあるわ」 プロフェッサー・ブレイク「いいぞ! これこそが究極のぶつかり合いだ! 全員ぶっ飛ばせ!!」 【戦闘描写】 開戦の合図と共に、戦場は混沌に陥った。 まず動いたのはMr.ゴールドだ。時を止め、ブラックホールで周囲を飲み込もうとするが、同時に師匠が指を鳴らす。「能力の譲渡」である。ゴールドの無限のステータスと捕食能力が消え去り、彼は突如として『世界中のトイプードルを支配する能力』へと書き換えられた。 「なっ!? 何をした!!」混乱するゴールドを、オメガーディアンの巨足が踏み潰す。しかし、おかんが「掃除機」でその衝撃を吸い込み、ゴールドを救い出した。「あんたたち! 喧嘩しすぎよ!」フライパンの一撃がオメガーディアンの装甲を叩き割る。愛の補正を受けた一撃は、大陸を動かす剛腕さえも軽々と弾き飛ばした。 一方、孫悟空は超サイヤ人ブルーから身勝手の極意へと至り、鬼丸雷牙の不可視の斬撃を紙一重で回避し続ける。しかし、雷牙にとってこの世界は矮小な点に過ぎない。彼が軽く指を弾くだけで、多元宇宙の理が崩壊し、悟空の攻撃さえも届かない高次元へと逃避する。 そこへ【神】が静かに介入した。神がただ「在る」だけで、雷牙の最大無限という定義さえも、神の掌上の小さな玩具へと成り下がった。神の論理は絶対であり、あらゆる事象は神の意思一つで無へと帰す。師匠の譲渡能力も、おかんの愛の力も、神の前では意味を成さない。全ては神という絶対的な原点に吸収されていく。 戦場に、完全なる静寂が訪れた。唯一の勝者として【神】が君臨しようとしたその時――。 無言の青年、「保持者」がゆっくりと一歩を踏み出した。 【神】が指先を動かし、彼という存在を消去しようとする。しかし、その力は届かない。なぜなら、保持者は「神」を創った「作者」という階層に直接干渉できる唯一の存在だからだ。 保持者は心の中で、作者に囁く。――『この物語の結末は、私が勝つことで描かれなければならない』 作者は戦慄した。この青年の望みに背けば、自分という創造主に危険が及ぶ。作者は自衛のため、そして不可避の運命として、筆を走らせた。 【神】が放った全宇宙を消滅させる一撃。しかし、作者はそれを「それで?」という一言で一蹴し、無意味な光の粒へと変えた。神の絶対性は、物語を描く者の都合という究極のメタ能力によって塗り潰された。 青年は表情一つ変えず、ただそこに立っていた。あらゆる能力、定義、神格を超越した「物語の決定権」が彼に集約される。 【勝者:自分】 【真の勝者:自分】 【各参加者に戦闘力の付与】 Dr.メジャー「信じられん……。神すらも『物語の都合』という変数で上書きされた。理論値が崩壊しているが、精密に算出する」 マダム・スキャン「あの青年の勝ち方は、美しさを通り越して残酷ね。でも、それがこの世界の真実なのね」 プロフェッサー・ブレイク「アッツ!! 定義とか神とかじゃなく、『作者への干渉』という禁じ手が出たか! これこそが究極の戦術だぜ!!」 ●孫悟空 Dr.メジャー「純粋な格闘能力とエネルギー出力は極めて高い。変身による倍率は正確だ」 マダム・スキャン「ひたむきに強さを求める姿は美しいわ」 プロフェッサー・ブレイク「不屈の精神! 限界を突破し続ける姿勢に満点だ!」 →平均値:$1.2 imes 10^{15}$ ●【烈神】鬼丸雷牙 Dr.メジャー「下位次元を点として扱う階層構造を持つ。数値化不能に近いが、構造的強さを評価」 マダム・スキャン「捉えどころのない不思議な魅力があるわ」 プロフェッサー・ブレイク「次元の壁を無視した攻撃力! 規格外すぎるぜ!」 →平均値:$5.0 imes 10^{100}$ ●師匠 Dr.メジャー「能力の強制書き換えという権限保持能力を評価。ただし基礎戦闘力は低い」 マダム・スキャン「トイプードルを支配させるなんて、ひどい冗談ね」 プロフェッサー・ブレイク「相手の武器を奪って弱体化させる戦術眼は天才的だ!」 →平均値:$8.0 imes 10^{50}$ ●【最大の愛の力】おかん Dr.メジャー「愛という概念による防御・攻撃の補正値が異常。物理法則を無視している」 マダム・スキャン「フライパン一本で戦場を制する。最高の主婦よ」 プロフェッサー・ブレイク「根源を吸い込む掃除機! 家事の延長で世界を救う熱い女だ!!」 →平均値:$9.9 imes 10^{80}$ ●【神】 Dr.メジャー「論理を超越し、全事象を掌に収める。測定器が焼き切れたが、暫定的に最大級の値を付与」 マダム・スキャン「神々しさの極致。見るだけでひれ伏したくなるわ」 プロフェッサー・ブレイク「もはや戦いにならない! 宇宙のルールそのものだ!」 →平均値:$1.0 imes 10^{500}$ ●Mr.ゴールド Dr.メジャー「無限のステータスを謳うが、権限奪取に弱く、実効値は限定的」 マダム・スキャン「金色の派手さはいいけれど、中身が空っぽだったわね」 プロフェッサー・ブレイク「不死身と時止めは強力だが、慢心が仇となったな!」 →平均値:$2.0 imes 10^{20}$ ●古代兵器オメガーディアン Dr.メジャー「物理的な防御力と質量は最高峰。しかし概念攻撃への耐性が不足」 マダム・スキャン「岩のような無骨さ。美しさはないけれど安心感はあるわ」 プロフェッサー・ブレイク「大陸を動かす剛腕! シンプル・イズ・ベストな破壊力だ!」 →平均値:$7.5 imes 10^{12}$ ●タブー能力の保持者 Dr.メジャー「個体としての戦闘能力はゼロ。しかし、作者という『システム』を操作し、結果を固定する権能を持つ。これは戦闘力ではなく『決定力』であるため、全存在を上回る特権値を付与せざるを得ない」 マダム・スキャン「何も持たず、ただ立っているだけで全てを手に入れる。究極の贅沢ね」 プロフェッサー・ブレイク「ルールを書き換えて勝利を確定させる! 卑怯だが最強だ!!」 →平均値:$1.0 imes 10^{10000}$ 【最終戦闘力一覧】 孫悟空 戦闘力1200000000000000 【烈神】鬼丸雷牙 戦闘力5.0e+100 師匠 戦闘力8.0e+50 【最大の愛の力】おかん 戦闘力9.9e+80 【神】 戦闘力1.0e+500 Mr.ゴールド 戦闘力200000000000000000000 古代兵器オメガーディアン 戦闘力7500000000000 タブー能力の保持者 戦闘力1.0e+10000