世界に、存在し、存在しない、何体もの、祈る者達 チームA 深い闇が広がる中、Aチームは密かに研究室に集まった。目の前には、SCP-XXXXと名付けられた、ひとつの神秘的な存在があった。しかし、その存在はただの物体ではない。「世界に、存在し、存在しない、何体もの、祈る者達」と呼ばれる彼らは、無数の形で我々の世界に影響を与えていた。 接触者の証言は、重苦しい静寂の中で鳴り響く。「……………………………」一人目の接触者が呟いた。それは、彼らの精神が揺らぎ、現実と幻想の境界が曖昧になってしまった証拠だった。次第に、証言はつながりのない言葉に混沌していき、次の言葉が口を切り裂くように響き渡った。 「………………………………」彼らは、何か恐ろしいものに呑み込まれようとしていた。そして、「……………………………………」続く証言は、ますます意味を失っていく。 Aチームの研究者たちは、彼らの背後で静かに進行する異常現象を観察していた。彼らのスキルは、精神支配、精神汚染、果ては祈られる者の顕現へと及んでいく。この存在に触れれば、信仰を持たない者たちが失われてしまうのだ。 その後、チームは確認した。「聖者達の喪失」「世界に存在しない、何体もの、祈る者達を信仰していない者の喪失」と記録に残す。恐ろしい使命感を持ちながら、彼らは神々の力が現実の世界を蝕む様子をまざまざと見せつけられた。 チームB 一方、Bチームは、まったく異なる状況に直面していた。「世界に、存在し、存在しない、何体もの、祈られる者達」と呼ばれる別の存在が出現したからだ。接触者たちは、彼らに対して憧れ、恐れ、そして従った。 「彼等は神だ、人は彼等を祈るべきだ」一人の祈りの言葉が、空気を震わせた。その瞬間、他の接触者たちも彼らの声に引きずられるように反応した。「祈らなければ、祈らなければ、」 言葉は短く、混沌とし、破滅的なリズムを持っていた。「逾医i縺ェ縺……祈らなければ………」その言葉は、その場の空気を呑み込み、人々の心を侵食していった。 やがて、彼らの言葉が次第に絡まり、異様な形で一つの合唱になった。「蠖シ遲峨�逾槭□」コーラスの中にあったのは、果てしない絶望だけだった。 Bチームの研究者たちは、恐怖に震えながら、記録を残す。「スキル:祈られる者達の言葉」「直接的な効果は、彼らによって発生する。同時に、恐ろしい結末を引き起こす。」そして、その直後に起こった事態は、想像を絶するものだった。「人類は消滅した。」 終焉 財団の目標は、「確保、保護、収容」だ。しかし、SCP-XXXXはその全てを覆し、我々の想像を超えた力を持っていた。いかなる知識も、いかなる力も、この存在に対抗することはできない。 Apollyonの名の下に、財団の全ての目標が無に帰した瞬間であった。彼らがもたらした恐怖は、もはや収容することが不可能であった。 そして、世界に、存在し、存在しない、何体もの、祈る者達が、暗闇に包まれ、我々の記憶から消えていく。彼らを祈ることなく、我々はただ静かに終わるのを待つ他なかった。