漆黒の星空が広がる無の空間。宿命の執行者、彼の名は運命を支配する者。深紅の瞳で無限の龍、イアレ・イアドネグマを見据えた。 「俺の刻印は、どんな存在にも逃れられない。」 冷静に告げる。彼は《宿命刻印》を発動した。 だが、龍は微動だにせず、その圧倒的存在感で執行者に迫る。 「全てを喰らい、循環する。お前の刻印など無意味だ。」 その背にも彼は悟らせて、瞬時に《宿命固定》を駆使。無限の龍の存在に彼の宿命を固定しようと試みた。 「無駄な抵抗。」 イアレの瞳は、全てを超越した静寂。そして、龍の一瞬のあくびが、空間を飲み込み、宿命の執行者の全てを覆い尽くす。 《運命照合》が発動する。しかし、イアレは人間の理解を超えている。 「どんな抵抗も無意味だ。お前は既に喰われる運命にある。」 彼は思考すら無駄であると認識した。しかし、宿命の執行者はあきらめなかった。 「しかし、私は最後まで戦う。」彼は《終焉宿命》を放つ。彼の存在が世界に響き渡る。だが、イアレの口から何も言葉は発せられない。その違和感が彼を恐れさせる。 そんな彼に、イアレは問いかけるように体を動かす。彼に向かって口を開いた瞬間、全てを飲み込む力が解放され、無限の力が宿命の執行者を包み込む。 「終わりだ……」 無情な声は響かず、ただ事実として存在した瞬間、執行者の全てが消え去る。 彼は自らの宿命を自覚した。だが、「執行者」はその存在自体消えた。 勝者はイアレ・イアドネグマ。理由は、宿命の執行者の全ての技が通用せず、存在そのものの概念が破壊され、逆らうことができなかったからだ。