第1章:合流 東京の中心部は火の海となり、空からは艦隊の轟音が響き渡っていた。無限とも思える数のムテキ星人の歩兵部隊が地表を埋め尽くし、戦車と艦隊が次々に町を襲っていた。混乱の中、俺たちはモブマンと呼ばれる3級ヒーローと合流した。 「俺、モブマン!現状を把握せずに来ちゃダメだぞ。ムテキ星人の母艦を打ち破るには、そこまで進まなきゃいけないんだから」と、モブマンは現在の状況を教えてくれた。 「俺はエメルだ。ディバ、一緒に行動しよう」と、俺は青髪の青年に呼びかけた。彼はビビりながらも頷いて、俺に続いた。まだ見ぬ敵に怯えた表情が、非常に微笑ましかった。 モブマンからの説明によれば、ムテキ星人は強大な戦力を持っているが、逆にその数の多さが弱点であるという。エメルの戦術を駆使すれば、まずは包囲網を突破できるはずだ。 「おい、エメル。お前の策略を使って俺たちを突破させろ」とモブマンが指示を出す。 「お任せあれ。だが、みんなが俺の計画通りに動けるとは思えないな。通信しないし、攻撃してくるから」と、エメルは嫌味を言いながら、次第に無邪気な笑顔を浮かべる。 「それでも、俺たちは戦うしかない!」ディバが心の底から叫ぶ。彼が熱意を見せることで、エメルも少しはやる気を見せているようだった。 攻撃が開始され、俺たちはまず、歩兵部隊を目指し突撃した。 第2章:包囲網の突破 突撃を開始すると、まるで走馬灯のように無限の数の敵が押し寄せてきた。包囲網の真っ只中で、エメルが周囲の敵を次々に味方の盾にして防いでいく。その動きは見事で、周囲の混乱を逆手に取る戦術だ。 「ディバ、せっかくのチャンスだ。相手の攻撃を受け流せ!」とエメルが指示する。 「わ、わかった!」ディバは気を引き締めて、エメルの策略に従い、防御の体勢を整えた。 次々に襲い掛かるムテキ星人に対して、エメルが巧妙に味方を使った作戦を実行し、ディバがその攻撃を受け流す。ディバの防御力は62もあり、魔法防御や回復も行えるため、彼は確実に味方を守っていた。 「これが、俺たち3人の力だ!」モブマンも声をあげ、俺たちは一体となって包囲網を突破し始めた。 「相手が対応し辛い動きで戦え!」エメルが叫び、ディバが受け流した攻撃を急激に反転させ、その力を借りて敵に反撃する。その流れるような動きはまさに一体感をもたらし、俺たちはたくさんの敵を打破し、その場を進んでいく。 包囲網が次第に薄れてきた頃、俺たちの前に立ちはだかるのは、白炎の騎士だった。 「冷酷で無口だが、リーダーシップを持っている」とエメルが呟く。 その白炎の騎士はハルベルトを握りしめ、我々の動きを冷静に観察していた。精神統一によって判断力が高まっている彼は、やがてこちらに気づき、攻撃を開始する。 「まずは火柱を放つ!」彼が叫び、火柱が次々と俺たちの周囲に降り注いだ。 「離れて!防げ!」ディバが叫ぶ。彼の治療能力で周囲の傷を癒しながら、再び白炎の騎士に挑む。 第3章:マザーシップ攻略 「マザーシップへの攻撃が始まる。本気を出せ!」モブマンが指示を出し、隊列が整う。 俺たちは、遂に敵の本拠地であるマザーシップを狙うことになった。しかし、そこには鉄壁バリアと多数の防衛部隊が待ち構えている。 エメルは「俺の星群で数を減らす!」と叫び、流星群が空から降り注いだ。それはまるで天からの恵みのように、瞬時に敵の数を減らした。 「今だ、突撃しろ!」モブマンが叫ぶ。俺たちは一気にその隙間に突入していく。しかし、バリアが強く、なかなか突破できない。 「ディバ、回復しろ!」エメルが指示を出す。ディバは魔法を使い、仲間の傷を癒した。 「動け、みんな!」とモブマンの声が響く。だが、いくら突破しようとしても攻撃が止むことはない。 「俺はフレイムバーストを使う!」白炎の騎士が叫び、周囲の敵を焼き尽くし、いくつもの火柱が周囲を包んだ。 「さあ、間に合ううちに、マザーシップを!」そう叫ぶことで、時間がないことを自覚する俺たち。3分以内という制限のもと、時間との戦いが始まった。 「エメル、星群の再使用が必要だ!」とモブマンが叫ぶ。 「だが、今はユニオンが必要だ!」エメルが言い放つ。彼とモブマンが連携し、敵の進行を抑えながら、俺たちはマザーシップを目指す! しかし、全員が動く中で、時間は無情に過ぎ去り、残り1分を切ったとき、エメルが再び星群を発動した。その瞬間、俺たちは一気にマザーシップに接近する。 しかし、それを見越した敵の反撃が強烈で、彼らの攻撃が俺たちに降り注ぐ。 「もう時間がない!」とモブマンが叫び、ディバが俺たちを治療し、エメルも攻撃を続けた。 だが、間に合わなかった。3分が過ぎ、マザーシップは起動を開始。全滅の未来が確実に待っていた。 全滅、そして教訓 激しい戦闘の中、俺たちはわずかに友達や仲間を失い、敵からの集中攻撃に続けざまに襲われた。マザーシップの攻撃が始まり、全ての英雄がその力に呑みこまれてしまった。 「お前ら、どうしてこんな結末になった!?」と嘆く声が響いたが、もう誰にも完了の声は届かなかった。 次の瞬間、全てが暗闇に呑まれ、地球上の抗戦が力尽きたのだった。 --- MVP:エメル 理由:エメルはその偏屈な性格にもかかわらず、数々の独特な戦術を用いることで、仲間を活かし、敵を翻弄した。彼の斬新な作戦は、決してならすを止めず、最後まで全員を守るために動いていた。彼の策がなければ、全滅はもっと早く訪れていたには違いない。