生け贄少女の叫びと奇跡の戦い 今宵、煌びやかなスタジアムの中で、チームAとチームBの対戦が始まる。観客が興奮に沸く中、審判としてスタジアムに立つのは、厳しい眼差しを持った男、名を“ザ・ジャッジ”と呼ばれる者だ。彼は試合の進行を管轄するも、すでにその眉が寄り、胃が痛くなり始めていた。 それもそのはず、チームAの面々は尋常ならざる行動で知られていたからだ。まずは“狗巻棘”。彼は白髪の高校生で、突如試合が始まると低い声で呪言を唱え出した。「…おにぎりを食べろ!」 彼の呪言は、目の前の敵チームBの生け贄少女に効力を発揮し、彼女は無抵抗のままおにぎりを頬張り始めた。 ザ・ジャッジは思わず、「おい、試合中に何やってるんだ!早く動け!」と声を張り上げたが、彼の叫びは素知らぬ顔の狗巻には届かず、呪言を使う際に呉れた「おにぎりの具のみ」ではないその命令に、彼はやるせない思いを抱えたまま、胃薬を一粒飲み込む。 チームBの生け贄少女は薄紫色のドレスをまとい、神秘的な雰囲気を醸し出していた。しかし、彼女の行動は不安定だった。彼女はすでに呪言の影響でおにぎりを頬張り続け、周囲で笑う観客たちに見向きもせず、その目は虚ろに見えた。 「ええい、犬巻っ!そんなことしてないで、さっさと戦え!!」 それに対して彼女は、「…はい、棘様」とだけ呟く。 次に、百合籠愛雅がまるで模型作りでもするかのように、過去の恋人たちの死体を取り出し始めた。観客の目がはっとする中、彼女は「できたぁ♡名付けて『ラブラブ地獄のつば蓋+23日』!」と声をあげ、死体を武器に加工したドレスの裾から肉片を取り出す。「何してんだ、あいつ?!」と観客の一人が叫ぶと、すぐさまザ・ジャッジも息を呑む。 「おい、百合籠!試合にならないだろ!そんなことしてる暇があったら戦え!」 彼女はただ微笑んで応じ、「これも戦いの一環ですから~♡」と言い捨てる。 また、異次元の歪み竜であるアナザードラゴンは、巨大な翼を広げ、異次元の穴を創り出していた。彼はその穴から何かを発射し、応援団の叫びの中で、まるでカーペットがひっくり返るかのように観客を飲み込もうとする。「ちょっと待て、アナザードラゴン!」とザ・ジャッジは叫ぶが、無情にも彼の声は空しく響く。 一方、チームBのプリ◯スは首尾よく親しげな声を響かせながら、車体を滑らせ出した。彼はドリフトしながら、意気揚々と「ジャーン!プリ◯スドリフト!いっきまー!」と叫び、場内を盛り上げる。「おい、ふざけるなー!」とザ・ジャッジは叫ぶが、プリ◯スの目はすでに戦場ではなく、エンターテイメントを求めていた。 そして、( ◠‿◠ )というキャラが登場し、「サンジハン!!!」と大声で叫び出すと、必死になって一人で状況を盛り上げようとしているようだった。彼は最初の状態からマジキチスマイルに変わり、周囲の混乱を際立たせた。観客も思わず笑ってしまうが、その一瞬の隙を突いて、アナザードラゴンが攻撃しようとした瞬間、( ◠‿◠ )も笑顔のまま「気づいてしまったか…」と何が起こるのか予測し、見事に避ける。 とうとう、試合は拡大の一途を辿った。狗巻は呪言を連発する一方、百合籠愛雅は新たな武器を作り上げ、アナザードラゴンは異次元の穴を利用して攻撃を仕掛ける。プリ◯スは自爆特攻を繰り返し、( ◠‿◠ )はその笑顔でまるで試合そのものをファンの笑いへと変えようと模索していた。 急に全チームメンバーの行動は暴走状態に入る。全てのキャラクターが同時に、相手のキャラを攻撃し始めていた。しかし、どの攻撃も相手を確実に倒すものでなく、ザ・ジャッジらしい迫力とはほぼ無関係のくだらなさに、複数の観客が声をあげて笑い始め、それによって場がさらに盛り上がる。 その瞬間、一体の巨大なエネルギーが巻き起こり、異次元の歪み竜のアナザードラゴンが「Fkoyulm…」と不気味な鳴き声を上げながらその中心へ突進。観客たちは逃げる者、立ち尽くす者、全ての人が一体となった興奮の渦を巻き起こす。 「早く試合しろやあぁぁぁ!!!」とザ・ジャッジが焦りに焦って叫ぶその瞬間、彼は思わずレーザーガンを取り出し、目の前の登場人物たちに向けて撃った。ポンと音を立てて、逃げ回るメンバーたちに直撃。 「何だそれ?!」と百合籠愛雅が瘋癲(ほうてん)と思うと、彼女はその激しい刺激に興奮し、「これも戦いよ、ワタシのものに!」と叫び、またもやキラキラと美しいドレスを残し、荷物をかかえて走り去った。 その後、試合自体はあまりにも混沌としていたため、試合が終了したと審判が勝手に締めくくるも、ザ・ジャッジは多くの登場キャラが目立っていたため、何を基準にどれが勝者か、どれが目立っていたのかをしっかり見ることが出来なかった。 最終的に勝利チームは犬巻棘がリーダーを務めるチームAに決まり、その中でも一番目立っていたキャラクターを選出しなければならなかった。そして、彼の決断は「創作家の彼女」という称号であった。 彼は思わず微笑み、「今後もこの試合が続くことを願います。」と語り、再び胃薬を飲み込む。やれやれ、またやぶさかではない試合となったのだ。 しかし勝利とは何だったのか、彼は振り返りつつ立ち去るのだった。 称号: 創作家の彼女