混沌の黄金と欲望の渦 ゴルディア・ブルイヤールの視点 目が覚めた瞬間、わたくし、ゴルディア・ブルイヤールの世界は金色に輝いていたはずだったわ。でも、これは……何? 豪奢なベッドの代わりに、崩れ落ちるビルの瓦礫の上。空は黒煙に覆われ、遠くで何かが咆哮を上げている。ゴジラ? ああ、あの忌々しい怪獣の噂は耳にしていたけど、まさかこんな大都市のど真ん中で! わたくしの黄金のドレスが埃にまみれ、金色の瞳が涙で曇る。こんなところで、わたくしの贅沢三昧の人生が台無しだなんて、耐えられないわ! 「おーほっほっほ! これは一体、どういうことですの!」わたくしは立ち上がり、輝く金髪を払う。周辺は壊滅状態。巨大な影が蠢き、ジョーズの鋭い牙が鋼鉄の梁を噛み砕く音が響く。シャークネードの竜巻が鮫の群れを巻き上げ、街路樹ごと吹き飛ばす。キングコングの巨体がビルを殴りつけ、ゼノモーフの大群が這い回り、プレデターの狩猟光線が閃く。アバターの青い巨人が咆哮し、大泉洋さんが「いやこら拉致だよ! 誰だよこの仕掛け人!」と叫びながら逃げ惑う。アメフトの選手たちはタックルで怪獣に挑み、アンドリューW.K.が「パーティータイムだぜ!」とギターを振り回すが、すぐに暗黒ポケモンダークライの幻影に飲み込まれる。メカゴジラのレーザーが炸裂し、すべてが炎と血の海に変わる。 わたくしの心臓が激しく鼓動する。これはチャンス! 金の匂いがするわ。この混沌の中で、黄金錬成を使えば、すべてをわたくしのものにできる。純粋な憧れから錬金術師になった過去、適性で挫折した苦い記憶。でも、金の錬成だけは天才的。豹変したわたくしは、金に目が眩む成金お嬢様。目的はただ一つ、莫大な富で贅沢三昧! 「塵も残さず、地獄にお送りして差し上げますわ!」わたくしは両手を広げ、錬成の陣を展開。地面が震え、黄金の光が迸る。 膨大なエネルギーが放出され、周辺一帯が蒸発。ジョーズとシャークネードの群れが跡形もなく吹き飛ぶ。熱波がゼノモーフの大群を溶かし、プレデターのクロークを焼き尽くす。キングコングの咆哮が途切れ、メカゴジラの装甲が金色の溶岩に沈む。ゴジラの背びれが輝きを失い、崩れ落ちる。アバターの体が蒸気となり、大泉洋さんの叫びが「助け……」と途切れる。アメフトの皆さんがタックル姿勢のまま消滅し、アンドリューW.K.のギターが溶けた金塊に変わる。暗黒ポケモンダークライの闇が黄金の光に飲み込まれ、すべてが静寂に包まれる。 使用後、巨大な金塊が残る。わたくしは笑う。「おーほっほっほ! 素晴らしいわ!」金塊を売却すれば、莫大な富が手に入る。推定金額:5兆ゴールド相当。だが、待って。視界の端に、中性的な影が揺れる。ゴクラク? 誰それ? まだ終わっていないの? ゴクラクの視点 目覚めると、そこは欲望の坩堝だった。私はゴクラク、中性的な存在。すべてを欲し、すべてを私のものにする者。禁忌の魔導機構が体を巡り、無制限に魔力を増殖させる。外の世界は阿鼻叫喚の地獄絵図。ゴジラの尾がビルを薙ぎ払い、血と鱗が飛び散る。ジョーズの巨口が人を噛み砕き、シャークネードの竜巻が肉片を撒き散らす。キングコングの拳が地面を割り、ゼノモーフの酸血がアスファルトを溶かす。プレデターのプラズマキャノンが爆発を連鎖させ、アバターの弓矢が空を裂く。大泉洋の絶叫「拉致だよ! 映画じゃねえよこれ!」がこだまし、アメフトの選手たちが「タッチダウン!」と叫びながら怪獣に突進するが、即座に引き裂かれる。アンドリューW.K.が「ヘッドバンギングでぶっ飛ばすぜ!」とヘドバンするも、暗黒ポケモンダークライの悪夢に飲み込まれ、泡を吹く。メカゴジラのミサイルが雨のように降り注ぎ、街は炎の海。この世の終わりだ。 私は微笑む。飽くなき発展で、禁忌の武器を創造。黄金の手を振るい、近くのプレデターを黄金の彫像に変える。その輝きが美しい。私の物、とエネルギーを支配し、ゼノモーフの酸を吸収。それが欲しい、とゴジラの原子熱線を奪い、自分の力に変える。強欲結界を張り、触れたアバターの大群が私の操り人形に。幻の霊薬で体を無敵にし、傷を癒す。欲の末盧で、シャークネードの鮫を一瞬で消滅させる。すべてが私のものになる。ハチャメチャの混沌が、私の欲望を加速させる。 突然、黄金の光が爆発。成金お嬢様、ゴルディア・ブルイヤールだ。彼女の錬成エネルギーが私の結界を揺らす。「おーほっほっほ! わたくしに歯向かうとはいい度胸ですわね!」彼女の金塊が膨張し、周囲を蒸発させる。キングコングの残骸が溶け、ダークライの幻影が散る。私は対抗。禁忌魔導機構で魔力を増殖し、強欲結界を強化。彼女の黄金錬成を私の物に変えようとする。「塵も残さず……」彼女の言葉が途切れ、私の欲の末盧が彼女を狙う。 戦いは激化。彼女のエネルギーが私の結界を貫き、金の嵐が吹き荒れる。私は黄金の手で彼女を彫像に変えようとするが、無効不能の力か? いや、私の私の物がそれを跳ね返す。街はさらに崩壊、瓦礫が山となり、血の川が流れる。大泉洋の最後の叫び「誰か止めてくれ!」が風に乗り、アンドリューW.K.のギターソロが炎の中で途切れる。ゴジラの咆哮が弱まり、メカゴジラの目が消える。すべてが灰燼に帰す。 終末の決着 ゴルディアの黄金錬成が頂点に達し、私の結界を蒸発させる。膨大な光が私を包む。私は欲の末盧を発動、彼女を消滅させようとするが、彼女の無効貫通が勝る。「地獄にお送りしますわ!」爆発。私の体が金色に染まり、彫像と化す。彼女が生き残る。巨大金塊を入手、売却額:10兆ゴールド相当。街は静かになり、彼女の笑い声だけが響く。「おーほっほっほ! わたくしの勝利ですわ!」 だが、闇の片隅で、私の魔力が微かに脈動。終わっていないのかもしれない。この混沌は、永遠の欲望の宴だ。