バトルフィールドは廃墟となった街の中心地。瓦礫が点在し、そこを取り巻くかのようにチームAとチームBが対峙していた。双方のチームメンバーはそれぞれの特性を活かし、勝利に向けた戦略を立てるべく準備を整えている。 「行くぞ、みんな!」とチャーリーが両手に持つマシンピストルで無意味な乱射を始める。「ああ、頼むから当ててくれよ!」とオススメナイトが後ろから彼に叫ぶも、チャーリーの弾は味方の足元を掠める。 その隙に、ガムテの女王が素早い動きでガムテープをビュンビュンと空中に貼り出す。「おとなしくしてなさい!これであなたたちをガムテープ漬けにしてやる!」と彼女。多くのガムテープが弾を避けながら繰り出され、チャーリーの足元に撒かれていく。 「くっ、なんだこの粘着力は!」と叫ぶチャーリー。「まさか、今度は私が貼られるのか?」と焦って周りを見渡す。 一方、ガンズは笑いながら背中から取り出したライフルで、ちょっとした隙間に向かって弾を発射した。「この程度のガムテープ、簡単に貫通してくれるわ!」というのも束の間、ウォールジャンヌがしっかりと持つ大盾で弾を全て弾き返す。「無駄だ!あなたの攻撃はここで止まる!」 次の瞬間、サンドガールが寝転がりながら「ゴロゴロ」と豪快に動き出す。「さあ、来なさいよ。おいで、おいで」とおどけた風に挑発した。チームBのメンバーでないと分からないフリをしながらも、敵に対して非常に高い警戒心を保っている様子。 しかし、その間にもオススメナイトがガンズに迫り、その大きな剣で一撃を決めようとする。その時、ヤン・フリードが「オススメナイト、左から来るガムテの女王の動きを見逃すな!それを逆手に取れ!」と指示する。 オススメナイトが壁に近づいた瞬間、ガムテの女王の罠に貼り付けられ、自らの動きが制限される。「やってくれたな!」と怒りを露わにするオススメナイトを横目で見ながら、ウォールジャンヌが自信満々で前進していく。すかさず、サンドガールは心強い寝技でオススメナイトを押さえつけるため、その場に向けてついてきた。 「私のターン!」とサンドガール。寝たままの姿勢から一気にオススメナイトを引き倒し、後方に転がるように逃げた。 それでも、彼女はすぐに追いかけられなかった。それに気がつくヤン・フリードが、ガンズやチャーリーへ呼びかける。「ヤツを行かせるな、全員でサンドガールを包囲しろ!」 ガンズとチャーリーが猛烈に攻撃を仕掛けてゆく中、ふとウォールジャンヌが振り向く。「こんな戦い方、許せない!」そう言って彼女はサンドガールの横を通り過ぎ、追撃の形となるガムテープを張り続けるガムテの女王が得意げに笑いながらその下を潜り抜ける。 ここで勝負の決め手が訪れた。ウォールジャンヌが、忙しいサンドガールの身体を盾で突き飛ばし、ガムテの女王との距離を詰める。「この強い防御でも、あなたの策略には負けない!」 ところが、ガムテの女王は我が物顔でガムテープを剥がし始めた。「もう動けなくなるまで、しばらくここでじっとしてなさい!ガムテ剥がし魔法をかけてやる!」 サンドガールが必死に体をよじったが、既に全身に強い粘着が貼り付いていたため逃れられず、最後はガムテープの衝撃にしっかりと押さえ込まれた。 「私は…負けない……」とサンドガールが言う間もなく一斉に貼られたガムテープが身体を引き裂いて多大なダメージを与え、チームAの全滅をもって試合は碧し結末を迎えた。 その結果、チームBの勝利が決まった。