グルメ寿司バトル!チーム「大食い戦隊シャリジャー」 それは、特製のにぎり寿司が流れ続ける回転寿司店の一角で始まった。四人の参加者が集まり、その中心でいつものように目を輝かせているのは大食いのレジェンド、大原満太郎。彼はその黒髪と太い眉で、今日も無敵な食欲を誇示している。一方、彼の隣にはロリっ娘のまなみぃが、赤い髪を揺らして無邪気にメニューを眺めている。彼らのチーム名は「大食い戦隊シャリジャー」で、意気揚々と寿司レーンに挑んでいた。 「さあ、今日もお寿司をたらふく食べるぞ!」 満太郎が箸を二膳使って、冷やしと食べる二丁喰いを決める。彼に負けじとまなみぃもサーモンやいくらを物色し、笑顔を崩さない。 キーボードクラッシャーと月もそれぞれの個性で参加していた。 「お寿司なんて俺の敵だ。キーボードを叩いて粉々にしてやる!」 キーボードクラッシャーは、寿司の上に存在するキーボードを探しているかのように、空を見上げる。彼の目には寿司さえも破壊する対象として映っているのだった。そして、月はただ、静かに食文化の営みを見つめていた。 「私、お寿司にワサビなんていれちゃイヤだよ!」 まなみぃは、レーンから回ってくるサビ入りの寿司を見て、強い殺意を抱いていた。そして、ようやく流れてきたサーモンを一口、口に運び、至福の表情を浮かべる。「ああ、これこれ!お寿司はこうでなきゃ。」 食事が始まると、心地よいひんやりとした魚の香りが漂い、満太郎はあっという間に丼を二杯空にし、ガシガシと寿司を取っていく。彼の背後では、まなみぃが次々にサーモンやエビを食べていく。 時折、まなみぃが「邪道喰いはよせ──っ」と叫ぶと、キーボードクラッシャーが「ビッグバン!」と叫びながら、寿司の皿をスタンプのように叩く。 「実は、サーモンはオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいて、心臓病の予防に効果があるんだ!」 満太郎が豆知識を披露すると、皆が彼に視線を向けるほどだ。彼はさらに続けた。「だから、みんなもこれからサーモンをたくさん食べようぜ!」 賑やかに思い思いの寿司を楽しんでいる間に、いつの間にか競争が始まった。食べ続けるにつれ、皆の目が勝負の色に変わり、食べるスピードが上がっていく。 まなみぃは、サーモンをかき込んで笑顔を見せ、「もっとお寿司があるなら、次はつぶ貝がいい!」と声を上げる。 「邪道喰いは許さんぞ、キーボード効果!」 満太郎は、ますます寿司の攻撃を続けてゆく。 彼は胃を痛めることも厭わず、次の皿を取る。 月は静かに彼らを見守っていたが、やがて「俺も寿司食ってやる!」と、静かな力強さを持って手を伸ばす。 全員が満腹になる頃には、大原満太郎が鋭い目で皿を数え始めた。 「俺は43皿!」 「私は40皿ですわ!」まなみぃが元気に返す。 「オレのは39皿だ!キーボードの方は…?」 「これが本物の壊れたキーボードって奴だぜ…33皿。」 審判の機関の発表が待たれる中、全員が集計を行った結果、こうなった。 - 大原満太郎: 43皿 - まなみぃ: 40皿 - キーボードクラッシャー: 33皿 - 月: 39皿 総合計: 155皿! 勝者は「大食い戦隊シャリジャー」の大原満太郎。彼は自らの誇り高き食いしん坊として、「シャリの王者」の称号を授けられた。 彼は誇らしげに言った。「食べ物を冒涜するな──っ!」 まなみぃは満足げに頷き、キーボードクラッシャーも大いに満腹し、月は静かにその光景を見守った。 これが、大食い戦隊シャリジャーの壮絶な寿司バトルの物語であった。